完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*61*

ハガネドラゴン
【キイイイイイイインッ!!】

たくっちスノー
「ブライアン、あいつってどんな奴なんだ...?」

ブライアン
「とてつもなく硬いんだ、俺達の剣が折れるくらいに」

エルミー
「私に任せてー!」

エルミーは風から斧を形成し、ハガネドラゴンの方へと投げ飛ばすが...

ハガネドラゴン
【キイイイイイイイ!!】バッ!

ハガネドラゴンが放つ金属音が風を掻き消してしまう

カザヤ
「想像以上...かな」

たくっちスノー
「ならば特攻!もしもの力を受けてみよ!」

ハガネドラゴン
【キイイイイイイインッ!!】バッ!

たくっちスノー
「うおっ!?」


たくっちスノーはハガネドラゴンへと突進するが、突如バリアのようなものが展開され弾き返される

ブライアン
「お、おい大丈夫かよ!?」

たくっちスノー
「ま、マジか...もしもの力が跳ね返された」

ブライアン
「嘘だろ!?あの力が!?」

エルミー
「大勢で飛び込めばなんとかなるかも」

たくっちスノー
「そうか、よし今度は全員で!!」

今度はオリキャラ達を引っ張って突っ込むが、ハガネドラゴンのバリアのようなものは破れない

たくっちスノー
「かった!!体もだけど中々の防御力だ!」

たくっちスノー
「ていうか、『もしもの力』が効かないとか嘘だろ!?」


「当たらなければどうということないって奴かな...」

ハガネドラゴン
【キイイイイイイインッ!!】

たくっちスノー
(こちらの最強設定を寄せ付けない、この世界に存在しないドラゴン...まさか、こいつは)

カレン
「ちょっと、危ない!!」

たくっちスノー
「えっ?」

たくっちスノーが後ろを振り向くと、ハガネドラゴンが大きく口を広げ目の前に...

魔王
「ハアアアッ!!」

その瞬間、ハガネドラゴンの頭上に魔王が現れ口がたくっちスノーに入る前に頭部を叩き潰した!

ブライアン
「魔王!?」

アミュ
「この人が!?」

魔王
「ようやく仕留めたぞ...」

ハガネドラゴン
【グ、グギグ、カ】

たくっちスノー
「...まだ生きている!!」

魔王
「ダークネスⅢ!!」


魔王はすかさず闇魔法でハガネドラゴンを木っ端微塵に消し飛ばした

魔王
「これでよし...」

リニャ
「にゃー?」

ブライアン
「...魔王、今回ばかりは礼を言っておくぜ」

...

そして...

たくっちスノー
「じゃあ、魔王もあのドラゴンを追いかけてたんですね」

魔王
「ああ、恍惚が見たこともないドラゴンを発見したと言ってな、追いかけてみればこの有り様だ」

カザヤ
「新種...?」


「そういうモンスターって魔王が作るんじゃないの?」

魔王
「いや、魔物も動物のように独自の生態を盛って野外で生きているはずだが...」

たくっちスノー
「...カザヤさん、皆を一旦あの病院に送っておいて、傷だらけの兵士と一緒に」

カザヤ
「...君は?」

たくっちスノー
「すいません、僕はちょっと用事が出来たので後で...」


...

たくっちスノー
「鋼の怪物...また、時空関連の事件かな」

たくっちスノー
「どうして僕が絡むと、こうも面倒なことが起きるのかな?」

『もしも、謎の生物が現れたら』

『もしも、最強じゃなかったら』

『もしもマガイモノだったら』

END...?

60 < 61 > 62