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*82*
たくっちスノー
【へー、貴方もスマホ太郎の世界や人生が気になるようになったんですね】
ミラ
「貴方は現実世界(リアルワールド)、ミカヅチで言うところの人間達の前世の世界の管理人よね?それなら何か知ってるでしょ?」
たくっちスノー
【....ああ、うん、でもさ、知らない方が良いことだってあるよ?】
ミラ
「いいから」
たくっちスノー
【....ああ、自分はラノベ、及びウィキペディアという形でこの先の未来を知っているんだ、これは天背院には秘密にして】
ミラ
(どんどん私の中の秘密が増えていく...)
たくっちスノー
【あいつは将来、自分のような王さまになるよ、9人の嫁を引き連れ、大きな国を作る!】
たくっちスノー
【道中、謎の強大な敵が現れるが、そこも大丈夫、フレームギアというロボット兵器に乗り込み、なんかダガーをブスブスする作業に移ります!】
ミラ
「ふざけてる?」
たくっちスノー
【大真面目だよ!本当にそうなるの!!】
ミラ
「はいはい...」
たくっちスノー
【他に質問は?】
ミラ
「実はね...ブリュンヒルドって単語に対してなんだけど」
たくっちスノー
【ブリュンヒルド?アレがどうかしたの?】
...
たくっちスノー
【ブリュンヒルド...帝国!?公国じゃなくてかい!?】
ミラ
「ええ」
たくっちスノー
【お、おかしいなぁ...まさか、時空がおかしくなったのか?】
ミラ
「ブリュンヒルドはどんな国なの?」
たくっちスノー
【ブリュンヒルドは...将来、スマホ太郎が公王となる国だよ】
ミラ
「えっ」
たくっちスノー
【自分もそこら辺はアニメになってないからよく知らないけど...もしかしたらアナザーワールドに関係しているかもしれない、注意してくれ!】
ミラ
「了解よ」
...
レウォル
「彼は何と?」
ミラ
「アナザーワールドに関連している可能性があると言っていたわ」
レウォル
「それなら向かう必要があるな...ミカヅチ、準備は出来ているか?」
ミカヅチ
「ええ、冬夜達を追いかける必要があります」
ミラ
「今ならまだ間に合うはず、急ぎましょう 」
ミカヅチ
「ええ。」
一方その頃、ブリュンヒルド帝国
帝国の城の庭は、数多くの墓標があり、その墓に刻まれている名前には、リーンには覚えがある名ばかりだった
リーン
「こんなに....」
冬夜
「嘘だろ?リーン、これは...」
冬夜が指を指した、二つの名が刻まれた墓、そこにはこう書かれていた
【リンゼ・シルエスカ】
【エルゼ・シルエスカ】
【ここに眠る】
リーン
「リンゼとエルゼって...確か貴方のよく側にいた女二人よね?」
冬夜
「ああ、誰がこんな趣味の悪いものを...」
『それは決して冗談で作られた物ではないわ』
冬夜
「!!この声は!」
『彼女達はこの国に殺された、彼女だけじゃない、ここにある墓は皆そう』
『帝王に殺されたも同然よ』
リーン
「...あんたの見た目こそ冗談に感じるわよ、ねぇ?」
リーン
『そうかしら?でも実際に二人いるのだからしょうがないじゃない』
冬夜
「...アナザーリーン、ということか」
冬夜は二人目のリーンを見て察した
この国はアナザーワールドの物だと
アナザーワールドのリーンはこちらとあまり変わらないが、常に目を閉じており、左腕が存在してなかった
そしてヘリオス本部では...
プロローグ以来出番の無かった士(つかさ)は、ここに居た
士
「ヘリオス...プロジェクト・ネオセンチュリー...面倒な事になってきたな」
士
「合流する必要があるな、あのたくっちスノーという生き物に」
そんな時、ヘリオスの兵に見つかり銃を向けられる
「な、何だ!?ここを何処だと思っていやがる!!」
士
「おっと、見つかってしまったか」
「どうやって我らのアジトに侵入した!?お前、一体何者だ!?」
士
「通りすがりの仮面ライダーだ...覚えとけ!」
士はベルトにカードを入れる
【kamen ride】
士
「変身!」
【ディケイド】
ベルトからカードが数枚現れ、顔に重なりバーコードのようになっな
「こ、こいつは....」
ディケイド
「...よし、少し暴れるか」
「世界の破壊者、仮面ライダーディケイドだァ!!逃げろ!!」
ディケイド
「よし...いくぞ!」
【attack ride】
...
『次回予告』
冬夜
「アナザーワールドの僕はどうなっているんだ!?」
リーン
『私の世界のあいつに会いたいの?』
リーン
「貴方のその姿からして、嫌な予感しかしないけれどね」
リーン
『まぁその通りね、今の彼は恐ろしい暴君』
リーン
『私には人を見る目が無かったわけね』
次回、『第九話』
【もう一人の冬夜は『何者』なのか】
冬夜
『まるでチェスだな、キングが死ねばその場で終わる』