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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*34*

アレックスはアレックス家の居間へとテレポートした

アレックス
「ただいまー」

リナックス
「お帰り兄ちゃん、どうだった?」

アレックス
「パシリにされたからバックレてきた」

リナックス
「おう...いいの、そんなことしちゃって」

アレックス
「いいんだ!勇者をパシリに使うのが悪い!」

リナックス
「でもこれで魔王に呼ばれなくなったらどうすんの?」

アレックス
「うーむ...確かに、勇者なんていくらでもいるけどなぁ」

アレックス
「ま、もしもの力使えるのなんて俺くらいだし平気でしょ!」

リナックス
「どうだかね...その『もしもの力』ってどうやって手に入れたの?前に姉ちゃんに聞いたらお父さんにもお母さんにも無かった力って言うけど...」

アレックス
「そういや姉貴そんなこと言ってたな...うーん、でも他の奴等が時々取得する一時的な奴じゃなくて、生まれつきなんだよな俺」

リナックス
「なんかズルくない?」

アレックス
「そうでもないぞ、父さんは今世紀最強の無敵の勇者で、母さんは世界を震わす究極の魔導師、この二つの力がブレンドして出来たのが俺なんじゃないかな~って思ってる」

リナックス
「やっぱズルくない?」

アレックス
「血筋をズルというのはお門違いだ」

リナックス
「でもなー、私ももしもの力欲しいなー」

アレックス
「贅沢言うな!姉貴だって持ってないんだから...」

レナックス
「ただいまー」

アレックスが話していると、調度レナックスが帰ってくる

アレックス
「姉貴おかえり、こっちも調度帰ってきたところ...って、それ!」

レナックス
「え?ああ、ポテチ?売ってたから一袋買ってきたの」

アレックス
「姉貴も並んでたんかい!」

レナックス
「え?なんで?」

アレックス
「王様にそれ買ってこいってパシられたんだよ...」

レナックス
「あーなるほどね、例の格納庫に三袋くらいぶちこんでおいたから」

アレックス
「え?」

レナックス
「どうせあのポテチ狂いの事だから欲しがるだろうと思って朝潜入して他のポテチと混ぜておいたから」

アレックス
「....」

リナックス
「....」

アレックス
「俺、働き損じゃん... 」

...

一方ブライアン達ポテチを買った者は新味を嗜んでいた

ブライアン
「アレックスに奪われなくて良かった」ポリポリ

王様
「アレックス2222299999333」ポリポリ

魔王
「ところでこれ何味」チラッ


【ニュークリア味】


ブライアン
「タスケテクダサイ!」


その後爆発


END

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