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*20*
【第四話】
『もしもょぅじょ勉強会』
リナックスの宿題を手伝うことになったアレックス
他にも、勉強会はあっちこっちで...?
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アレックス
「あー...暇だなぁ」ゴロゴロ
レナックス
「ちょっとアレちゃん、休日だからってそんなにゴロゴロしないでよ」
アレックス
「だって暇だしー!魔王がなんか悪さしてるわけじゃないしー」
レナックス
「はぁ...魔王が絡まないとあんたって本当にニート状態なのね...」
レナックス
「そんなに暇ならリナの宿題手伝ってやりなさいよ」
アレックス
「えー、なんで俺が?」
レナックス
「口答えしないの、あんただってお兄ちゃんなんだから」
アレックス
「しょうがないなぁ」
...
リナックス
「うーん、うーん...」
アレックス
「ようリナ!兄ちゃんが宿題見てやろうか?」
リナックス
「え?」
アレックス
「本音を言うと俺すっごい暇なんだよ!いいだろーー!」
リナックス
「うっざ...まあいいよ、分かんないんだし」
アレックス
「おーどれどれ...」
...一方、ウィンドⅠの病室で
たくっちスノー
「この二分の一に一分の二をかける事で2×1と1×2で同じ数値となり1となる、こらが逆数だ」
ウィンドⅠ
「わぁ、凄いですマスター!」
ヒールⅢ
「逆数なんてタネが分かれば小学生でも解ける問題じゃないか」
たくっちスノー
「だからこそ今ここでウィンディに教えてるんじゃないか、簡単なことぐらいなら自分にも教えられる」
ウィンドⅠ
「もっと色々教えてください、こんな体じゃ学校にもいけないので...」
ヒールⅢ
「ウィンディ..」
たくっちスノー
「じゃあ次は小数点の計算をしてみよう」
ウィンドⅠ
「はい!」
...
リナックス
「ねー、兄ちゃん、この問題分からない」
アレックス
「ん?これは漢字の読みか」
【『恍惚』なる闇】
アレックス
(読めねぇ...!!)
一方魔王城
ニンニン
「おーい闇殿、そなたのあの名前って何て読むのでござったか」
恍惚なる闇
「あれは『こうこつ』って読むのですよ、物事に心を奪われてうっとりする様という意味を持っています」
ダーエ
「VIPRPGを見た奴の殆どが『これ何て読むんだ?』って疑問にたどり着くと思う」
恍惚なる闇
「確かにそうかもしれませんね...」