コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 仲矢金物堂日誌(仮)著:俺
- 日時: 2012/08/01 16:58
- 名前: すずか (ID: 39RfU1Y2)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=327
昔のやつの続きを書こうと探したら見つからなかったから、どうせだし新しく書こうとした次第。ちなみに特に終わりはないです。思いのまま行き当たりばったりでストーリーが進行します。
相も変わらずコメディ一途で行く気満々です。
コメントとか貰ったらちょっとテンション上がって一時的に頑張ったりするかもしれません。
※大好きな某ゲームキャラクターと、大好きな某漫画キャラクターをモチーフにした人物が登場します。多分どちらも、元ねたを知ってる人は多分分かります。気付いた人は生温かい目で哀れんでください。
※参照はシリアス・ダークにて書いてる小説です。厨二病と妄想の権化です。
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- 5 ( No.5 )
- 日時: 2011/09/18 03:51
- 名前: すずか (ID: b/D5tvZu)
そういわけで、日曜日。ユニフォームとかは特になく、各自適当にあつらえて来いとのお達しだったので、適当にジャージ着てきた。卓巳もそうだった。店長もそうだった。なのにこの差は何なんだ、見た目的な意味で。
「なあ卓巳」
「何だよ桃の天然水やらねえぞ」
「いらねえよ何微妙に可愛らしいの飲んでんだよ仲矢にあげろよ似合うからお前が飲んでても視覚的に嬉しくねーよ」
「そこまで言われる覚えはねーよ」
俺も言ってからそう思ったわ。全部事実だけど。
「結局何が聞きたかったんだよ」
「俺らも店長も似たようなジャージを着てるのに、どうしてこうも違うんだ?」
「ドラクエでも3LVの奴と99LVの奴が同じ装備したところで、大分強さは違うだろ。そういうことだ」
「雰囲気は伝わるが微妙に分かりにくい例えだなそれ」
つーか俺LV3かよ。
「店長の33分の1しかイケメンレベルないの俺?」
「33分の1もあったら充分だろ」
「店長チートだな」
「しかも公式だからな」
公式チートがこっち来た。
「おはようございます」
「ああ。……ジャージが同じだな」
似たようなものどころか同一商品だった。比較し放題じゃねえかしまった。
「そうですね。ところで、マイエンジェル仲矢はどこに?」
「それを兄の前で言うのかお前。アホだろ」
「……美鈴保は体操服しか持ってなかったから、柳田さんの娘さんの服を借りに行った」
そういえば体格が同じぐらいだったな、と脳内でイメージして納得した。仲矢の方が15倍ぐらい可愛いけど。兄妹揃ってチートだな。
「あ、雄人くん卓巳くん!お早いお着きだね!!」
「柳田さんグッジョブ!!!!!」
「うるせえ黙れ!」
卓巳に頭をしばかれたがそんなこと気にかけてられん!仲矢が!仲矢がチアガール!!おかしいぐらい可愛い!チート超えてバグ並だわこれ!!とりあえず柳田さんの服のチョイスに感無量!!
「じゃーん!チアガールです!メンバー足りてるらしいから応援するね!」
「絶対勝ちます勝利の女神様!!」
「突然崇められた!?」
「……加賀、ちょっとスカートの丈が短すぎると思うんだが」
「今時の女子高生ってこれより短いですよ。パンツ見えすぎて逆に萎えるぐらいです」
「そんなものか……俺も年を取ったのか?」
卓巳がしれっと変態発言したけどあまりにしれっとしすぎて店長無反応。
あと、店長が年寄りだったら、ここにいる俺等を除く全員は神様レベルだと思ったけど黙っておいた。
- 6 ( No.6 )
- 日時: 2011/09/19 14:20
- 名前: すずか (ID: GSdZuDdd)
「おお、これはこれは」
「最近の子はスタイルがほんに良くて」
後ろで商店街じいちゃん達が目を細めながら仲矢を見つめる。完全に孫を見る視線。その中ではまだ若い方の柳田さんが、集合をかける。どうでもいいけど何でもんぺなんだろうな。ソフトボールする気あんのか柳田さん。
「はい皆さん集まってくださいよー」
わらわらと集まってくるけど遅っ!集まるスピード遅っ!グラウンドに散らばっていたのは認めるけど、それでも5分はないわ!何でソフトボールにしたんだよゲートボールにしとけよこの状態!
「お前の言いたい事はわかるが、我慢しろ」
「というかさ、仲矢の方がそこのじいちゃんより絶対戦力になるよな?」
「お前チアガールとジャージどっち見たいよ」
「チアガール」
「じゃあ良いだろ」
卓巳に正論を丸めこまれたけど、すげー納得する言い分だったからいいや。
「では皆さん」
コホンと咳払いをして、柳田さんがクワッと目を見開く。
「駅向こうの奴らに辛酸を舐めさせられる時代はもう終わりました!これからは我々の天下です!」
キャラちげぇー!?突然その時歴史が動いたみたいな語り方になってるー!?見たことないけど!!
「なぜならこちらには作戦があります!」
「おおー!」
「仲矢兄妹です!」
「丸投げしやがった!?」
それ作戦って言わねーよ!どっちかっつーと秘密兵器だよ!!
「新君は弓道で全国ランカーだった実績があります!!ということはコントロールは抜群です!!あと普通に運動神経も抜群です!!」
そこイコールで結ぶのは若干無理があるわ!!投げると射るは結構違うと思うんだが!!つーか店長凄え今知った!!運動もできるのかよマジでチートじゃねーか!!
「美鈴保ちゃんは後ろで応援してもらって士気を上げてもらいます!!ついでに相手の若い者どもを骨抜きにしてやります!!」
向こうは若いのいるんだ!!そら辛酸舐めさせられっぱなしだな平均年齢70.5歳じゃ!!士気を上げるには全面同意だが!!
「以上です!!」
「マジでそんだけなのかよ!!」
それ作戦無しだよ!!
- 7 ( No.7 )
- 日時: 2011/09/25 15:50
- 名前: すずか (ID: 3TVgjhWp)
「卓巳、お前勝てると思う?」
「若い面子は俺とお前と新さんだけだろ。無理じゃね?」
「お前写真部だしな……」
「てめーは帰宅部だろうが」
何かすげえ低次元な争いだな。写真部と帰宅部って、多分運動できる部活ランクの最下層漂ってるよねきっと。
「新さんってソフトボールできるのか?」
「知らね。弓道がすげーってことも今知った」
「ふふふ、お兄ちゃんはウィリアム・テルの生まれ変わりです!!」
あ、仲矢だ。可愛い。しかもポンポン装備してるから1.5割増し。
「そんなにすげーんだ」
「マジすげーっすよ!!ウィリアム・テルごっこを幾度もしていたのに私が死んでいないことが何よりの証拠!!」
「何でそんな命がけで遊んでるんだよ!?」
あと林檎もったいねーな!!つーか店長やべーな!!今再確認した!!
「結局今はやってないのか?」
「うん、諸々が起こってそれどころじゃなくなっちゃって」
「あ、すまん仲矢……」
卓巳が地雷を踏んだか、と気まずげに謝ったけど仲矢は特に気にしてもない風だった。
「ノープロブレム!私もお兄ちゃんも5年も前のこと凹み続けるほど柔じゃないよ!!」
そう言って、ウインクしながらポンポンを頭上に突き出す仲矢の可愛さったらないね。最高。
「雄人」
「何すか店長」
バット持った店長がてくてくとこちらにやってくる。
「千本ノックって何だ?」
「あ、店長野球知らないんですね」
こっち負けたんじゃねえか?唯一まともに運動ができる店長ルール知らないぞこの調子では。
「店長、野球のルールって知ってます?」
「打つ」
「アバウトすぎます」
駄目だ分かってねーわこれ。終わった。
「それより千本ノックの説明をしてくれ」
「何でそこから入ろうとしてるんですか!!というか教えたら嬉々として俺にやらせそうなんで絶対教えません!!」
それから10分ぐらいかけて野球のルールを説明した。まあ大体ソフトボールと一緒だし良いだろ。頭の回転が速い店長はあっさりと理解し終わった。
「そんなルールだったのか」
「野球とかテレビで見ないんですか?」
「大体弓道新星と時間が被っててな」
「そんな番組の存在を今知りました」
視聴率取れてるのか非常に心配な番組だな。とりあえず仲矢家は見てるみたいだけど。
- Re: 仲矢金物堂日誌(仮)著:俺 ( No.8 )
- 日時: 2011/09/25 10:47
- 名前: 霊池 ◆pIPIvcoTsY (ID: SAsWfDzl)
はじめまして。タイトルに惹かれてやってきた者っす
夜分遅くに読んでいたけど、面白すぎて叫びだすかと思いました
ウィリアム・テルごっこか……俺も若いうちにやっておけばよかったなw
全体的に会話分が多いから、コメディの小説として、すごく読みやすいと思います
それと、一人一人のキャラが濃くて、俺的には本当に小説に溶け込みやすいと感じました
主人公のツッコミも完ぺきと言わざるを得ないですw
それでは、影ながら更新を見守っています、
- Re: 仲矢金物堂日誌(仮)著:俺 ( No.9 )
- 日時: 2011/09/25 15:44
- 名前: すずか (ID: 3TVgjhWp)
>>8
初コメントキター!
初めまして、読んでくださってありがとうございます。
コメディ・ライト板と言いながらコメディ少ないよね!という感じで書き始めたので、そう言っていただけるとそれはもう本望です。
これからも適当にその場のノリで書いていきますので、お暇でしたらお付き合いくださいませ。
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