コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ぅぶで悪うございました
- 日時: 2012/06/24 23:18
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
はじめまして
でもないかも??
飽きっぽい性格なんで
前に書いてた作品はバイバイ…
新しく,2作目を書かせていただきます´・ω・`
今度は頑張って書くので
読んでいただくと光栄です◇
あ,荒らしはダメですよ
初心者なんで,アドバイスを&コメをくださると嬉しいです
それでは始まり♪
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- ぅぶで悪うございました ( No.59 )
- 日時: 2012/01/19 19:42
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「じゃーね!!」
空港で笑顔で手を振るあんな。
そんなに頑張って笑わなくてもいいのに。
あたしが泣きそうだよ。
「あんなの活躍,見てるから!!」
「うん!!ありがと…ウチいなくても頑張りなよ」
「それはどうかな」
「はぁ!??頑張らないと!!一緒にね…あ,そーだ」
あんなは一枚の紙をくれた。
メールアドレスと電話番号が書いてある。
「いつでも電話とかメールとかしていいからね。じゃ!!」
未練を残さないようにと走っていく。
またね,と言う間もなく,あんなは東京に旅立った。
グスッ。
泣けてきた。
楽しくないよな,あんなが居ないと。
やばい…こんな事考えたら余計涙が止まらな…………ぁ…。
辰野??
「宮…部」
「…」
「あんな行ったか??」
幼馴染だったね,そういえば。
コクンと頷く。
「アイツさぁ,ちっちぇー頃からモデルになりたいって言っててさ,やっと,その夢がかなったんだよな…」
「うん」
「応援してやりたいけど,複雑なんだよ」
同じだ。
みんな,同じ。
- ぅぶで悪うございました ( No.60 )
- 日時: 2012/01/25 22:27
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「帰るんだろ??乗ってけよ」
「サンクス」
辰野のチャリに二人乗りして,少し遠いあたしたちの町まで走った。
電車で片道300円〜400円するから丁度いい。
「なぁ,もう一回幹乃んトコ行っていいか??」
「いつ??」
「明日〜♪」
「ちょ…!!そういうのは早めに言ってくれないと,こっちも片づけとかあるし…」
「そっか〜せっかく知り合いから超有名スイーツ点の詰め合わせもらったのに〜残念だな〜」
「ムカ……良いですよ!!そのかわり,それ,持ってきてください」
「りょーかーい」
辰野はケラケラと笑ってスピードをあげた。
そういえば,日生とキスしてたっけ,コノヒト。
そんなこと,忘れてた。
- ぅぶで悪うございました ( No.61 )
- 日時: 2012/02/10 09:40
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
にゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
超お久の更新!!!!!!!!!
あ,物語とは関係ないですよ??
- ぅぶで悪うございました ( No.62 )
- 日時: 2012/02/10 10:13
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
ピーンポン!!!
「ぅあーい」
ガチャ。
「お前ん家さ,チャイムの音おかしくねえか??もうちょっと『ぽん』っていう音は俺的に長く————」
「ねぇちゃんはお気に入りだったのに」
「ゥ`…」
約束通り,陽悠はスイーツの詰め合わせを持ってきた。
ケーキ,シュークリーム,マフィン,パイ,マカロン……
「凄い……!!」
お菓子だらけだあ————◆◇
ねぇちゃんはロールケーキが好……あ!!
ない!!ロールケーキがない!!!
「ロールケーキは??」
「俺に聞かれても」
(ちっ)
「なんて嘘だよw幹乃の好きなモンくらい俺だって知ってるよ」
そう言うと,辰野は違う店で買ったらしいロールケーキを出した。
「ロールケーキが売りだからさ,この店。ロールケーキが入ってる詰め合わせはすぐなくなるんだって。これくれた人が言ってた」
「こんな高級なものもらっていい訳??」
「ま,その知り合いの人っていうのがおばさんだからってのもあるけど,俺が『彼女にあげたい』って言ったらおばさん,涙流して『もってけ泥棒!!いいねぇ青春は』って」
その後,陽悠がそのおばさんの青春話の餌食になったことは想像がついた。
「お菓子は嬉しいけど,彼女じゃないから」
ねぇちゃんの仏壇にロールケーキを置いて,あたしもお参りした。
『そのうちあんたも陽悠のこと好きになるわよ!!』
日生の言葉が思い出される。
あるんだろうか,そんなこと。
あっていいんだろうか,そんなこと……。
辰野が参る。
背中大きい…。
いやはや,そんなこと!!!!!!
日生の馬鹿!!!!!!あたしが変に意識してしまうだろう!!!?
「ん??なに」
「いや…なんでもない…」
「もうすぐ夏休みだな〜」
「ほんとだ…!!!!ぅわ〜楽しみ!!!!」
「そうか??俺は部活,部活,部活………思うだけで吐き気する」
部活か。
考えてみよっかなー。
どうせ暇だし。
「宮辺は入んねえの??」
「考え中」
「じゃあさー,俺らのマネージャーになんない!?」
- ぅぶで悪うございました ( No.63 )
- 日時: 2012/05/20 14:32
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「ぇーーーそれってさ,土日ないんでしょ??」
「当たり前だろ」
「じゃ,やだ」
土日ほど魅力的なものはないのに,どうしてそれを潰さなくちゃいけないんだ。
部活してる人の気がしれない。
「あーあ,残念だなー,差し入れ毎日おいしいのになー」
ダメだ。
辰野の棒読みの誘惑にすぐ反応してしまうあたしって…。
「入らないから」
「そんだけ頑固じゃしょうがないな〜…」
頑固という言葉を強調する。
むかつく。
「何で??サッカー部マネいっぱいいるじゃん。あたしが入る意味があるの??」
辰野の視界が少し揺れる。
「お前が好きだから」
「ブッ!!!!!!」
なんだよ,ドキッとした…。
さっきふきだしたお茶をふく。
「真剣なんだけど」
「いや…ちょっと…待って…ううー」
やばい…何で辰野に対してこんなにドキドキドキドキしなきゃいけないんだよーーーー!!!!!!!
「可愛い」
「ぎゃーーもーー!!!やめろ!!!近づくな!!!わ〜!!!」
あーも,何が何だか訳わかんない。
なんでコイツと追いかけごっこなんか…。
「宮辺」
「ひっ!!!」
恐怖だ。
「なぁ」
抱きしめられる。
ねぇちゃんのことを思い出した。
いつも,あたしが泣いたり怒ったりしてるときに,抱きしめてくれたっけ。すごく,温かかったな…。
辰野からねぇちゃんを感じるのは,辰野もねぇちゃんを抱きしめてたから??
ねぇちゃん……なんで死んじゃったの??
「聞いてるか??」
ハッと我に返る。
「俺,かっこいいこと言ったつもりなのにな」
「ぎっ!!」
まだ抱きしめられていることに気付く。
スルっと抜けて,呼吸を整える。
「お前は俺のこと嫌いかもしれないけど,俺はお前のこと好きだから」
真剣な顔で言われる。
ねぇちゃん———。
辰野の取扱説明書をください。
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