完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~
*89*
『第十話』
【エレメント能力は『何ゆえ』消えたのか】
ドーパント
「ムニャウ様、ムニャウ様?」
ムニャウ
「...ん、にゃむ...」
わてり
「あ、目が覚めましたか」
ムニャウ
「ん、お前は確かあの狼の魔法の...」
わてり
「はい、わてりです。」
ウィンドⅠ
「良かった、目が覚めましたよ先生!」
ヒールⅢ
「そうか、あと数分ほど目覚めなかったら私特製の漢方でも飲ませる予定だったが」
ウィンドⅠ
「永眠させる気かコノヤロウ」
ムニャウ
「...あれ、こんだけにゃむか」
ドーパント
「ええ...どういうわけか、長達の姿が見えません」
ヒールⅢ
「我々のマスターがどこにもいないということだ」
ウィンドⅠ
「唯一いるのがアイスⅢのマスターであるムニャウさんのみで...」
ドーパント
「そういえばアイスⅢは?」
ムニャウ
「ダジャレが寒いから出したくないにゃむ」
ドーパント
「そうですか...ヒートメモリがありますので平気だとは思うのですが」
ムニャウ
「そういう問題じゃないにゃむ」
わてり
「それにしても、ここは一体何処でしょうか」
ウィンドⅠ
「静か...ですね」
回りを見渡すが、辺りに大きな学校らしき建物は見えるが、人の声は何処にもなかつた
ヒールⅢ
「見たところ学園のようだが、人はいないみたいだな」
わてり
「休校日かな?」
ムニャウ
「ま、何か見つかるはずにゃむ...面倒だが動かないとどうにもならんし行くにゃむよ」
ドーパント
「ええ....」
『あれは、ドーパント?...ならば、奴が...』
PR