コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ぅぶで悪うございました
- 日時: 2012/06/24 23:18
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
はじめまして
でもないかも??
飽きっぽい性格なんで
前に書いてた作品はバイバイ…
新しく,2作目を書かせていただきます´・ω・`
今度は頑張って書くので
読んでいただくと光栄です◇
あ,荒らしはダメですよ
初心者なんで,アドバイスを&コメをくださると嬉しいです
それでは始まり♪
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- ぅぶで悪うございました ( No.44 )
- 日時: 2011/12/08 20:18
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
その翌日だった。
月曜日。
あたしにとって一番だるい曜日。
ヒソ—————————
数人の生徒がこそこそと何か言っている。
視線的に………あ,あたし!?!?
教室にはあんなが落ち着かないといった顔で立っていた。
「おはよー」
「あ,樹妃じゃん…ってあんた『おはよー』なんて言ってる場合じゃないよっ!!!!!」
「何かあったの??」
「あんったねぇ〜…陽悠を家に連れ込んだの??」
成る程。
だから女子がこっちを見てる訳か。
でもどうしてばれたんだ??
「情報源は??」
「それがね〜…日生と千鶴が情報源…なんだよね」
日生…日生様の事??
それに,千鶴!?!?!?
「日生って,朝吹??」
「そう!!この前も放課後一緒にいたでしょ??絶対日生は陽悠狙いなんだよ!!だから樹妃に近づいてるんだよ」
「千鶴は??」
「日生につられたんじゃない??あの子も一途だから何だかんだ言ってやっぱり樹妃にやきもちやいてんのよ」
ふ〜ん。
謎は多い。
「千鶴」
「!!」
千鶴はひどくおびえた目で振り返った。
「樹妃??何??」
「あのさぁ,この騒ぎは何??」
「さ,さぁ〜」
へらっと笑う。
くそこいつ,とぼけやがって。
「あ,一応あんなに聞いてるから」
それを言うとおしまいだった。
「日生様が,放課後に,陽悠と樹妃がしゃべってるのを見たらしいの」
「それで,公園に行った」
「言われたの…樹妃と陽悠の事知りたいでしょ??って」
「『日生様』に??」
「そぅ…で,ビデオを持って公園に行ったの」
あの音はビデオ録画の音だったのか。
「で??」
「し,死ぬとかいう言葉が出たからびっくりして…」
「お前趣味悪いな」
そういうと千鶴は泣きそうな顔になった。
「ごめんなさい…」
「そのビデオは??」
「日生様が持ってるからわからない」
なんかまずい。
これを学校中に公開されたらたまったもんじゃない。
「ありがと」
千鶴を押しのけて『日生様』を探しに走った。
- Re: ぅぶで悪うございました ( No.45 )
- 日時: 2011/12/11 19:05
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
手当たり次第に廊下を走っていると塔の隅のほうの教室からザワザワした音が聞こえた。
うん,本能が働いた。
直感でそこに居るって思って,大当たり。
あたしが教室に入ると『日生様』は少し目を見開いたがすぐ笑顔になった。
そこは視聴覚室で,時々映画などが放送される部屋。
中には20人くらいの美女がいた。
今まさに例のビデオが放送されようとしていた。
「あら樹妃ちゃん」
「あらじゃないよ」
睨みつけると彼女はフッと笑った。
「皆さん,ちょっとまっててくださいね??」
そしてあたしの手をわざとらしく握り,廊下に連れ出した。
「痛い」
「もう聞いていますわね??」
「もちろん。なにを手の込んだことをやってくれてるんだか」
「あなたのせいでしょ??」
声色が変わった。
世界まで暗くなってしまったような感じ。
「陽悠をなんだとお思いなのかしら」
「さあ」
「私には恋愛感情としかとらえられませんわ」
「無理だね」
「あの後の話を聞かせていただきたいわ」
「ビデオを流すのを止めたらね」
そういうと『日生様』は教室の中に入ってビデオを丸ごと取ってきた。
中からはブーイングが聞こえる。
「これでどうかしら」
「いいよ。まぁ,簡単に言うと——」
「日生!!!」
誰かが遮った。
トクッ——————。
辰野だ。
今自分が言おうとしていたことを思うと急に恥ずかしくなる。
何を言ってるんだ,あたしは。
「この騒ぎはお前だろ。はやく止めろよ」
そして今頃になって辰野はあたしの存在に気付いた。
「何してた??」
「ちょっと話を」
「略すんなよ。日生,こいつに何かするなら俺にしなよ」
「ひゆ…」
『日生様』は泣き出した。
ふと涙がきれいだなーって思った。
「いッ…,樹妃ちゃんの家っで,何があったのっ…」
「…っ」
辰野は顔をゆがめて『日生様』を見た。
「こいつに俺の気持ちを言っただけだ」
「どういう??」
「好きだ…って」
やっぱりね,とつぶやき『日生様』はあたしを見た。
「で,あなたはOKしてないんでしょう??分かるのよ」
「うん」
「陽悠の気持ちは,私の気持ちも千鶴の気持ちも,その他の大勢の気持ちも通り越してあなたに向けられたの。それくらい自覚して」
『日生様』は本気だった。
世間から見れば,あたしはラッキー。
このラッキーをどう受け止めればいいのか分からない。
- Re: ぅぶで悪うございました ( No.46 )
- 日時: 2011/12/11 19:07
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
Dear⇒優蘭
久!!
優蘭も更新しないと´・ω・`●
待ってるよ☆。・
みお
- Re: ぅぶで悪うございました ( No.47 )
- 日時: 2011/12/12 00:47
- 名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
みお!
久ww
このごろは課題に追われててw
明日ぐらいには
こーしん
するからね!!!
んじゃ(*^^)v
これからの展開も楽しみにしてますねっ
- ぅぶで悪うございました ( No.48 )
- 日時: 2011/12/14 20:46
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「あ,樹妃おかえり…大丈夫??今にも死にそうな顔…」
「うん」
あんなだ。
「千鶴と日生に会った??」
「うん」
「ねぇ」
「うん……うんっ??!!」
「やっぱ聞いてない。で,何があったの」
「休日に辰野と会ったときのビデオが放送されようとしてた」
「じゃ,ぁ…千鶴と日生が…??」
「うん。で,辰野が来て『コイツに俺の気持ち伝えただけだー』みたいな事言って終了☆」
「あんた軽々しく言ってるけど修羅場だよ,修羅場!!!!!」
その途端,教室のドアが勢いよく開いた。
「宮辺樹妃はいるかしら??」
いつぞやの美女軍団———。
「前は日生様がいらっしゃったけど,今度という今度は許しませんわっ!!!!まさか,陽悠と付き合うなんて!!!!」
「はぁ…ってえ!?!?ありえないし」
「もう広がっているんですよ,カレカノ公認ってこと」
「本気でやめてその誤解」
この美女(確か貴紗羅といった)が言うように,結構広まっているらしかった。
この誤解,解かなければ,あたしの立場がなくなる!!!
あたしは本日2回目の人のところへ行かざるを得なかった。
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