コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【コラボ】俺の日常は一年A組によって破壊される。
- 日時: 2013/08/16 11:46
- 名前: はる&乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)
はると申します。
このたびはなんと、「馬鹿に清き一票を!」を執筆されている乙川暮愛様と、コラボ企画をさせていただくことになりました———!
ちなみに私の書いている小説は、「俺の日常は幼女によって破壊される。」です。そちらもぜひ←宣伝じゃねーか
えーと、まずはこっち側の注意点。
・この話は、本編とは時系列が違うので、本編とはあんまりからんでません。(はるの場合は。)
・乙川様の素晴らしい文章力とこっちの駄文がかみあってなかったらすいません。悪いのは私です。
・荒らし禁止!
では、バトンタッチで!
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- Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.7 )
- 日時: 2013/08/12 11:30
- 名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)
三富圭SIDE
「あれ?知らないのかな?...違反者には罰を、が我々の鉄則なのよ?」
カッターナイフを構えた孝乃譲真樹&海堂有志。
フレンドリーな笑顔で間を詰める。
「..........はあ。」
俺は小さくまた溜め息をつく。
嗚呼、もうなんとかしてくれ。
あの唯一マトモそうな少年は、どうやら1年A組の人達に狙われてしまったようだ。
俺も助け出せそうならば同じマトモ人間のよしみで助けたいが、あれは無理だな。うん。
まさに1年A組の女神、冴木に声をかけようとしているのだから。
「よぅし、青波、愛理。あの男を排除する事を許可しよう。どうやら話し合いでは片がつかないようだ。ついでにあのいけすかないハンサムボーイ...そうだ、あの笑顔で激怒している男と戦ってもいいぞ。」
「了解!」
勢い良く立ち上がる美崎青波。
「えー、なんで愛理?」
きょとん、とした中松愛理。
「ふむ...仕方ない、そしたら雫様の秘蔵写真...ザ、家でくつろぎ☆ver17を進呈しよう。」
「はぅぅ、可愛い〜!!分かった!行って来るのー!!」
...嫌だ、此奴ら。
「あのー、けーくん。どうしたの?」
俺を覗き込んで来る瞳。
可愛い...。
そんななか、話しかけられた冴木は、返答しようと振り返る。
「はい、どうしたですか?.......ってひう!?」
怯えた様子の冴木。
冴木の目にしたものは...
・縄に縛られた男の子。
・その縄を握る笑顔だけどどこか怖いハンサムボーイ。
・カッターナイフの突き刺さった壁。
...すまん、冴木。
- Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.8 )
- 日時: 2013/08/12 12:11
- 名前: はる (ID: BvmlmLmy)
三波千春SIDE
「…やる気?」
芳野が大量の殺気を出す。
それに応じて、何人かがカッターやハサミ、銃刀法違反に触れているような刃物を取り出した。
…さっきまで普通でほのぼのとしていた電車の中はあっという間に殺伐とした戦闘空間にかわっている。どうしてこんなことになってしまったのだろう。
「ミュ—!(三波様、いざとなったらその素晴らしい反射神経があるので死ぬことはないのですよ!)」
「…大怪我は?」
「・・・・・・エヘッ」
ヘルプミ———ッ!誰か助けてくれ!コイツ笑いやがった!この状況で笑いやがった!もう駄目だ俺は死ぬんだ…!
「おい、あそこの目つきの悪い少年が最優先だ!そっちの優男はほっとけ!」
「了解!」
え、なんで俺なの!?ねえなんで!?
「千春!?あんた何やったの!?なんであいつらに憎まれてるの!?
栗原の声にこたえるようにリーダーらしき少年が答える。
「冴木 雫に声をかけたからだ!」
それだけか————ッ!?それだけで俺は死ぬのか———ッ!?
「む、むぅ。わからないことはない…」
「栗原さん、そこで納得したら駄目!」
ナイスフォローだ清水。
其の時。
「あの…何があったんですか?」
場が水を打ったように静まり返る。
すぐに気がついた芳野が、にっこりとその声の主に返事をした。
「いや、なんでもないよ。お騒がせしてごめんなさい。」
「あ…お騒がせなんて、そんな///(ニッコリ)」
………。
…………。
「最優先事項はその優男だ、総員、殺れエ—————ッ!」
「許せない…初対面で笑顔…!?しかも若干テレ!?」
「撮ったか!?」
「ばっちりです!」
「後で焼き増しを!」
「了解!」
…うん、変態集団だということはわかった。
- Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.9 )
- 日時: 2013/08/12 12:35
- 名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)
三富圭SIDE
嫌だこのクラスーーーーーーっ!?
「あっ、はいはいっ!それ私も欲しいですーっ!」
「いくらだその写真はっ!」
「1枚300円!」
「1ダース買うよっ!」
「俺4ダース!」
もう嫌だよー、カオスだよーっ!?
本人の目の前で写真のやりとりをする集団ってもう酷いだろう。
当人はポケーっと首を傾げている。
「クタバレ優男〜〜〜っ!!」
ズサッ
「ククク...我の封印していた左手が疼く...何っ、まさか...この左手が...ぐあっ!!」
...ザクっ
「だ、大丈夫ですか?...ってなんで縄で縛られて...。」
「あ、サンキュ......。」
必死で雫さんは怯えつつもマトモ人間の縄をほどく。
その距離、数センチ。
「変更っ!優男と同時に目つきの悪い男も撃破するっ!!」
「...はあ、酷いねぇ、四面楚歌だね。」
「阿呆、四面楚歌とは違うだろ、椛。」
礼央先輩と椎名先輩がやりとりをしている。
間違ったように見えて微妙に合っていると思うのは俺だけだろうか。
「死ねぇ、優男ぉぉぉっっ!」
素手で、武器で、襲いかかる少年少女達。...。
本当、ごめんね?周りの皆さん。
- Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.10 )
- 日時: 2013/08/12 12:48
- 名前: はる (ID: BvmlmLmy)
三波千春SIDE
「えっと、感謝するんだけどもう少し離れて!」
「え?なんでですか?私…何かしました?」
と、小首をかしげる美少女。うん、可愛いことは認めるんだけど、それ以上近くに寄られると、
「千春…?」
とかいってボクシンググローブはめてる栗原と
「目つきの悪い男…!許せねえ!」
とかいってカッターを投げてくる人に殺され…っとあぶねえ!
「わあっ、すごいね、意味深長な動き!」
「いやそれは違うから。もっと勉強しろよ」
ただの後転だ。
「三波くん、とにかく逃げよう!」
清水が手招きするが、
「「逃がすかあ!」」
と行く手を阻まれる。
「ミュー(これこそ四面楚歌!絶体絶命なのですね!まあ、三波様は刺されたぐらいじゃ死なないのですよww)」
「ww…!?wwってなんだよ!お前最近人間っぽくなってきたな!」
あっちでは、芳野がひらひら動き回っている。
「姉さんに比べればまだまだだね…!」
そういえばあいつには美人で強い姉さんがいる。そのおかげで鍛えられたんだろう。…羨ましぎゃああああ!?
「何考えてんの!?変態!」
いやそれはあっちのド変態どもに頼む!
- Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.11 )
- 日時: 2013/08/12 13:01
- 名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)
三富圭SIDE
「そうですか...しゅん。雫は用無しってことですよね、分かっています。どうせ雫は...ひっく、ひっく。.......くすん。」
嗚咽を漏らしつつ泣く冴木。
「目つきの悪い男!お前.......。なんて羨ましい事をされた上に我らが雫様を泣かせてるんだこの野郎っ!?裁きをうけろーっ!!」
「ひぃっ!?ちょ、その......。」
「ところで泣き顔の写真撮れたかっ!」
「ばっちりです!」
「焼き増し頼むぞっ!」
「了解っ!」
可哀想に、マトモ人間。
断っても受けても襲われるとは...。
俺は彼に同情を抱きつつ、下手に巻き込まれないよう読書に没頭没頭没頭_________
「死ねぇぇぇっ!目つきの悪い男ーっ!!」
「羨ましいぞぉっ、お前ーーーーーっ!?」
できねーよ?
「なぁ、冴木。」
ちょいちょいと冴木(雫)を手招き。
こうなったら事の八端に止めてもらおう。
「あれ?圭君じゃないですかぁ。偶然ですね...。よかった、安心しました。(ニコッ)」
「ついでにお前も死ね三富圭ーっ!!」
「安心しました。って何言われてんの圭ーっ!」
「ねえ、一緒に外行こうか。大丈夫、すぐに終わらせてあげるからさっ♪」
「やってしまった!」
何忘れてんの?勝手に声かけるな俺っ!?
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