コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】
- 日時: 2012/01/11 21:53
- 名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
- 参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/
スレ設立日時 2011/09/02 21:50
小説大会銅賞ありがとうございます。
初めまして。こんにちは。ハネウマと申す者です。
ここではギャグ小説を投稿していきます。
とある漫画に影響されて、僕にもあんな面白いものが書けたらなぁ、でも画才は皆無だからなぁ、と悩んで出した結論が小説という形で妄想を具現化するというものでした。
複雑・ファジーの方では「ジアース 〜沈んだ大陸〜」という小説を執筆終了、現在「ジアース 〜沈んだ大陸外伝〜」という小説を投稿しています。気が向いたら見てやってください。
参照のURL、ブログの方は毎日更新中なのでこれも気が向いたらでいいので見てやってください。
では彼らの日常へ。
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- Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.32 )
- 日時: 2011/09/25 18:28
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25271
これは参加しないわけないじゃないですか!!
本名【江川 真子】
本名の読み【えがわ まこ】
あだ名【黒笑顔】※ない場合僕が勝手につけます
あだ名の読み【くろえがお】
職業【高校生】
学年【高2】
年齢【17】
性別【女】
容姿【横に結んだ黒い髪、いつもひきつった笑顔】
性格【何にでもひきつった笑いを向ける。むかつかれる。何事にも笑顔なので、皆から変態と思われている。】※必ず記入をお願いします
一人称【うち】
二人称【上の名前+さん】
その他(適当に、サンプルボイスとか)【「え、何々ケンカ売ってんの?買うよ」「下ネタとか〜」←笑顔 「黒笑顔って呼ばれてます♪」】
はっ!変態じゃないじゃん!!何やってんの私ー!返品おkです
- Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.33 )
- 日時: 2011/09/25 19:42
- 名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
- 参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/
由羽さん、オリキャラ投稿ありがとうございます!
真子さんですね。二年生ということは、忠弘たちの先輩ですか。
忠弘は上級生との関わりが吹奏楽部のムスカとしかなかったので、このキャラを出せれば可能性が広がりますね。ただ、その可能性を活かしきれるかどうか・・・。
パッとこの子を出す話を思いつかなかったので、使うかどうかはゆっくり考えてから決めます。勿論、簡単に由羽さんのアイデアを没にすることは致しません。が、すぐには出せないかもしれません。ご了承ください。
ま、ストーリーの閃きなんて突然やってくるもんなんで、明日にでも話作れるかもしれませんけどねw
では、コメントありがとうございました。
- Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.34 )
- 日時: 2011/09/25 21:09
- 名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
- 参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/
第十三話「それは変形、(生物の)変態を意味する」その2
「よっしゃ、完成!」
アサヒの声。達成感が込められた声だ。追い詰められて屋上からアイキャンフライしようとする鳥になりたい症候群の人間の声ではない。
ひとまず安心した後、声がした方を壁の陰から覗いてみた。
「あとは動くかどうか確認するだけだな……」
アサヒは机を指で叩いている。……い、いや、あれは……タッチパネル!? そうだ、机に取り付けられた透明のタッチパネルを両の指で尋常ではないスピードで叩いている。叩いたところはその瞬間光り、まるで近未来が舞台のアニメに出てきそうな感じだ。
学校の机にお前は何やってんだ!? しばらく陰から見ている事にした。
「よし、トランスフォームシステム、ゴー!」
机の両の脚が屈曲し、その折れた部分の空洞から小さな車輪が登場。更に机の足の裏、普段床と接する場所からやや大きい車輪が出現。四輪の机カーが完成した。
これぞまさに……ト……トランスフォォォム!!!
「素晴らしい……さて、前進!」アサヒは手元の遠隔操作装置と思しき機械をいじる。
す……すげぇ!! マジで前進しやがった! どうなってんだ!
「右折!」アサヒ。
「右折シマス。注意シテクダサイ」机カーがシャベッタアアアアア!!
見事なライトターンを見せる机カー。机のタッチパネルの画面に“Right-turn! Cautions!”と表示されている。手の込んだ作りだ。……って感心してるけどダメだろ! 学校のもの改造しちゃダメだろ!
「おっしゃ! 全速前進ッ!」屋上を縦横無尽に走り回る机カーを追いかけるアサヒとそれを陰から見守る僕。いつの間にか用意されていた障害物を掻い潜りジャンプ台で華麗なる跳躍を決めた後、満足したのかアサヒは元の机の状態に戻した。
感動した。拍手をしながら陰から姿を現す。
「誰だ!」「僕だよ、佐藤だよ。見せてもらったよ、スペクタクル」
アサヒは明らかに動揺している様子で後ずさる。
「むぅ……公共物を改造したところを見られてしまった以上、お前の記憶を消す他ない……!」いやいやいやいやちょっと待て! その金属バットどっから出した!
「僕はただ感動しただけだ! 誰にも言わない!」「とか言って筆談で伝える気だろ」「違う!」「ならばジェスチャーで……」「どこまで疑うつもりだよ! 変形を体の動きで表現できるほど僕の体は不思議構造じゃねーよ!」
しかし、改めて見るとこの机があんな風にトランスフォームするとは思えない。改造するのがバレないように精巧な作りになっている。しかも変形は素早く、誰かが屋上に来てもすぐ証拠を隠滅できる。
「凄いよな、この机カー」「机カーじゃない。トランスフォームシステム搭載タッチパネル式テーブルコンピュータヴァージョン1.22だ」なげぇよ! 略せよ!
「略して3T・Cだ」「僕の心を読み取ってくれてありがとう」
僕は金網にもたれかかり、机のタッチパネルを叩くアサヒを見て言った。「アサヒ、ロボット研究部とか作った方がいいんじゃないか?」
言ってから少し後悔。今の彼女の居場所は吹奏楽部だ。それを否定したわけじゃないが、……どう受け取っただろうか。
「無理。私、自分からそんなことする気になれないし、ロボ好きの友達いないし」アサヒはタッチパネルに触れながらこちらを見ずに答えた。
「それに、私、吹奏楽部が好きだから」
雲を生まない青空が僕とアサヒの二人を見下ろしていた。太陽が斜めから万物に輪郭を与え、風がそよそよと流れ制服を僅かにはためかせる。
そうか。やる気がないように見えても、好きなものは好きなんだ。彼女にとって、吹奏楽部は生活の一部。かけがえのないものなんだ。
アサヒは空を見上げ目を細めた。そして微笑み、口を開く。
「…………………………でも今日はサボっていい?」
「よかねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
- Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.35 )
- 日時: 2011/09/30 21:51
- 名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
- 参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/
第十四話「それは面白いことをする・おかしなことを話すボケに対し、その間違いを素早く指摘し訂正する役割である」
窓からの風が心地よい。
僕とケンタウロス、そして下ネタに定評のある女子ニシオカとで国語の先生の頭頂部の十円ハゲの芸術性について窓際で話していると、外さんが傘を持って乱入してきた。
傘を銃のように構えて弾丸を連射しているつもりらしい。
「ズドドドドドド! しねぇお前らァ! そしてくたばれ! さらに天寿を全うしろォ!!」外さんが邪悪な表情で傘型マシンガン(※イメージです)を僕らに向ける。
「しねとくたばれ意味同じだろ! それに天寿を全うするってのは普通老衰で安らかに亡くなることを言うんだよ!」
「ぐはぁーッ! 傘型の銃で殺されるならせめて……銀魂の神楽に殺されたかったアル……」ケンタウロスが撃たれた箇所(※イメージです)を押さえうずくまる。
「なんで股間押さえてうずくまってんだよ! あ! 確かに外さん僕らの股間狙ってる! 何でだよ!」
「わかってないなぁ外さん。傘は尻に突っ込んで拷問に使うものだろ。ま、俺にとってはむしろ快感だけどな」腕を組んでニシオカは目を瞑り口元を歪ませる。涎垂れてますよ。
「お前仮にも女子なんだからそういう話題と一人称はやめなさい! お前の女子力絶賛ダウン中だよ!」
外さんが傘を机に置き、ケンタウロスは立ち上がり、ニシオカは風で揺れる長髪を直す。
僕は三人のボケに対するツッコミで少々疲弊していた。
「大丈夫か、忠弘?」外さんが僕を労わる。しかしニヤニヤしながら心配されても労わられた感じがしない。
「ふむ。ならば、今日一日はいつも俺たちのボケに突っ込んでくれる忠弘をねぎらい……」「え? 俺たちのナニにナニを突っ込むって?」
「……ボケとツッコミを入れ替えようではないか」ケンタウロスはニシオカのボケを華麗にスルーしてそう宣言した。
「ボケとツッコミを入れ替える? つまり、お前らがツッコミで僕がボケになるってこと?」僕はケンタウロスにそう確認する。
「そうだ。さぁボケろ。俺は全力で突っ込んでやるぞ」「いやだからナニを突っ込む」「ニシオカお前今はツッコミ役なんだからボケるな」「はい」
こいつらのボケを今まで見てきた僕だが、いざ自分がボケるとなると何をすればいいか分からない。面白い冗談を言えるようなわけじゃないし、そもそも僕にボケ役が向いているとは思えない。
外さんとケンタウロスとニシオカの視線が餌をせがむ鳥の子のような雰囲気を醸し出してくると、段々気まずくなってきた。
「あ……あの……どうボケていいかわからないのですが」
「なにゆえだ!」「お前は朝青龍か!」「尻にネギ突き刺すぞ!」
……。
え? 今のツッコミ?
「ケンタウロスの『なにゆえだ!』はいいとして、外さんの『お前は朝青龍か!』とニシオカの『尻にネギ突き刺すぞ!』はおかしいだろ前者は意味不明だし後者はただの脅し」「待てッ!」
外さんが開いた手をこちらに向けて僕の言葉を制止した。「お前は今ボケ役だ。突っ込んではいけない。さぁ、次のボケを繰り出せ」
いやさっきボケたつもりなかったんだけどなぁ。僕は何とかしてボケようと思考をめぐらす。……なんか僕、突っ込む時より疲れてないか?
窓から外を見上げる。曇り空が物憂げに今にも雨が降りそうな暗い雲を抱えて広がっている。
これだ!
「いやぁ、今日は晴れ渡った良い天気だねぇ〜」
「どうみても曇ってるだろ!」「お前は朝青龍のまわしか!」「ネギに尻突き刺すぞ!」
……。
突っ込みてぇー!!!
「フフ……俺たちもツッコミが板についてきたな……」いやいや外さんお前意味不明のツッコミしかしてないだろ!
「うむ……もう俺のキャラ設定はツッコミ役でいいんじゃないか?」よくないよくない! ケンタウロスに僕の座は任せられん!
「俺は下ネタを交えたツッコミで個性をアピール」ニシオカは性格的にも、麿眉だし見た目的にも充分個性的だからもういいだろ!
脳内でしか突っ込めないのが悔しい。そして普通のツッコミしかできないケンタウロスと意味不明のツッコミしかできない外さんと下品なツッコミ(というか脅し)しかできないニシオカは絶対ボケ向きの人間だ!
「どうした? さっさとボケろ」外さんが急かす。
仕方ない、あと一回だけボケてやろう。しかし、どうボケるか……。
「ほら、休み時間残り少ないぞ。すぐボケらんなきゃペナルティとしてお前がロリコンだという事を他クラスの連中にバラすわ」いやいやいやいや!
「ちょっと待て! 何故そうまでして僕にボケさせる必要が!」「突っ込むなと言ってるだろう。さぁ! 最後の渾身のボケ、見せてもらおう!」
先生が教室に入ってきて授業の準備を始めた。まずいぞ……何故か他クラスにも顔が利く外さんのネットワークにかかれば僕の性癖が広まるのも早い……ここはなんとしてもボケなければ……!
なんとしても……ッ!!
僕は外さんが机に置いた紺色の傘を持って、股の下腹部に近い場所に挟んだ。そして言う。
「ぬおおお! 僕の股間の紺色ビッグマグナムが唸りを上げるぜえええ!!!」
空気が凍りつき、ケンタウロスと外さんとニシオカは一様に口を半開きにし目を見開いた。視線と沈黙が痛い。心に突き刺さる凍てついた刃はゆっくりとしかし確実に僕の精神の穴を広げてゆく。その穴を通り抜ける羞恥の風は僕を激しい後悔に襲わせ苦しませる。僕はただ仲間を信じてこの空気を切り替える一言を待った。そして……。
「あ、授業の時間。席につこうぜ」
「突っ込めよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
- Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.36 )
- 日時: 2011/10/01 19:02
- 名前: 北野(仮名) ◆nadZQ.XKhM (ID: 9nW7JjDH)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode=view2&f=5657&no=45
依頼完了です、参照から一気に行ってください
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