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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*60*

~ポテチスキー王国~

王様
「魔王」

たくっちスノー
「嫌です」

王様
「うるせぇはよいけ」

たくっちスノー
「黙ってろハゲオメーの所有するポテチ全部コ○ラの○ーチにすり替えてやろうか」

カレン
「いきなり喧嘩腰にならないでよ...」

エルミー
「えーと...なんかこう、近くで盗賊が暴れてるとかそういうのってありませんか~?」

王様
「そういうのは知らん、兵士に聞け」

...

ブライアン
「で、俺のところに来たってわけね...」

たくっちスノー
「ごめんねー、何か聞いていい?」

ブライアン
「おう!最近は出番多くて機嫌いいから何でも聞いてくれ!」

たくっちスノー
「この辺りで魔王以外で世間を騒がせてる物ってない?」

ブライアン
「世間を騒がせてる物?」

アミュ
「暴れるモンスターとか、そういうの」

ブライアン
「それだったらうちでも手を焼いてる奴がな...」

カザヤ
「あるんだ」

ブライアン
「ああ...それは」

兵士
「隊長!」

ブライアンが話す最中、負傷した兵士が部屋に入ってくる

ブライアン
「どうした!?」

兵士
「来ました...ハガネドラゴンが!!」

ブライアン
「何!?くそっ、遂に王国にもやってきたか!」

エルミー
「えっ、ハガネドラゴン?えっ?」

ブライアン
「説明は後だ、付いてこい!」

...

ブライアン達は馬車を走らせ目的の場所へと急ぐ

ブライアン
「三日前、俺が兵士達と山に遠征に行ってたときの事だ...そいつは突然俺たちの前に現れた」

たくっちスノー
「そいつ?」

ブライアン
「ああ、普段見たことも聞いたこともない...変わった奴、体が銀色で硬いから俺がハガネドラゴンって名付けたんだ」

カレン
「そのハガネドラゴンって奴がこっちに来るって?」

ブライアン
「ああ...くそっ、アレックスは今海にいる、俺達が国を守るしかない!」


「そんなとんでもないのがやってくるなんて...」

【キイイイイイイインッ!!】

突然、空の上から耳障りな金属音が鳴り響いた

リニャ
「ンニャッ!!」

カレン
「な、なにこの音!?」

ブライアン
「向こうから来たか!」

ブライアンが空を見上げると...瞳のないドラゴンのような形をした金属体が空を飛んでいた

たくっちスノー
「なんだよあれ....」

エルミー
「あれって...竜?」

カザヤ
「生き物なのかな...あれ...」

たくっちスノー
「あんな怪物...RTP界じゃ見たことないぞ!!」

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