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*5*
ブライアン
「へー、別の世界から!」
ラルフ
「ところで、この世界の魔王ってどんな悪事を?」
ブライアン
「あー、それは魔王が王さまのポテ...」
アレックス
「魔王はな、この城の食料を盗んでいったんだ」
ラルフ
「食料を...確かにそれは許せない!」
ブライアン
(おい、食料といってもポテチだぞポテチ!)
アレックス
(嘘は言ってないだろ!あの新米勇者の顔を見ろ!)
ラルフ
「あれが魔王城...なんて大きいんだ...」
ラルフは段々見えてくる魔王城の影に身震いしていた
アレックス
(同じ勇者としてあの純粋な心を汚すわけにはいかないんだ!俺のプライドにかけて真面目なもしもを演じる!)
ブライアン
(そんなこと出来るのかよ!?)
アレックス
(大丈夫!あいつらなんだかんだでノリはいいから!)
アレックス
「さて、もうすぐ魔王城が見えてくるが準備は良いか?」
ラルフ
「はい!」
ブライアン
「突撃だー!!」
...
アレックス
「ラルフ、この先には大量の魔物が待ち構えている...よく見ておくんだぞ」
ラルフ
「はい!」
ブライアン
(あいつもよくやるよ...)
メカゴーレム
「おーーっと この先には」
メカゴーレム
「って、今回はやけに多いな」
アレックス
「スターライトⅠ」
メカゴーレム
「結局こうなるのね」
アレックスは光の魔法でメカゴーレムを吹き飛ばす
ラルフ
「す、凄い...下級の魔法であんなに強そうなモンスターを倒した...」
ブライアン
(まぁアレックスってあの魔法しか出来ないんだけどな)
アレックス
(それバラしたら二度と冒険できない体にしてやるからな)
ブライアン
(なにそれこわい)
...
アレックス
「でりゃああああああああ!!」
ドドドドドドドドドド
アレックスは群がってくる魔物達を触れるだけで吹き飛ばしていく
ラルフ
「なんて強いんだ、この世界の勇者は...」
ブライアン
(カッコいいところ見せたいならもしもの力使うなよ!)
アレックス
(先輩風吹かせたいんだからいいじゃん別に!)
ブライアン
(あいつの盾役任せられたんだからこっちにも寄越せよ!)
ドラゴン
「フフフフ よくぞ魔王城」
バキッ
ドラゴン
「カキコでも吹っ飛ばされて終わりですかそうですか」
アレックス
「尺が足りないもんでね!」