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マモノチューバーズ!全てはゼロのままに(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 105ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ファンタジー 配信者 
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*3*

魔王
「そうか...それでだ」

魔王
「ヘルチューバーは主に何をするんだ?」

ジャガー
「知らないんですか?」

魔王
「ちょっと動画を見ただけで...」

ジャガー
「ヘルチューバーにやり方はありません、個人の特技を投稿する場ですからね」

ジャガー
「ただし!魔王様ともあろうお方が他人に迷惑をかけて、アカウント炎上だけは避けてくださいね」

魔王
「あ、ああ...気を付ける」

ジャガー
「商品は僕が『akumazon』で買っておきますんで、やりたいことがあったら言ってください」

魔王
「うむ、そうだな、えっと...」

ジャガー
(...ただ、今まで何も学んでいない魔王様に、突然バラエティをやらせろというのも無理がありますか)


ジャガー
「魔王様、少々お待ちください」

魔王
「あ、ああ...」

...

ジャガー
「たくっちスノー、聞こえてますか、たくっちスノー?」

【う、うん...】

ジャガー
「ちょっと用があるので来てくれないでしょうか、魔界まで」

【あ、ああ...また魔王様の事で何か?】

ジャガー
「まぁそうですね...実はこういったわけで」

【なるほど把握...で、自分の力が必要と?】

ジャガー
「貴方、そういうことに詳しいですからね」

【うーん...すいません、今は来れないんです】

ジャガー
「何故ですか、貴方むちゃくちゃ暇でしょうに」

【今は別世界に行けないんだ】

ジャガー
「何処いるんですか」

【病院】

ジャガー
「病院!?なんでんなことにいるんですか!?」

【ちょっと、精神的なリハビリを勧められて...当分出てこれないんだよ】

ジャガー
「貴方はいつも肝心なときに役に立たないんですから...!!」

【心配はいりません、代わりの人を呼べますので】

ジャガー
「ええ?代わりの人?」

【はい、ユーチューバーですけど...自分よりは役に立つ人ですよ!】

ジャガー
「貴方よりは...ですか、まあいいでしょう、一応お大事に」

【あの、一応ってどういう意 プツッ


ジャガー
「はぁ...あの人相手にするの面倒なんですよね、何用意してくるんだろ」

...

魔王
「どうにかなるか?」

ジャガー
「まぁなんとか、信用は出来ませんけど」

魔王
「そうなのか、何故信用できない奴に電話した」

ジャガー
「だって...性格以外は完璧ですし...」

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