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*88*
~結界~
アン
「なぜ入っちゃいけないの?」
アイム
「大事な話をしてるから邪魔寸なだってよ」
ユイ
「ふーん...じゃ、どうする?」
レフィトア
「またakumazonが元通りになったし、何か買う?」
リッキー
「何か面白そうなもの売ってる?」
アイム
「そうだなぁ...」
...
魔王
「.....」
零代目
「黒影の愛を『恋愛ゲーム』とするなら、ジャガーの愛は『育成ゲーム』だ」
コウモリさん
「あいつらの愛はゲーム感覚に過ぎないんだよ、エンディングがくれば、そこで終わり、次のゲームが始まるんだ」
零代目
「つまりな、お前いずれ捨てられるぞ」
魔王
「.....何故言い切れる?」
魔王
「奴は、我の事をあんなに想っていたのだぞ?」
魔王
「城で...奴が、どれほど愛してくれたか」
零代目
「それはジャガーに作られた記憶にすぎない」
魔王
「何を...!!」
零代目
「歴史改変は、強い説得力が無ければ根深く侵食することは出来ない」
零代目
「詰めが甘かったな...茶色」
コウモリさん
「まぁそれはいいか、さっさとジャガーの封印を解いてやろうぜ」
零代目
「そうだな...そうするしかあるまい」
魔王
「...我は、お前たちの操り人形ではないぞ」
コウモリさん
「当たり前だろ?ああそうだ、パソコン持ってきたぞ、カメラも...あと欲しいものあるか?」
魔王
「今更媚を売るな」
コウモリさん
「売ってねーよ、後で色々使うんだよ」
魔王
「...」
零代目
「あの白いところは歩いても問題ない」
魔王
「分かった」
...
魔王は窓から事務所を降り、ジャガーが入っている水晶へと近付いてくる
魔王
「この中に、ジャガーが...」
零代目
「ああ、お前が望むのであれば、すぐに解いてやろう」
コウモリさん
「どーするよ魔王様ぁ?」
魔王
「無論、すぐに解く」
零代目
「今までの流れからして、そう言うと思ったさ」
コウモリさん
「...なら、選択しろ、今後の未来を」
魔王
「未来?」
零代目
「...そう、未来だ、これから先に二つの選択肢がある」
【ジャガーと共に暮らし、奴のオモチャに成り果てるか】
【ジャガーを監理局につきだし、平和を掴みとるか】
スレンダーマン
【二つに1つだ、お前のやりたいようにやれ】
スレンダーマン
【第十四話、二つの未来】