コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 君は太陽
- 日時: 2010/07/20 15:28
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
初めまして。
時雨とかいてしぐれといいます。
初小説なので上手くかけないかもしれませんがよろしくおねがいします。
注意
これは恋愛系じゃなく友情系です。
登場人物
叶 美夜(かのう みよ)
とある中学に転入してきた転入生。
主人公。
過去につらい思い出があるため人が苦手。
山守 鈴音(やまもり すずね)
そこらへんにいる普通の女の子。
美夜の前の席。
明るくてやさしい。
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- Re: 君は太陽 ( No.2 )
- 日時: 2010/04/05 18:16
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
1話
「今日からこのクラスの仲間になる叶 美夜さんです」
先生が私に一言どうぞ、という。
「叶 美夜です。よろしくお願いします」
想ってもない言葉をはく。
私の席は廊下側の一番はし。席まで行く間に何人かの人に声をかけられた。
席についてから休憩時間になり何人かの人がはなしかけにきた。私はただ何もきかずほかのほうをむいてはなしおわるのをまった。
みんな、私があまり話さないのは初日で緊張しているのだと思ったのだろう。またね、とはなれていった。
だが。
「緊張じゃないよね」
前からこえがした。
「叶さんだよね。ああいうのやめたほうがいいよ。あ、私ね山守 鈴音っていうの。よろしくね」
手を出されたが私はその手を握らなかった。
- Re: 君は太陽 ( No.3 )
- 日時: 2010/04/05 18:42
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
2話
山守鈴音の第一印象はやな人、だった。
私の心を読む邪魔な人。
周りの人には少し人気がある。性格がいいとか。
なんとなくわかるきがする。
こういう人を嫌う人はあまりいない。
だけど、好きじゃない。
これは、他の人にとってもだ。
私はこれまで一人でいた。
きっと、これからも。
それくらいあの過去は私を縛り付けた。
- Re: 君は太陽 ( No.4 )
- 日時: 2010/04/05 19:01
- 名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)
初めまして☆*°
友情系の小説って、ここでは珍しいですよね!
美夜ちゃんの過去に何があったのか、気になります!
更新頑張ってください^^
- Re: 君は太陽 ( No.5 )
- 日時: 2010/04/05 19:04
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
泥棒猫さん、ありがとうございます。
これからもがんばります。
- Re: 君は太陽 ( No.6 )
- 日時: 2010/06/14 22:03
- 名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)
3話
転入してから十日がすぎた。
ある日の学校の帰り道。
図書室で本を読んでいて下校時間をすぎていたので、外はすっかり暗くなっていた。
月明かりが照らす夜の道。
こういうのは嫌いじゃない。
静かな町、暗い風景、そして
目の前にいるクラスメイト。
「・・・・・・なにしてるの。山守さん」
鈴音は私の顔を覗き込むようにしてたっていた。
そのおかげでさっきまでのきれいな風景が全くみえなくなった。
「散歩だよ。美夜ちゃんもどうしたの?学生服で」
親しくないのに名前でよばれた。きにはしないがあまりいいとは思わない。
「学校にいた。本を読んでたから」
やさしく問いかけてきたのにたいしてきつくいった。
私は何も言わずにその場を離れようとしたが
「あ、まって」
呼び止められた。
「おくっていくよ」
それは、鈴音にとってはやさしさのつもりなのだろう。
でも、そのやさしさをうけとることが私にはできなかった。だから、鈴音はただ横を歩く人としてくることになった。
家の近くになると夜遅くて心配したのか、お婆ちゃんがそとにでていた。
「美夜ちゃんってお婆ちゃん達とすんでるの?」
鈴音が質問してきたので私は首をよこにふった。
「え?だって・・・・・・」
鈴音が疑問に思うのは無理もない。
この場面を見れば誰もが思うだろう。
だけど、そういう意味じゃない。
“達”なんかじゃない。
ただ、わたしには
「両親がいないから」
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