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マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ファンタジー 配信者 
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イエティ
「はぁ、はぁ、はぁ...」

魔王
「当分、奴のところには戻れないな...」

コウモリさん
「おーおー、魔王様じゃんかどうかしたか?」

雪女
「あ、魔王のコウモリ!」

コウモリさん
「おっす、ジョギング動画かなにか?」

魔王
「コウモリか...ちょっと遠くに行きたいのだが」

コウモリさん
「なんで?」

雪女
「ジャガーがお休みだってさ!祝日だからって」

コウモリさん
「祝日?」

雪女
「おう!ジャガーが魔法をバーっと唱えたらな!カレンダーが赤色になって祝日になったんだよ!」

コウモリさん
「...ほう?ジャガーのやつ、もうあの力を使ったか」

魔王
「何か知っているのか!?」

コウモリさん
「おう、それでどちらに向かうかね」

魔王
「...リザードマンの所は?」

コウモリさん
「ダメだな、奴に先回りされる...俺に任せろ」

雪女
「どういうことだ?」

コウモリさん
「後で話すさ、ほいっと!」

コウモリは魔法で魔王達を遠くへ転送する


...

しばらくして、

ジャガー
「魔王様?居ませんね...」

ジャガー
「おかしいですねぇ、魔王様は必ずここに来て、その後リザードマンの所に行くはず」

ジャガー
「なのに履歴には向かった痕跡は...」

【世界は自分勝手を否定する】

ジャガー
「...なんなんですか、この声」

ジャガーの脳内に、声が流れていく

ほぼ必ず、不定期に流れ込む

ジャガー
「...疲れてるのでしょうか、魔王様がヘルチューバーになって以来、ドタバタ続きですからね」

ジャガー
「それに...雪国がどうとか、僕の知らないところで...」



ジャガー
「軌道修正がメイドウィンの役割です」


【変えろ、運命を】

【だが今はその時じゃない】

...

一方その頃

みぃ
「えーと、今日やる実況どうしよっかなー」

みぃ
「面倒だし今日もみぃクラでいいかな」カタカタ

みぃ
「最近はバカゲーも中々見つからないしなぁ...大物になると実況出来るゲームも限られてくるし」

みぃ
「最近買ったこのゲームをヘルチューブ専用にして...と、さーてみぃクラ進めていこう」

シュンッ!!

コウモリさん
「失礼するぜ?」

みぃ
「ひいっ!?」

コウモリ達は、みぃの居る事務所へと転送する

魔王
「む、確かあのときの」

みぃ
「ど、どうしたの急に!?転送されてくるとびっくりするんだけど!」

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