コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ぅぶで悪うございました
- 日時: 2012/06/24 23:18
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
はじめまして
でもないかも??
飽きっぽい性格なんで
前に書いてた作品はバイバイ…
新しく,2作目を書かせていただきます´・ω・`
今度は頑張って書くので
読んでいただくと光栄です◇
あ,荒らしはダメですよ
初心者なんで,アドバイスを&コメをくださると嬉しいです
それでは始まり♪
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- ぅぶで悪うございました ( No.54 )
- 日時: 2012/01/04 12:35
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「ふっ」
そんな事…馬鹿馬鹿しいw
よりによって相手はねぇちゃんの元彼な訳だし。
告られたからといって,いい気になるのが全てじゃない。
「あ」
「樹妃ぃ〜どうだった!?!?結構これでも心配してんだよ!?!?」
「誤解は解けたっぽい」
「そう,よかった!!!」
あんなにも心配かけて,なんか申し訳ない。
「ごめんな」
「ん??」
「心配かけて…」
「ブハッ!!!!!!!!樹妃のその男口調で言われるとすごいリアル!!!!!」
いやいやいやいや。
そこはどうでも良くって。
「大丈夫!!ウチは樹妃の味方だって」
「ありがと」
「きゃ〜ん♪なんでこう樹妃って髪の毛ワシャワシャしたくなるんだろ??」
あんなの手によりワシャワシャされたあたしの髪。
「…ていうかね」
あんなの瞳が揺れる。
「ウチ,転校しなきゃいけなくなった」
「は??」
「モデルのオーデに合格したんだッ…だから,ッ…上京しなきゃ…って…ッ」
「嘘だろ!?!?!?」
いやだ。
あんなが居ないと…あたしやっていけない…。
せっかく親友ができたのに。
東京なんてそんな都会に行かなくったって…。
転校しなくちゃいけないって分かってオーディションなんか受けたの!?
本当はおめでとうって言ってあげなきゃいけないのに…。
「行かないでっ」
「っ樹妃」
「やだっ,せっかくあんなは初めてできた友達なのに…あんながいなかったらあたし,どうやっていけばいいんだよっ…」
泣くな,泣くな。
泣いたらあんなが行きづらくなるだろ??
「ま,まさか東京だなんて思ってなくて…ウチもやだよ,樹妃と離れるの…」
前からあんなはモデルになるのが夢だと言っていた。
その時は
『オーデ落ちた』
とへこんでるあんなに
『いつか絶対受かるって』
と励ますことができた。
でも今は…。
「やだけど…ごめんな…行ってきなよ…応援してるから」
「樹妃っ」
「電話してよ??手紙書いてよ??東京人になったからってあたしのこと忘れないでよ??」
「当たり前じゃんッ…樹妃もだよ!?いつか会えるから」
「ん」
二人で泣いた。
友達ってかけがえのない分,別れが辛いんだって知った。
「いつ出発??」
「一週間後…」
あと一週間。
絶対,楽しんでやる。
- ぅぶで悪うございました ( No.55 )
- 日時: 2012/01/06 17:55
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「いってぇ〜…………よしっ」
あたしが今作っているのはぬいぐるみ。
時々ガラじゃないって言われるけど,人間ギャップも大事なんだよ…多分。
あたしの場合,ねぇちゃんが上手だったから,教えてもらった。
あんなはネコが好きだと言っていたからネコの形。
まぁ,なかなかの出来じゃないのか!?!?
「それでね〜近所のおばさん家のチャコがね,カーテンの一番上まで登ってさぁ,落っこちちゃったんだ〜」
「やっぱりあんなはネコ好きだね」
「ネコ以外に好きになれない!!あ!!分かった!!樹妃はネコっぽいからワシャワシャしたくなるんだ!!」
嬉しいんだか嬉しくないんだかw
「あと2日だね…」
「ん…転校の事,他に誰か知ってんの??」
「樹妃だけ」
「え!?」
「風のごとく去ろうと思って」
ハハ,と笑いながらあんなは言うけどあたしは笑えない。
どうして,あたしばっかり大切なモノを失うんだろう。
あたしは,ねぇちゃんやあんなのお陰で笑ってこれたし,ここまで生きてこられたのに。
あんなといられるのもあと2日。
- Re: ぅぶで悪うございました ( No.56 )
- 日時: 2012/01/06 18:51
- 名前: 優蘭 (ID: 3mln2Ui1)
みお!
いつのまにか
話すすんでるしww
あんなちゃん…
ちょっと寂しいね(>_<)
更新がんば!
- ぅぶで悪うございました ( No.57 )
- 日時: 2012/01/14 13:29
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
Dear⇒優蘭
にゃは☆←
優蘭も頑張ってるじゃん〜
- ぅぶで悪うございました ( No.58 )
- 日時: 2012/01/14 13:37
- 名前: みお (ID: VEcYwvKo)
「おはよ」
「あ,おはよ〜!!」
笑顔のあんな。
いつもの光景。
今日も入れて,あんなのこの声を聞けるのもあと2回。
「あのさ」
頑張って作ったぬいぐるみをふくろに入れて渡す。
「…ッ樹」
「貰って。明日渡すと…ダメな気がして」
あんなは目をうるうるさせながらそれを受け取った。
「ありがと…開けていい??」
頷くとあんなはそろそろとふくろを開けた。
「わ………!可愛い………樹妃がつくったの!?!?」
「まぁ…」
「すごいじゃん!!なんで今まで教えてくれなかったのよ!!」
「ガラじゃないかと思って」
「そんな事思うわけないじゃん!!わ〜可愛い〜」
予想以上に喜んでくれた。
なんとも言えない充実感。
転校の事をほんの一瞬だけ忘れられた。
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