コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君は太陽
日時: 2010/07/20 15:28
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

初めまして。
時雨とかいてしぐれといいます。
初小説なので上手くかけないかもしれませんがよろしくおねがいします。

注意
これは恋愛系じゃなく友情系です。


登場人物

叶 美夜(かのう みよ)
とある中学に転入してきた転入生。
主人公。
過去につらい思い出があるため人が苦手。

山守 鈴音(やまもり すずね)
そこらへんにいる普通の女の子。
美夜の前の席。
明るくてやさしい。


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Re: 君は太陽 ( No.62 )
日時: 2010/06/21 00:10
名前: Rui (ID: oLuwXpG0)

私も、今さっき書き始めました。
よかったらアドバイスください!

時雨さんの作品、
私、大好きです!
更新頑張ってください!!

Re: 君は太陽 ( No.63 )
日時: 2010/06/21 07:55
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

Ruiさん、コメントありがとうございます。

Ruiさんの作品も見てみますね。

Re: 君は太陽 ( No.64 )
日時: 2010/06/23 17:31
名前: 修司 (ID: UcmONG3e)

初めての作品でこれだけ書けるのはすごいと思います!
友情系の作品は盛り上がる場面などを書くのが難しいジャンルなのに、すごくうまかったです。
これからも楽しみにしてま〜す。

Re: 君は太陽 ( No.65 )
日時: 2010/06/23 20:30
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

ありがとうございます!
これからもがんばりたいと思います。

Re: 君は太陽 ( No.66 )
日時: 2010/06/27 21:34
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

28話

「〜フッフフン〜フン〜」
学校の帰り道。
隣で鈴音が鼻歌で歌っている。
この曲の名前は・・・・・・忘れた。
興味がないものを憶える必要なんかない。
ただ
「今日って私の誕生日だよね・・・?」
「ん?そうだよ」
鼻歌をやめていった。
いや、だってそんな楽しそうに鼻歌やってたら誕生日なのが私か鈴音かわかんなくなるじゃん・・・
本日二度目の小さなため息をつく。
無邪気だなぁ。
「ねぇ、来週の日曜に遊びに行かない?美夜の誕生日デート」
「デートって・・・。ていうか私たち受験生だよ?」
「おき勉してるやつが何を言うか。それと私たち成績上位だし遊んでもダイジョーブ!」
たしかにそうだ。
私は学年トップだし、鈴音も一ケタだったはず。
少しだけならいいかもしれないけど・・・
「やっぱり無理」
「いくの?やったぁってええ!?いかないの?なんで!」
私は過去のことを思い出す。
ちょっとしたことで点を落として、美亜は親に怒られた。
それが原因で美亜が・・・・・・
「・・・・・・あのさ、もうあの親はいないんだよ?美夜だって少し点を落としたからって志望校にいけないわけじゃない」
「そうだけど・・・」
「まぁ、受験勉強中に遊ぶのはいけないけど、美夜の誕生日の第二パーティーなの。お願い」
「・・・・・・わかった。だけどその時も誕生日プレゼント買っといて」
第二のパーティーなら第二のプレゼントもあってもいいはずだ。
そういうとパッと目を輝かせ、やったぁとさけんだ。

         *

パンッ。
目の前で風船が割れたような音がした。
「お誕生日おめでとう!」
「・・・・・・目の前でクラッカーをならすな・・・!」
頭にかかった色とりどりのひもをぬぐう。
「あっ、はいプレゼント」
スルーか・・・
鈴音は私に何かがはいった袋をおしつけた。
あけてみると
「・・・・・・なにこれ」
入っていたのは首飾りだった。
「それね、お守りなの。私たちを守ってくれるの」
「お守りが好きだな・・・ってたち?」
「そうだよ、ほら」
鈴音がもらったのとちょっと違う首飾りをだした。
「ペアだったから」
ふふ、と笑った。
これって一年前のお守りもらったときみたい。
その時はペアじゃなかったけど。
私は首飾りをみた。

日曜日、つけていこうかな。



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