コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君は太陽
日時: 2010/07/20 15:28
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

初めまして。
時雨とかいてしぐれといいます。
初小説なので上手くかけないかもしれませんがよろしくおねがいします。

注意
これは恋愛系じゃなく友情系です。


登場人物

叶 美夜(かのう みよ)
とある中学に転入してきた転入生。
主人公。
過去につらい思い出があるため人が苦手。

山守 鈴音(やまもり すずね)
そこらへんにいる普通の女の子。
美夜の前の席。
明るくてやさしい。


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Re: 君は太陽 ( No.27 )
日時: 2010/04/06 00:58
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

そうでしたか。すみません。
それでは更新を頑張りたいと思います。

Re: 君は太陽 ( No.28 )
日時: 2010/04/06 01:00
名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)

はい、頑張ってください☆

Re: 君は太陽 ( No.29 )
日時: 2010/06/14 22:00
名前: 時雨 (ID: bQbYMR0G)

7話

学校にいっても鈴音が話さなくなっていた。
いつもは私の心見透かしてからかうのに。
私はほっと思う反面なにか変なきがした。
なんなのだろう?
「わかってるよね?本当は」
「!」
前まで話しかけてこなかった鈴音が急にはなしかけてきた。
また、心を読まれたのだろうか?
もしかして、顔にでてるとか?
うわ、それって他の人にもばれてるってこと?
「いやいや、分かるのは私だけだと思うよ。美夜ちゃんって昔の私に似てるし。考え方が」
考え方が昔の鈴音に似てる?
なにが?意味がわかんない・・・・・・。
「何って逃げてるとことか。みんな過去のせいにして、拒絶して・・・。私はあなたの過去を知らないけど、そんな感じだよね」
私は何も喋らなかった。
いや、
喋れなかった。

学校の帰り道。
図書室にはよらず素直にまっすぐ家にかえった。
夕日もそんなに悪くない。そう思える。
暁に染まる町並みもきれいだった。
ポンッと肩をたたかれた。
振り返らなくても分かる。
「山守さんって、家はあっちだったはず」
「散歩だよ」
「制服姿で?」
「ごめん、嘘。美夜ちゃんちよっていい?」
「好きにすれば」
今日の出来事で何か変わった気がする。
はじめは心を読むやなやつだったけど、いまは。
いまは—————

Re: 君は太陽 ( No.30 )
日時: 2010/04/06 01:26
名前: 泥棒猫 ◆ykCmWWOxr. (ID: gua0VHe/)

こんな感じの友情、良いですよね…

表現とかめっちゃ良いです!
尊敬してます^^

Re: 君は太陽 ( No.31 )
日時: 2010/04/06 22:43
名前: 時雨 ◆wCzwkCxPUw (ID: bQbYMR0G)

8話

私には美亜という双子の姉がいた。
二卵性として生まれてきた私たちだったが、何故か一卵性のようによく似ていた。だから、親でさえ私たちのことをよくまちがえていたのをよく憶えている。
だけど一つだけ。一つだけ大きな違いがあった。
それは、頭のよさだ。
美亜はわずか11歳にして地元の有名高校にうかったのだ。
そして、高校に入ってからも常にトップクラス。
美亜は私の自慢であり目標だった。
だが、その夢のような光景は長く続かなかった

もう夜遅い。
少しだけ過去のことをはなした。
すっと心のどこかでなにかがとけたような、そんな感じがした。
今は鈴音を家に送っている途中。
鈴音はありがとう、と。
「なんで御礼を言うの」
「だって怒るほどの過去をはなしてくれたんだよ。うれしいよ」
「そっか」
自分でも何で話したのかわからない。
この子なら大丈夫だと思ったのかもしれない。
そんな風に思っていると、
「ここで大丈夫だよ。ありがとう、また明日」
「また、明日」
てをふった。
てを、ふった。


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