コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【コラボ】俺の日常は一年A組によって破壊される。
日時: 2013/08/16 11:46
名前: はる&乙川暮愛  (ID: j.y7OH4U)

はると申します。

このたびはなんと、「馬鹿に清き一票を!」を執筆されている乙川暮愛様と、コラボ企画をさせていただくことになりました———!

ちなみに私の書いている小説は、「俺の日常は幼女によって破壊される。」です。そちらもぜひ←宣伝じゃねーか


えーと、まずはこっち側の注意点。

・この話は、本編とは時系列が違うので、本編とはあんまりからんでません。(はるの場合は。)
・乙川様の素晴らしい文章力とこっちの駄文がかみあってなかったらすいません。悪いのは私です。

・荒らし禁止!

では、バトンタッチで!

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Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.17 )
日時: 2013/08/14 10:46
名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)

冴木礼央SIDE

「あのあの、こんにちはですっ!」

「ん?」
俺達は、振り返るとそこには可愛らしい幼女がいた。

「あれ?どうしたの?迷子かな______」

ポフッ、ギューーー

「!?」

幼女が抱きついてきた。
「◯×□△?!」

「.........礼央、最低、ロリコン、変態、人類の敵!!」
「おにーちゃんは、小さい子が好きなんですね......。」

真っ赤になった女子二人は、俺をせめて来る。

「ちょっ、本当、それは...ぐふっ、」

「じゃあ雫も抱きつくっ!」
ガバっ

ザシュザシュザシュッ!!

雫が抱きつくと同時になんか飛び道具が飛んできたっ!
「いや、まじで何コレ!?本当、二人とも離れてっ!?なんか俺このままだとマジで死ぬからっ!」

〜暫くして。〜

「.......はあ、でもね.......。」
ある程度の話を聞いて俺は溜め息をついた。

「いくら俺でも幼女の趣味はないし、会ったとたん知らない人に抱きつくなんておかしいからねっ!?」
「見たアニメではやっていたのですが......?」

きょとんとする幼女...瑠璃萌ちゃんは、不思議そうな表情だ。

「萌え系アニメだろ、それ!?瑠璃萌ちゃんにはまだ早いよー?」
「そうですかぁ.......。とにかく、瑠璃萌は家族で御出かけしたのですが、迷ったのです。あと、貴女様方の予定を聞きたいのです。」

「え?私たちの予定?...んー、と。これからテントで荷物を整えた後、バーベキューをして、えーと、その後は適当に過ごすよね。」
「あ、はい。雫達は特に予定を決めるつもりではなかったので...。海とか、星を見たいな、って話にはなっていたよね?おにーちゃん。」

「うん。でも、どうしてそんなことが聞きたいの?」
「あ、なんでもないのです。さようならですっ!」

瑠璃萌ちゃんは、何処かへ行ってしまった。迷っちゃったっていってなかったっけ?大丈夫かな.......?

三富圭SIDE
「雫様宿泊予定のテント、先に掃除をしておきました!」
「雫様の使う予定のシャワールームを掃除して、カメラを仕掛けた......。」

オイ、それはマジで犯罪だろうっ!?
カメラはいけないだろう!?

外しにいこう...。
俺は小さく溜め息をつくと、一人でシャワールームへ向かう。
誰にも見つからなければいいけど......。
(そんなこと言ったら変態扱いされるし.......。)

Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.18 )
日時: 2013/08/14 11:14
名前: はる (ID: 3NeFJuEp)

三波千春SIDE

「よし、よくやった…で良いのか!?お前は!」
「でも、とにかくデレデレにさせるのが作戦だったのですよね?深夜アニメではこれが効果的なのです。」

お前は俺が寝ているときに何を見ているんだ。

「でも、せっかくなので今日は一日この格好でいるのです♪」
「ちょっ!?お前、芳野達にどうやって説明…!?」
「え?瑠璃萌はお兄ちゃんの妹なのですよ?脳波をちょいちょいといじくれば、最初からいたことになるのです。」
さりげなく怖いことを言うな!…うむ?

「あれは…常識人少年?」

人目を気にしつつどこかへ向かっていくようだ。どこへ行くんだろう?…「シャワールーム」…ま、さっきの電車内の戦いで汗をかいたんだろうな。…「女性用」…うんいくら俺でもフォローできない。悪いが彼は常識人ではなかったらしい。

でもなあ…このまま見過ごすのはちょっと、でも俺はあんな所入ると栗原と芳野に殺されて清水に軽蔑されるし…

「瑠璃萌、とめてこい。」
「え?でもロボには人間的な性別というものはないのでして、これは外見的性別ということになっているのです。だから厳密に言うと、瑠璃萌も男かもしれないということに…」

やめろ!読者の夢を壊すな!

「…三波様、人使いが荒いのです…」

少々恨めしげに、瑠璃萌はシャワールームへと走って行った。

「あ、あいつには抱きつくなよ?普通に話しかけろ。いいな。」
「了解なのです〜」

Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.19 )
日時: 2013/08/14 13:20
名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)

三富圭SIDE

「なにやってるのですか?」
「ひゃうぅ!?」
女のような悲鳴を出したのは無視して頂きたい。
俺が回収しようとシャワールームに入り、なんとかカメラを回収すると、誰かに声をかけられた。しかも、幼女に、『なにをやっているか』を聞かれた。
...もしかして、見られてた?
ちなみに今の俺の状況を客観的に見てみよう。

・出てきた場所、シャワールーム。

・さらに詳しく。女子用シャワールーム。

・持ち物、カメラ。


.........いかんせん、俺はどう見ても変質者だ。
ヤバい、通報されそうな勢いだぞ。
「い、いややや、なにもしてないです!マジで!俺は別に、なにもしようとしてないです!」

慌てて否定する。
だが、これは墓穴を掘ったような気がする。

しかも、俺の服は昔からの趣味で黒系が多い。
もう駄目だ、完璧な変態の完成だ。

......くっ、まさか1年A組と一緒にされるとは......。

っていうか、なんで上下ユウと飛春留位が掃除とカメラを置く作業をしに女子更衣室に行った時は、見つからなかったんだよ!?二人の存在感の薄さと、笑いの神様の悪戯かっ!?

Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.20 )
日時: 2013/08/14 13:56
名前: はる (ID: 3NeFJuEp)

三波千春SIDE

「…怪しい…!」
純粋な少女に声をかけられ慌てふためく健全な少年。そして彼が出てきたのは女子用シャワールーム。
普通の人は必ず同じ可能性にたどり着くであろう。

よし、警察だ。警察に電話だ…と、その前に料理しないとな!

「おーい、二人とも。悪いな任せちゃって!」
「ううん、大丈夫。野菜はそこだよ」
玉ねぎと人参とジャガイモというカレーの材料が並べられている。
肉は清水がこま切りにしているところで、栗原は焚火の準備とテントの設営で四苦八苦しているみたいだ。

「手伝おうか?」
「え?良いわよ別に。それにここ、女子用テントだから、その…見られたくないものがあったりとか…」
「あ、そうだな。悪い。」

墓穴をほった俺は黙って野菜をきることにする。
ジャガイモと人参を乱切り。玉ねぎは大きさをそこそこ残したまま刻んでいく。
目にしみるな…これ。
いつの間にか俺の頭から瑠璃萌たちの事は消えていた。


瑠璃萌SIDE

「…なにやっているのですか?」
と、瑠璃萌は小首をかしげて無邪気に聞きます。相手の男の子血圧が高くなり、、心拍数はどんどん上がってゆきました。うーん。どうしたもんですかねえ。
彼が覗きをしようがしまいが瑠璃萌には関係ないのですけど…

「あの、えと、その、これは…」

焦ってるのですね。でも、瑠璃萌がききたいのは別のことなのです。

「覗きをするためにカメラを持っているのですか?違うのなら理由を説明してほしいのですが。」

こういうと、男の子はますます焦った顔で震え始めました。うーん、瑠璃萌はそこまで恐ろしい顔をしているでしょうか?一度ルックス確認をしておく必要がありそうです。

どちらにしろ、男の子は赤くなったり青くなったり忙しそうなのです。

Re: 俺の日常は一年A組によって破壊される。 ( No.21 )
日時: 2013/08/14 14:23
名前: 乙川暮愛 (ID: j.y7OH4U)

三富圭SIDE

「え、えっと、ですね、俺は、クラスメイトの持ち物を回収しに来た...っていうか、その。」
俺の言う事は間違いではないだろう。うん。
カメラの回収に来たのだ。
もしもやらなかったらクラスメイトは盗撮することになっただろう。

「とにかく、俺は怪しい者ではございません!いや、本当に!!」

三富瞳SIDE
相変わらず、私のクラスはとても楽しげです。
ふふふっ、とても良いクラスです。
最近、変態じみてきましたが、良いクラスです。

「雫様の周りは、雫様以外あまりバーベキューが得意なタイプはいなかったよな...」
『あ、では私(朱里)が......』

佐原楓さんと、仁菜朱里がフォローをしようと立ち上がります。
でも、確か楓さんは、料理が無自覚ながらも苦手だった筈です。
それはよくないですねー......。

「えっと、でも楓さん、私と一緒に買い出しに行きましょう?」
「うーん...委員長がそう言うなら.......。」

「あ、委員長、サンキュー。じゃ、朱里、行って来い。」
「ラジャー、です!」

そういうと、朱里さんは来実さんにメイクアップしてもらい、急いで彼女のフォローへ向かいます。
私は楓さんとともに私たちの夕食の買い出しに行きましょうか。


冴木礼央SIDE

「じゃあ、まずバーベキューだけど...。」
「雫、頑張ります!」
「そうだね。私も、苦手ではないけど、得意な人に任せた方がいいよねっ!うん!」

そういい合うと、準備に......。

「食べ物は何にしましょうか...。」

「あ、すいません、近くでバーベキューをしようとしているのですがぁ、やっぱりこういうのを使うのがいいですよねぇ!バーベキューと言えば.......。」

少し忠告を俺達にすると、ついでにこれ、余ったので、と野菜をくれた。
世の中には優しい人が多いんだなー。


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