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のび太戦記ACE アナザールート『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 
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*19*

~ポテチスキー城~

兵士
「武器は装備しないと意味がないよ」

ドーパント
「我々は何を装備すれば...」

ヴィーテ
「ネジ使う?」

ドーパント
「ネジですか?」

たくっちスノー
「ヘボット世界のネジはお前んとこのガイアメモリみたいに便利なんだよ」

ドーパント
「ははあ、考えておきます」

ヴィーテ
「いよいよここの王さまに会うのね...」

ムニャウ
「あんた姫でしょ、どうにか話せないかにゃむ」

ヴィーテ
「姫と言っても単なるキャラ付けだし...」

たくっちスノー
「キャラ付けとか言うな」

ドーパント
「長、王さまに対する礼儀作法は...」

たくっちスノー
「もちろんばっちりだ、数日前まではとある王さまと仲良く暮らしてたんだからな」

ムニャウ
「そうか、ムニャウ達はこの世界のこと知らんし任せるにゃむ」

たくっちスノー
「よーしよし!じゃサクッと聞いてくるからよ!」

たくっちスノーは気楽そうに王室へと入っていく

オールディス
「大丈夫なのか....?」

ドーパント
「長はこういう事の知識量ならメイドウィンで一番と自負しております」

ウィンドⅠ
「そういう知識って役に立つのでしょうか...」

たくっちスノー
「ただいま!!」

ムニャウ
「早かったにゃむね、本当に話付けてきたにゃむか」

たくっちスノー
「おう!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
王さま
「魔王」

たくっちスノー
「把握!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

オールディス
「この掛け合いの何処が話付けてきたんだ!?互いに二文字しか喋れてないじゃないか!!」

ウィンドⅠ
「いえ、王さまの『魔王』には『ちょっと魔王倒してこいや、魔王がわしのポテチを食べたんじゃ』『把握』には『把握した』という意味合いがこめられていましてね」

オールディス
「魔王倒しにいく理由しょぼっ!勇者の方に至っては本当に把握しただけじゃないか!」


オールディス
「そうじゃないだろ!魔王を倒すことより今はネジルだ!もう一回行ってこい!」

たくっちスノー
「はいはい...」

たくっちスノーは渋々と王室へと戻る


ヴィーテ
「.....」

ドーパント
「どうかしました?」

ヴィーテ
「ツッコミって中々見る事無かったけど、結構楽しいなーって」

オールディス
「言う方は結構疲れるんだけどな...」

たくっちスノー
「ライダー助けて!」

王室から兵士に捕まりかけたたくっちスノーが飛び出してきた

オールディス
「今度は何があった!?」

たくっちスノー
「何もしてねぇよ!王さまに『いもチンとかいうポテトスナック好きな王子様見ませんでしたか』と聞いたら反逆者って!!」

ウィンドⅠ
「マスター!ポテチスキー王国はおやつにポテチを食べないものは反逆者として扱われるんです...その上なんかポテチと似てるポテトスナックを食べているものは重犯罪者として扱われるんです!」

ヴィーテ
「そんなキノコとタケノコのお菓子みたいな!」

オールディス
「ここの王さま、どんだけポテチ好きなんだ...いや、そういう系はネジルも大概か」

ムニャウ
「ていうかこっち来てないにゃむか」

ウィンドⅠ
「え、これ私達も捕まえられるんですか!?」

アイスⅢ
「この大人数を牢屋に入れるなんて、本当に苦【労や】ー! 」

ビュオオ

アイスⅢのダジャレで兵士が凍りついた

たくっちスノー
「ナイスだ!」

ムニャウ
「ていうか勝手に出てくるなにゃむ」

ウィンドⅠ
「」チーン

オールディス
「牢屋の鍵を探すぞ、あいつは間違いなく牢にぶちこまれてる」

.......


「やれやれ、突然送り出されたかと思ったら、メイドウィンだの何だの...今回の世界は少し変わってるな」



「マガイモノライダードーパント...か、仮面ライダーとは少し違うみたいだが、様子を見てみるか」

【attack raid】

【テレポーテーション】


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【次回予告】

時空の乱れ...ヘリオスの動きを【異世界はスマートフォンとともに】のメイドウィン『天背院ミカヅチ』は勘付いていた

ミカヅチは自身の世界を守るため、竜神ミラとレウォルを引き連れ、異世界へと降り立つ....


そしてこの世界に住む青年『望月冬夜』も、同じく....

次回、プロローグ3
【異世界に『スマートフォン』は必要なのか】



ミカヅチ
「申し訳ありませんが、貴方の能力は期限切れです」

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