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のび太戦記ACE アナザールート『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 
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第十五話
【この戦いを制するのは『誰』か】

たくっちスノー
「なんだよあれ....」

零児
「衝撃的な物が連続でついていけないぞ....」

ミカヅチ
「あいつめ....世界神様から授かった力をこんなことに...!!」

ミカヅチ
『チートってその気になれば惑星作れるんだな』

black
「流石にこれはまずい」

のび太
『勝手にこういったものを作るというのは、やはり時空監理局的にはまずいんですか?』

ロストメイドウィン
「どうだった?局長さんよ」

たくっちスノー
「時空移動もそうだけど、うちで資料とか作って許可さえ降りれば問題ないんだよ」

スネ夫
「じゃあ、無許可で作ると...?」

Sonic.exe
「時空移動法違反に基づき、800万の罰金、800年以下の懲役、またはその両方の刑に処せられる」

小牟
「い、意外と厳しいんじゃのう...」

たくっちスノー
「時空規模ともなると犯罪者もあらゆる事をしでかすからね」

ロストメイドウィン
「だが二年前の俺、これのおかげで奴を正当な理由で捕らえる事が出来るぞ」

チーズパイダー
「あ、たくっちスノー様!あれ見てくださいよ!」

アナザードラえもんを映したビジョンは次々と戦闘機や戦艦を呼び出してくる

そして....大きな大陸を召喚した


「あれはもしや俺が侵入したヘリオスの本部.....」

ミカヅチ
『おいおいおい本気でぶっ潰すつもりだよあいつ』

black
「向こうも相当腹を立てているみたいだな、上手くやれば向こうも壊滅出来るだろう」

ヒールⅢ
「それが簡単に出来れば苦労はしないがな...見ろ」

惑星も、外からどんどんドラゴンや、人形兵器...フレームギアの量産機が続々と現れてきたのだ

カイザー
「....なぁ、この状況って嫌な予感しかしないんだが」

冬夜
「こ、これってまさかぁ...」

たくっちスノー
「....exe、運転代わって」

Sonic.exe
「サー」

ヘリオス軍とフレームギアのミサイルの雨が飛び交い始めた!!

あっちこっちが爆発するなか、のび太達の戦艦はミサイルや壊れた兵器の残骸から逃げながら飛び回る!


ミカヅキ
「な、なんだ!?突然互いが攻撃し始めたぞ!?」

零児
「これはもはや喧嘩なんて規模ではない...戦争だ!」

たくっちスノー
「どいつもこいつもキレやすいなぁもう!!」

チーズパイダー
「まずいよ完全に巻き込まれちゃったよ!!」

のび太
「ど、どどどどうするの!?このままじゃやられるよ!!」

たくっちスノー
「とりあえずこの戦艦はちょっとしたことでは墜ちないけど...このままじゃやばいかも」

スネ夫
「ギャー!!ちょっと、前、前!!」

そんなことを言っていると、誘導ミサイルが目の前に飛んでくる!

たくっちスノーは即座に右手を掲げ魔法を唱えた

たくっちスノー
「クリムジアータァァァァ!!!」

たくっちスノーは火魔法でミサイルを爆発させる

たくっちスノー
「あ、あぶなかった!!心臓止まるかと思った!!」

ミカヅチ
『マガイモノに心臓はねぇっすよ?』

たくっちスノー
「例えだよ例え!」

ウィンドⅠ
「マスター、既に魔法が使えたんですか...?」

たくっちスノー
「正確に言うと自分の中にいる姉の魔法だけどね!」

ロストメイドウィン
「あ、また来た」

休む間もなく、フレームギアの一体がこちらに銃を向けてきた!

スネ夫
「もう一回さっきのやってよ!!」

たくっちスノー
「マナが足りません!!」


「サザンカ!」

サザンカ
「任せて....うりゃあ!」

サザンカはエレメント能力でフレームギアの一部を錆び付かせ、浮力を落とした!

しかしフレームギアや戦闘機はどんどん増えていく!!

ジャイアン
「くそぉ!これじゃキリがねぇ!!」

のび太
「ねぇ!こっちにもロボットって無いの!?」

たくっちスノー
「ロボットを借りる許可を貰う書類を発行している暇はないし....」

リーン
『こっちにもフレームギアがあるにはあるけど...ちょっと待ってて』

アナザーリーンは無属性魔法で渦を出し、一時的に先程の世界へと戻った

サザンカ
『私の乗っていたアクエリオンも錆び付いたからなぁ』

ジャイアン
「なんでもいいから何かあれば用意してくれ!!」


「....サザンカ、錆び付いたのはお前のだったな、こっちの世界のものを用意すれば良いんじゃないか?」

サザンカ
『あっ、なるほど!...ちょっと待って!アレ確か三人乗りよ!』

オールディス
「そいつに乗るための条件って何があるんだ?」

Sonic.exe
「エレメント能力者である必要が...」

ロストメイドウィン
「ムニャウとリーミナの能力ってある意味エレメント能力に近くないか?」

たくっちスノー
「幻覚作用に反射か...まぁ、使えなくもないけど...」

ムニャウ
「いやいやいや、ぶっつけ本番で乗り込めとか冗談も大概にしろにゃむ」

リーミナ
「むむむ、無理ですよ...私が...そんな....」

サザンカ
『大丈夫よ!アクエリオンの操縦は基本ノリで何とかなるから!』

ムニャウ
「そ、そうは言われても....」

サザンカ
「嫌がってる場合じゃないよ、私達しか出来ないのならやるしかないわ!」

リーミナ
「は、はいい....」

Sonic.exe
「T、アクエリアマシン三機を転送する書類、時間がないからサクッと書いたぞ!」

たくっちスノー
「よし!アクエリアマシン転送!!」

たくっちスノーが書類に判を押すと、時空の穴から三機のマシンが降りてきた!


ルミィ
「ところでどうやって乗りますの?」

たくっちスノー
「エレメントチェンジ!サザンカ・ビアンカ、ムニャウ、リーミナ!」

サザンカ
「ええっ、ちょ、何!?」

リーミナ
「な、何が起きて...」

たくっちスノーが叫ぶと、サザンカ達の姿が消えた

たくっちスノー
「よし!向こうは大丈夫だろう、後は...全力で逃げ回れー!!」

わてり
「ちょっとー!?この戦艦に武器とかないんですかー!?」

たくっちスノー
「安物だから豆鉄砲程度の機関砲しかない!」

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