コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】
日時: 2012/01/11 21:53
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

スレ設立日時 2011/09/02 21:50

小説大会銅賞ありがとうございます。

初めまして。こんにちは。ハネウマと申す者です。
ここではギャグ小説を投稿していきます。
とある漫画に影響されて、僕にもあんな面白いものが書けたらなぁ、でも画才は皆無だからなぁ、と悩んで出した結論が小説という形で妄想を具現化するというものでした。
複雑・ファジーの方では「ジアース 〜沈んだ大陸〜」という小説を執筆終了、現在「ジアース 〜沈んだ大陸外伝〜」という小説を投稿しています。気が向いたら見てやってください。
参照のURL、ブログの方は毎日更新中なのでこれも気が向いたらでいいので見てやってください。
では彼らの日常へ。

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Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.37 )
日時: 2011/10/07 19:19
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25681

どうもこんにちは。このスレ一週間ほったらかしにしてたハネウマです。
どうもスランプに陥ってしまいまして・・・
前までは二日以内、大体一日で一つの話を書けていたのに今は書き始めて四日くらい経っても完成にこぎつけられていません。うーん。
まぁ、まだ四日しか経ってないしスランプといってもすぐ元に戻るかもしれませんけどね。そうであってくれ。
で、今回は宣伝のためここに来ました。
「ぷみゅ、ぷみゅみゅぷぷみゅ、ぷみゅぷみゅ。」というタイトルの短編小説を投稿しました。ええ、タイトルホイホイ狙いです(殴
参照から飛べます。是非読んでみてください。あんまり面白くないので(ォィ
次の茶飯事(以下略)の投稿はいつになるか分かりませんが、投稿した時はよろしくお願いします。

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.38 )
日時: 2011/10/09 11:56
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

第十五話「それは根拠もなくあれこれと女性の同性愛を想像することである」1/2





 私は今日の放課後も、吹奏楽部の活動をするために音楽室に赴いた。

 使う楽器はユーフォニアム。吹奏楽を知らない人には「なにそれ?」と言われる確率が今のところ百パーセント。中低音で優しく包み込むような音色を奏でる、私の一番好きな楽器だ。

 私は、合奏をする時に低音を奏でて曲を根底から支える“バスパート”、そのリーダーを務めている。といっても、バスパートの二年生が私しかいないから強制的にリーダーやらされることになっちゃったんだけどね。

 パートリーダーとして遅刻はご法度なので、いつも早めに音楽室に着くようにしている。そこだけ真面目な理由は、可愛い後輩と喋りたいから。私は基本練習時間もフリーダムだ。だけどそれでも私を先輩として慕ってくれる後輩は本当に可愛い。

 音楽室に入り、他の二年部員と軽く挨拶代わりの殴り合いをした後荷物を置き、楽器ケースを取りに行く。

 ……なんだこいつ。

 楽器ケースのある音楽室の隅、そこに招かれざる客がビデオカメラを構えて音楽室を撮影していた。



【!】出血量 0% 良好



「……あくる」

「おぉ、ムスカちゃん。お邪魔してまーす」「いやお邪魔してまーすじゃねぇよ! 何撮影してんだよ当吹奏楽部でのビデオ撮影はご遠慮いただいてんだよ!」

 そんなこと言うなって〜、と笑いながら手をふらふらさせているこの女子の名前は十六夜百合。あだ名をあくるという。本名からは想像できないそのあだ名は私と友人の会話から生まれたものだ。

「百合ちゃんって凄い苗字だよねー、イザヨイって読むんでしょ?」友人A。

「十六夜といえばお月見だね、あだ名はツッキーでどう?」私。

「あはは、それいいかもー」友人B。

「あの……お月見は十五夜なんだけど……」百合。

「ああそういえば。じゃあ十六夜は十五夜のあくる日だからあくるちゃんで」友人C。

「ファイナルアンサー?」みのもんた。

「ファイナルアンサー!」近所のタクヤくん。

 以上があくる誕生の経緯である。

「何でお前がここにいるんだよ」「なーに言っちゃってんの。吹奏楽部はその部員構成の女子率が九十パーセントの女の宝庫よ? アタシがいたって何にもおかしくないじゃない」

 そう、おかしくないのだ。たとえ涎を垂らしニヤニヤしながら音楽室の隅から女子を撮影していても、あくるに関してはおかしくないのだ。

 何故ならあくるは、少々常軌を逸した同性愛者だからである。興奮しすぎると鼻血を出すこともあり、貧血で倒れるのを私は何度も見ている。私が保健室に連れて行った事もある。世話が焼ける奴だ。

 名は体をあらわすと言うが……まさに百合趣味な少女である。

 そして、外見は栗色の髪の色もあってか申し分のない美人であることから、あくるの性癖を知らない男子からの告白が何度かあったらしいが、「あぁ? オトコなんて股間に余分な物体つけてる奴になんか興味ねぇよ、帰れ」とあくるは一蹴し、その話が広まって今では誰もあくるを彼女にしようなんて馬鹿なことをする奴はいない。

「それにアタシが何を撮影しようと関係ないでしょ?」「私たち女子高校生の可愛らしい姿が日常を送っているだけでもその映像には需要があるんだよ! 撮影料取るぞ」

「あっ! あのツインテの子可愛いなぁ! 二年生女子は全て把握してランク付けまで済んでるから、見たことないあの子は一年かな?」こっちの話聞いちゃいねぇ。

「あれはエタブリ。本名、岡部倫子。厨二病全開な、うちのパートのファゴット吹き」私は楽器ケースからユーフォニアムを取り出しながら解説する。

「いいなぁアタシが楽器だったらあんな子に演奏されたいなぁあははいひひうふふ」



【!】出血量 2% 良好



「ちょっ、あくるお前、鼻血出てるぞ!?」「おっとアタシとあの子のランデヴーを妄想してたら出ちゃった」

 ポケットからティッシュを取り出し慣れた手つきで鼻を拭いて詰め、再びあくるは撮影に戻る。……戻るなよ!

 少し妄想するだけですぐこれだ。変態四天王の一人は伊達じゃないな。

 私はあくるに呆れながらも呼吸器官を鍛えるアイテムで腹式呼吸を繰り返す。

 バスパートのメンバーはエタブリと……お、来た来た。





続く

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.39 )
日時: 2011/10/09 15:31
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

第十五話「それは根拠もなくあれこれと女性の同性愛を想像することである」2/2





【!】出血量 5% やや危険



「ぬふぅ……。あの子の髪型、DARKER THAN BLACKの銀ちゃんにそっくり……」あくるは恍惚の表情だ。てかなんだぬふぅって。

「お前DTBの銀ちゃん好きだなー。あの子のあだ名は銀な。髪型見て私が名づけた。本名は禅院静流……というか鼻血拭けよ」

 あくるは再びティッシュを出して鼻血を拭き取る。「フフッ、これは鼻血ではない。愛のジュースよ」

「愛汁百パーセントってやつですか」私は腹式呼吸の合間にあくるの言葉に反応を示す。

 イイねぇ……すごくイイよぉ……とか呟きながら涎を垂らすあくるから視線を移し音楽室の入り口を見つめていると、バスパートの二人が一緒にやってきた。

「ちょっ、優しくしてよ……」「だってー、強く握ってあげなきゃ逃げちゃうかもしれないじゃーん」

 入ってきたのはエルしぃとアサヒの二人だ。手を繋いでいる。エルしぃがサボり魔のアサヒを無理矢理連れてきたのだろう。



【!】出血量 7% やや危険



「優しくしてよ……? 強くシてあげる……? 私の可愛い子猫ちゃんが逃げちゃう……?」「いや子猫ちゃんなんて言ってないぞあくるー目を覚ませー」

 どうやらあくるの頭の中では女の子同士のラブラブな展開が繰り広げられているらしい。やめろ! 私のエルしぃを汚すのはやめろ!

 アサヒとエルしぃが話すのが聞こえる。

「はぁー……ここから抜け出してロボのメンテしたい……」「なに言ってんのー、そんなこと言ってたらー、手離してあげないよー?」



【!】出血量 10% 危険



「バイブのメンテしたい!? ずっとこの手を離さない!?」「お前の脳って多分ピンク色」

 ばたり、あくるが倒れる。私はため息をつき、貧血のあくるを介抱しようと近づくが、彼女から発せられるオーラを感じ足を止めた。

 間違いない。これは執念のオーラ……。筋金入りの変態四天王の一人としてここで倒れるわけにはいかないという闘志に燃えた、限界を突破した確固たる意志の塊として今ここに十六夜百合は立ち上がった……ッ!

「アタシは倒れる訳にはいかない……何故なら、百合展開の妄想こそ唯一無二の快楽だからだ!」なんか一瞬カッコイイ気がしたけど限界突破の理由が不純すぎるー!

「あ、エルしぃやっほー! ちょっと来てくんない?」トランペット吹きの女子がエルしぃを呼ぶ。

「なぁにー?」とエルしぃ。

「管が奥までハマって抜けなくなっちゃったんだよねー」



【!】出血量 13% 危険



「奥までハメハメ! 奥までハメハメ!」あくるの鼻血は止まらない。

 ……もう突っ込むまい。

「よーし、エルしぃにお任せ!」エルしぃにトランペットが渡される。

 抜けない管を引っ張る。「んぅぅ……硬……い……っ」



【!】出血量 16% 非常に危険



「ほぼおおおう!!!!」あくるの鼻血はナイアガラ。

 ……死ぬかもな、こいつ。

 すぽん、と管が抜けて、中に溜まっていた水が飛沫を上げた。

 そしてエルしぃはあくるにとどめの一撃を下した。

「あうぅ……お股がびしょ濡れだよぉ……」



【!】出血量 20% 失血性ショック 輸血してください

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.40 )
日時: 2011/10/15 12:23
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

第十六話「それは常軌を逸した変態的行為の一つである・あやしいダンサー編」





「キィエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!」

 !?

 なんだ……こいつは!

 頭に草を束ねた帽子とどっかの怪しい神様を信仰してそうな民族が使う感じの仮面を被って両手にネギを持ち、俺の目の前で謎の踊りを披露するこの男の名は……なんだったっけ。

 ようし、脳内環境を整えるためにあやしいダンサーと命名しよう。RPGで出てきそうだな。

 あやしいダンサーがあらわれた!▼

 たたかう
 まほう
 アイテム
 にげる
→あほかおまえだれやっちゅうねん

「キィエエエエ!! キィエキィエエエエエエエエエエ!!!」

 俺はしばらく謎の踊りを鑑賞していた。肌の色が黒い。本当にどこかの先住民族とかじゃないだろうな。

 赤い仮面から覗く目は大きくギョロついて、踊りながら頭だけは固定してこっちをガン見してくる。キモい。

 しばらく回転したりスピンしたりくるくるしたりして、最後にあやしいダンサーは両手のネギを空中に投げた。

「ゴボア!」上を向いたダンサーの口の中に二本のネギが突き刺さる。

 相撲の仕切りのように腰を落とし、だがしかし両手は天に掲げ、上を向いてネギが刺さったままその体勢を保つ。

 奇怪な光景である。そのポーズを保ったまま十三分が過ぎた。

 ……一体何なんだこいつは!?

 関わりあいたくない。こんな謎のネギ踊りをする奴と一緒に弁当なんか食えるか! 俺は席を立ち、教卓のあたりの床に座って昼飯を食っている忠弘たちに近づこうとした。

「ゥゥゥォンフンブォットゥラァ!!」

 ぅ……ぅぅぅぉんふんぶぉっとぅらぁ!?

 謎の叫び声と共にダンサーの口から射出されたネギは空中で旋回し重力に敗北した後、片足で立っているダンサーの両手に舞い戻った。そして手元でネギを回転させながら更に謎の舞を始める。

 俺は立ったまま呆然とその舞を眺めていた。スルーするべきか? いや、ダンサーはこの教室に人が少なくなる昼休み、その時間にわざわざ俺だけにこの舞を見せてくれているのだ。

 その理由はわからないが、俺はその意を無下にするわけにはいかない。俺は静かに椅子に座った。

 不思議な舞は続いていた。そしてダンサーは叫び始める。

「レパニャョリュシュエモ!!」

 ……うん! やっぱスルーしよう!

 だが、見ているうちに俺は不可思議な感覚にじわじわと支配されていた。奇抜な叫び声。スローモーションかと思えば急にカサカサとゴキブリの如く素早い動きに変わる謎の踊り。

 ダンサーが作り出す独特の空間に、俺の目はいつしか釘付けになっていた。

 再び叫びだす。「ホンベットルォパンシャス!!!」

 言葉はわからない……だが……。

「トガビアーギャンウルャョペ!!!!!!」

 伝えたい事が伝わってくる気がする……!

「ヒョレムポンゲッゲ!!!! ヒャョュヤゥ!!!!!!!!!」ふむふむ、『わたくし実はこう見えて、下着はふんどし派なんですよ』か……。

「キュルモヤヨユヤン??? キュレペャレムンキ!!!!!!!!!」ほうほう、『忠弘くんはそこはかとなくマツコデラックスに似てますよね? 特に脇の下の辺りが』ね……。

 俺は深い感動に心を震わせていた。謎の舞をしていて謎の帽子を被っていて謎の仮面をつけていて謎の言葉を喋っていても、人と人は繋がりあえる。そう、俺とダンサーはココロで繋がっているんだ……!

「シャルァウュモーツァルトルンヂェヴィア?」一緒に踊らないかと、ダンサーが俺にネギの片方を差し出す。

 俺は感動の涙を流しながら、そのネギを受け取った。そして言った。

「シュッポポポポゥン……!」

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.41 )
日時: 2011/10/15 15:22
名前: 蓮華 (ID: Nf5qxtZ9)
参照: 生は問いで、死は答えである。


感想:もう正にコメディww

本名【虚無 悠臥】
本名の読み【うつなし ゆうが】
あだ名【ユーくん・ユウユウ】※ない場合僕が勝手につけます
あだ名の読み【ゆーくん・ゆうゆう】
職業【高校生】
学年【高一】
年齢【16】
性別【女】
容姿【見た目や名前から男の子に見られるので、ヤケクソ男装中。イケメン希望。】
性格【常に傍観者。時々入り込みすぎて変態にもなる人。男装してるので男女関係無く愛せる(解釈自由)。】※必ず記入をお願いします
一人称【俺】
二人称【あんた】
その他【男口調。手品が得意。】


趣味の賜物・・・塊?
没可。変更どぞ。

また来ます!!


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