コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君は太陽
日時: 2010/07/20 15:28
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

初めまして。
時雨とかいてしぐれといいます。
初小説なので上手くかけないかもしれませんがよろしくおねがいします。

注意
これは恋愛系じゃなく友情系です。


登場人物

叶 美夜(かのう みよ)
とある中学に転入してきた転入生。
主人公。
過去につらい思い出があるため人が苦手。

山守 鈴音(やまもり すずね)
そこらへんにいる普通の女の子。
美夜の前の席。
明るくてやさしい。


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Re: 君は太陽 ( No.37 )
日時: 2010/04/07 22:44
名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)

ペラペラじゃないけど、喋れます…
来て二年半なのでw

Re: 君は太陽 ( No.38 )
日時: 2010/04/08 12:30
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

9話

このところ、自分は変わったのか?と思い始めた。
前、初日は手も握り返さなかったのに別れぎわにてをふった。
今までの私なら絶対にやらなかっただろう。
でも、それは鈴音とだけで他の子とはしない。
親しくもないのに手をふられるのはなれなれしくてムカツクからだ。
クラスのみんなも私がそういう風な人だと思ったのか、鈴音以外に話しかけてくる人はいなくなった。
自分でもそれでいいと思う。
いちいち無視すると少しだけ悲しくなるし。
少しは平和になるだろう。そう思ってた。

それは、突然始まった。
学校に行くと上靴がなくなっていた。
別にそれはよかった。先生にいえばかしてくれたのだから。
教室につくと私の机の上に花が置いてある。
あれだろう。なくなった人の机に置く花。
馬鹿なのだろうか?今ここにいるじゃないか。
花を棚においた。
「ありゃりゃ。始まったね、いじめ」
鈴音がいってきた。
「日ごろの行いが悪いんだよ」
「いじめ・・・?いじめだったの?これ」
「え?きづいてなかったの?机に花がおいてあったよね?」
「ああ・・・あれ、馬鹿じゃないのかとおもってた。死んでないのに」
鈴音はだまってしまった。
何かすごいものを見るような目で私をみる。
何でかわからない。
ヒソヒソとなにかが聞こえる。
『どうして動じないの?』
『まだ足りないのかなぁ』
『なら、明日はもっと—』
などなど。
ごめんなさいね、地獄耳で。
ってことはあの子達が犯人か。先生にいうのもなぁ。
自分でどうにかするか。少し脅せばすぐだまるだろ。
何回もこういうのされたらムカツクし。
また何かされたときにでも。
「ねぇ、どうしたの?考え事?」
鈴音が黙っている私を心配したらしい。
いや、いつも私はこんな調子なんだけど。
「ま、いいや。はいこれ」
何か渡してきた。
それは、
「お守り?」
神社とかで売ってそうな感じだ。
「そう、お守り。私とあなたの唯一のつながり」
と私と同じお守りをだした。
「おそろい、てやつ?」
「うん。これをもってれば絶対に美夜を守ってくれるよ」
「私、そういうの信じないし」
「そういわずに」
と始まりのチャイムがなった。
私はさっきのお守りを眺めた。
これはこれでいいかもしれない。

Re: 君は太陽 ( No.39 )
日時: 2010/04/09 02:17
名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)

この小説見て、何度も思うけど....
鈴音みたいな友達、私も欲しい.....!!

時雨さんの小説、本当ベタじゃなくていいですよねぇ.....
時雨さんは私の憧れです!!

続き楽しみにしています。

Re: 君は太陽 ( No.40 )
日時: 2010/04/09 13:39
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

10話

鈴音曰くいじめが始まってから三日目が過ぎた。
いろいろとされたがどうでもよかった。
今日は6時間目に体育があるので着替えに更衣室にいって
「あれ・・・?」
お守りがないのに気づいた。
体操服のかばんに入れかえるのを忘れたのだ。
「別にいいじゃない。はだみはなさず持ってるほうがおかしいし」
と鈴音はいってくれたが自分がよくない。
鈴音がくれた初めてのプレゼントだ。
いや、美亜からのをカウントしなければ生まれて初めてだ。
私が教室についたのと同時に誰かがでてきた。
あれは・・・私をいじめてる3人。
3人は私をみるとダッと走っていった。
教室に入ってスクールバックをみると
「ない」
なかった。
今日の朝のHRのときはあってそれから出した憶えはないから落としたわけじゃない。
ということは
「あいつらか」
そういえば、あの3人教室から出て行くのが遅かった。
もしかしたら私が出て行くのを待っていたのかもしれない。
急いで更衣室にいったがもう誰もいなかった。
私が着替え終わるころに始まりのチャイムがなった。

「おそかったね」
急がなかったからな。
チャイムがなった後もみんなのかばんを探っていたからだ。
授業にも間に合わなくていいとも思っていた。
テストの点と提出物で内申点カバーするし。
今日はもうすぐ体育祭が近いので100メートル走をはかるらしい。
「よーい、ドン」
の合図で2人ずつ走る。
もちろん私は鈴音とだ。
私たちの番になった。
「よーい、ドン」
ダッ。
私は13秒で鈴音は17秒。
「速い・・・よ、ハァハァ」
前の学校でも言われたことがある。
陸上部の人に「どんな練習してるんですか」って。
特には練習してないとこたえたようなきがする。

「鈴音。あの人たちは?」
「あの人たち?」
「いつも3人でいるやつら」
「いつも3人・・・あぁ、伊豆さんたちね。あの人たちなら頭が痛いからって保健室にいったよ」
だから姿が見えないのか・・・って本当に保健室にいったのか?
もしかしたら・・・・・・。
キーンコーンカーンコーン


終わりのチャイムはなにかの始まりをしめしていた。

Re: 君は太陽 ( No.41 )
日時: 2010/04/09 19:43
名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)

お守り盗むなんて、酷いですねー…。
絶対天罰下されますよねw

頑張って取り返すんだ!


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