コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】
日時: 2012/01/11 21:53
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

スレ設立日時 2011/09/02 21:50

小説大会銅賞ありがとうございます。

初めまして。こんにちは。ハネウマと申す者です。
ここではギャグ小説を投稿していきます。
とある漫画に影響されて、僕にもあんな面白いものが書けたらなぁ、でも画才は皆無だからなぁ、と悩んで出した結論が小説という形で妄想を具現化するというものでした。
複雑・ファジーの方では「ジアース 〜沈んだ大陸〜」という小説を執筆終了、現在「ジアース 〜沈んだ大陸外伝〜」という小説を投稿しています。気が向いたら見てやってください。
参照のURL、ブログの方は毎日更新中なのでこれも気が向いたらでいいので見てやってください。
では彼らの日常へ。

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Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく ( No.17 )
日時: 2011/09/16 18:32
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

こんにちは、コメントありがとうございます!励みになります!
お久しぶりです由羽さん。
布団が吹っ飛んだの第二話は微妙な出来ですかね。オチもつまらないし。
というか僕の書く話は大体オチが弱いんですよねって何で愚痴ってんだ俺は。
再び読んでくれた、面白いと言ってくださったことに感謝します。あなたのコメントがやる気の源です。
では改めて、コメントありがとうございました。

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく ( No.18 )
日時: 2011/09/16 20:44
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

第九話「それは湾田勉の武勇伝である」





 いつもの如く僕は外さんとケンタウロスと一緒に昼飯をかっこんでいた。

「そういえばさ」外さんが切り出す。「ワンダーの奴、ヤギに洗脳されかかったらしいぜ」

「ヤギとは、あの変態四天王の一人の事か?」ケンタウロスが反応を示す。

「そうそれ」

 ヤギとは、八木空太という男のあだ名(というか、苗字の読みのイントネーションを変えただけなんだけど)だ。ティッシュを食うという変態男。確かC組の生徒だったはずだ。

「ヤギのティッシュを食う様を見て、ワンダーもティッシュを食ったらしいぜ」「ハハハ、バカだ」

「しかも飲み込むまで自分が如何にエキセントリックな行為をしているか気づかなかったらしい」「ハハハ、アホだ」

「そうそう、ワンダーといえばさ」今度は僕。「あいつ、イナズマ○レブンのファンじゃん?」

「ああ、あの超次元サッカーアニメな」

「それの影響で必殺シュートを編み出したっていうから今日のサッカーの授業で見せてもらったわけよ」「中二か」

「ワンダーが逆立ちで回転しながら『ブラスト・スパイラル!! かっこ説明しようこの必殺シュートはカポエラからインスピレーションを得て作り上げた受けた者は病院行き必至の究極シュートであるかっこ閉じる』って叫んでボール蹴ろうとしたんだけど」「なげぇよ」

「見事に手首がグキっといって、相手じゃなくて自分が病院行っちゃったらしい」「ああそれであいつ今日早退したのか」

「ワンダーといえば、この前自販機で寝そべってるのを見つけたのだが」とケンタウロス。

「どうやら自販機の下に落とした百円玉を取ろうとしたら腕が抜けなくなってしまったらしい」

「ハハハ、あいつのやりそうな事だ」いや、外さんお前もこの前そうなってなかったか?

「それで俺が引っ張ってやってやっと抜けたんだが」「うん」

「ワンダーが取ったのはよく見ると百円玉じゃなくてゲーセンのコインだった」「何故そこにあるし」

「しかも小さい字で『金じゃないよw残念w』て書いてあった」「教訓。『自販機の下には悪意が満ち溢れている』」

「ああ、それ俺が置いたコインだわ」「オーケー明日ワンダーにチクっとくからブラスト・スパイラル食らう覚悟しとけよ?」

「湾田がどうしたんだ?」ミスドが空になった弁当箱を持ってやってきた。

「ワンダーにまつわる面白い話大会やってたんだよ」「そういう主旨だったっけ!?」

「ミスド」「安藤だ」「お前はそんな面白い話知らないだろ? どうせ」

「む。そんなことはない」ミスドが若干ムキになる。

「そうだな……面白い話かわからんが、湾田の趣味についての話をしよう」

 ミスドに視線が集中し、彼は咳払いをして話し始めた。

「俺がこの前、借りたゲームを返しに湾田の家に行った時だ」「へぇ、マジメなお前もゲームするんだな」

「ゲームくらいするさ。で、玄関先で返して帰ろうかと思っていたら『暇だから久しぶりに一緒にゲームやろうぜ』と言われて、たまにはいいかと思って家に上がらせてもらったんだよ」「ミスドとワンダーって家近いんだったな」

「で、ゲームを起動してる間に俺が訊いたんだ。『その棚、中学生時代にはなかったけど何だ?』」「中学生からの付き合いだったのか」

「小学生からだよ。で、湾田が『見てみれば?』って言うから見せてもらったんだよ」「ふーん」

「そしたら猫の生首がずらっと並べられててさ……」

「…………」

「…………」

「…………」

「その猫の血走った目はカッと見開かれていて突然鳴き声が」「うわああああああああ!!!!!」「ぎゃあああああああああああ!!!!!」

「何で怖い話してんだよ!!! 面白い話っつったろ!!!」「え、いや……」

「ちょっと俺ワンダーにメールするわ」「ならば俺は他の男子に言いふらしに行こう」

 外さんとケンタウロスがその場から離れ、僕とミスドが残された。

 僕はミスドの呟きを耳にした。

「後半作り話だったんだが……誤解されるのは湾田だから別にいいや」

 この生徒会役員……黒い!

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく ( No.19 )
日時: 2011/09/17 09:48
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

番外編「それはコンピュータネットワークを使用してメッセージを交換する手段である」





「ふぅ、ブラスト・スパイラルは未完成かぁ。練習が必要だけど、この手じゃ当分できそうにないか」

「お、外さんからメール来てる。何だろ」

9/16 12:48
外さん
(non title)
ワンダー、手大丈夫か?
俺が痛いの痛いの飛んで
けーしてやろうか?
(‾ー‾)ニィヤアァ
まぁそれはどうでもいい
んだ。お前んちでは猫の
生首陳列してるみたいだ
が今に動物愛護団体に存
在を消されるぜ。俺がチ
クっとくわ┌| ∵|┘
じゃなノシ

「…………」

「はぁ?」

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく ( No.20 )
日時: 2011/11/29 18:49
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

参照100突破。ありがとうございます!
あの、もっとコメントしてくださってもいいんですよ?(チラッ(チラッ

この度オリキャラを募集したいと思います。理由はズバリ、ネタに困っているから!イヤッホオゥ!(謎
例えば吹奏楽部の部員とか教師とかでこんなキャラどう?というのがありましたら是非紹介してください。待ってます。

オリキャラ投下の前に以下の点に注意してください。
・一話でお役御免という場合があるかもしれません
・採用されなくても脳内で僕をフルボッコにするだけにして荒らさないでください
・できるだけ読者様の考えを尊重しますが多少設定を変更または追加されても脳内で僕をギッタギタにするだけにして荒らさないでください
・この作品をよく理解した上でオリキャラを投稿してください(キャラの性格ができるだけ被らないようにする、ものすごい超能力を持っているキャラを出すのは自重するなど。ちょっとした、笑える超能力だったらアリかもしれません)
・他のカキコの皆様のキャラを思いっきり真似しないでください。自分の小説からキャラを持ってくるのなら可です
・できるだけ読者様のイメージ通りに仕上げたいのですが、100%イメージ通りにするのは不可能です

なんか注意書きが無駄に長くなってしまった気がしますが、投稿は気軽にどうぞ。いやまじで。お願いします。

↓コピペして使ってください

本名【】
本名の読み【】
あだ名【】※ない場合僕が勝手につけます
あだ名の読み【】
職業【】
学年【】
年齢【】
性別【】
容姿【】
性格【】※必ず記入をお願いします
一人称【】
二人称【】
その他(適当に、サンプルボイスとか)【】

書かない項目があっても僕が勝手に補完しますので僕の方としては大丈夫です。でも性格だけは書いてください。
考えるのが面倒なら、性格だけとかでもアリです。いやホントに。僕が勝手に設定考えますので。
質問ありましたらお気軽にどうぞ。
では、待ってます。
・・・待ってますよ?(謎

Re: 茶飯事的な日常は奴らを乗せて回ってく【オリキャラ募集中】 ( No.21 )
日時: 2011/09/18 10:24
名前: ハネウマ ◆N.J./4eRbo (ID: sSCO5mTq)
参照: http://soysauce2010.blog82.fc2.com/

第十話「それは特に親しみを込めて対象を呼ぶために用いられる本名以外の名前の一種である」





 音楽室からチューバをよっこら運んできた僕は練習場所である一年E組の教室の前で一息ついた。

 教室の中からはコントラバスの音が聞こえてくる。銀はいつも真面目に練習していて偉いな……。

 ガラリと戸を開ける。今日こそはみっちり練習してやんぞ。

「よぉ忠弘、みっちり練習したそうな顔してないでこっち来いよ!」

 またムスカ先輩か。帰ってラピュ○でも見てりゃいいのに。

「その男口調、なんとかならないんですか?」「今丁度お前のことで盛り上がってたとこなんだ」

 僕の理想の女性先輩像に近づいて欲しいという願望による言葉を華麗にスルーしたムスカ先輩は床に置いたユーフォニアムの管をペンで叩きながら僕を見る。

「エルしぃたちねー、忠弘くんのあだ名について話してたんだー」エルしぃがユーフォニアムにバルブオイルを差しながら笑顔を向ける。可愛いな……おっと、この前そんなことを考えて事件起こしたばかりだった。

 そういえば吹奏楽部で唯一あだ名が決まってないのが僕だったな。「へぇ、で、僕のあだ名どうなった?」

「ネギトロジュース」

 ……。

「なんとなく、だ」

 ……。

「適当に考えた割にはなかなか」「良くありませんよ!? 何で僕がそんな未知なる謎飲料の名で呼ばれなくちゃならないんですか!」

「じゃあマヨネーズジュースってのはどうだ?」「何でペプシみたいに新しい味を追求してるんですか! 僕は土方さんじゃありませんよ!?」

 ムスカ先輩がくるりとペンを回す。「なんだよぅ。じゃあ何がいい? エルしぃ」

「うーん、ひろちゃんとかどうかなぁー」エルしぃは両の指を絡ませながら言う。

 僕は首を傾げる。「……ちょっと可愛すぎる。悪い意味で」

「そうかなー。エタブリちゃんはどう思うー?」エルしぃ、そいつにはあまり振らない方がいいと思う。

「ふむ……『金塊奏者(ビッゲストルーラー)』はどうだろうか」こうなるから。

「あーもうそれでよくね? けってーい」「ちょっと待ったァ! もっとマシなあだ名ないんですか!?」

「ならば『相互反目の禁断水(クジラジュース)』」「何でエタブリまでペプシの道を歩んでんの!?」

「じゃあ自分で決めたらいいんじゃね?」「自分で、ですか……」

 僕は思案の末、「ただっちとか」と至って普通なあだ名を述べた。

「ハハハ、ただっちとかうけるー! 何自分で自分にあだ名つけてんのきんもー」「なっ……先輩が言ったんじゃないですか!」

「でもー、エルしぃはただっちで良いと思うのです」よかった味方が一人いた。

 しかし。「よかないよエルしぃ。こいつにはもっと奇抜なあだ名を与えてやらないと悲しむよ」

「ネギトロジュースなんて変な名つけられるよりは悲しみませんよ?」

「そっかぁー、じゃあなにがいいかなー」僕の意見はスルーされたがエルしぃの口元に指を当てて考える仕草が可愛いので許す。

「……外見で決めるのはどうでしょう……」静かにBGMを奏でていた銀が珍しく口を挟む。

「なるほど、外見ねぇ……」ムスカ先輩が腕を組み俯いて考える素振りを見せた後、ぱっと顔を上げのたまった。

「ブサメン!」

「顔で決めないでください! 地味にショックです!」「だってお前イケメンかフツメンかブサメンかで判断したらキモメンだろ?」「さっきより酷くなってるじゃないですか! 忠弘は百の精神ダメージを受けた!」

「ちわーっす、遅れてさーせん」アサヒが今頃になってチューバと一緒にやってきた。

「そーだー、アサヒちゃん、今忠弘くんのあだ名を考えてたところなんだけどー、なにかいいアイデアないかなー?」「今『クソメン』が没になったところだ」なんか更に酷くなってる気がするけどきっと気のせいだよね!!

「あだ名……?」アサヒが少し思案顔になる。

 そうだ、お前の案でこのどうでもいい審議を終わらせて俺に練習の時間を与えてくれ!

「じゃあ……グロメン」

 アサヒスゥパァドラァイ!!!!!!!!!!!!!!


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