コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 妹さんの誕生日
- 日時: 2015/08/16 07:50
- 名前: 独楽林檎 (ID: e6h1dNNB)
初めまして。
独楽林檎と申します(これ「こまりんご」って読みます)。
ちなみに、小説カキコに投稿するのは本作品が初めてなので、初々しいところなどあると思います。
もしも読んでいただけるのであれば、誤字、脱字など指摘していただければ幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします!
〜来てくださった方〜
てるてる522様
美奈様
はるた様
Garnet様
参照2300、ありがとうございます!
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- Re: 妹さんの誕生日 ( No.68 )
- 日時: 2015/03/05 21:17
- 名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)
ガラガラガラ、ピシャッ!
「失礼します!」
あ、エミが目当てじゃないよ?
「金間さんと銀野さんはいらっしゃいますか!」
金間恵一さんと銀野拓馬さんに、パーティーの事を頼みに来たの。
「ほいほーい、いますでー」
「おい、キン!返事にまで関西弁使うなや!」
こんな所でも漫才風味のこの二人、きっと将来の夢は漫才師だよね……。
「青永ちゃん?どうしたんや、こないなとこで?」
「ま、運動場で話そうや。な、ギン?」
「ああ、それ、傑作や思うわ」
「ほな、行こか」
勝手に話を進められてる!
まあ、運動場でも話せるんだけどさ、それだと時間が無駄に使われる訳で……。
なんて考えた時には、もう運動場の木の陰にお世話になっていた。
「で?何の話や?」
「あほう、女子を休ませずに聞き出すやつがおるかい!」
「ええやんけ、疲れて無さそうやし……」
「ああ、そうかいな……って、肩で息しとるやろ、お前がな!」
「ばれたか?」
この人たち、重度のマイペース……?
「えっと……」
「「……あ」」
まさか、私の存在を忘れてた!?
「話していいよ、体力が残ってるんだったら」
銀野さん、標準語も話せるのか!
「3月3日に友達の家でパーティーをやるんですけど、そこで漫才をやって頂きたくて……」
って、今、この二人の目が光らなかった!?
「マジか!俺ら、ホンマモンの漫才師になれるんかいな!」
「おい、キン、また関西弁にもどっとるで……俺もやけどな」
そんなに嬉しいこと?
というか、この二人、漫才師として活動したことが無かったのか!
「「引き受ける、引き受ける!何分ぐらいで終わらせればええんや?」」
「え、えっと……5分ぐらいで?」
なんか私、さらっと結構長い時間伝えなかった?
「うーん、もうちょい長くてもええんやけどなぁ」
「まあ、今日から練習やで!」
「せや、5分チョッキシで、漫才まとめなあかんな!」
「きまりや!」
次々に関西弁を発して、そのまま二人で去っていった。
ちょうどその時聞こえたのが、これ。
「もうすぐ、チャイムが鳴ります。教室に入って、朝学の用意をして、静かに、席に座りましょう。これで、朝の放送を終わります。」
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.69 )
- 日時: 2015/03/10 17:45
- 名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)
学校にいる間に、春宮さんと銀野さんと真矢と気保理と金間さんと銀野さん(……あれ?)に村咲家の場所を示す紙を渡しておいた。
それと、今日から日曜にかけて村咲家で色々準備をすることも。
放課後、昨日と同じように村咲家へ向か……わず、まずはお泊りセットが置いてある青永家へ。
お母さんには、昨日のうちにこのことを伝えておいた。
だから、「ただいま」と「行ってきます」しか発さなくて結構!
そして、村咲家のインターホンも押さなくて結構!
鍵を開けてあるから、そのまま入れって言われてる。
「失礼しま〜す」
と言いながら入って、最初に見えたのは。
壁に向かって倒立をしている、妹さん……。
包帯を巻いている右足は確かに痛々しい。けど。
「えっと、何やってるんですか?」
「何って、あんたを待ってんの!」
はぁ、待つために壁倒立……。
ということは置いといて。
「この荷物、どこに置けばいいですか?」
聞いたら、妹さんは、壁から離れて……。
ドスッ。
着地に失敗。
あちゃー。
「大丈夫ですか、いm……ラミさん」
「くっ……何のためにこけたか、だと!?起き上がるためだ!」
おおっ、素晴らしい言いわk……いや、素晴らしい受け止め方!(←)
「……案内するから、来い」
と言われたから、妹さんの後について行った。
そして、次に立ち止まったのは……。
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.70 )
- 日時: 2015/03/08 15:53
- 名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)
「か、会場……」
「ああ、これから2泊3日、アオイは大体ここにいてもらう」
えーっ、ここにいて、大丈夫なのー?
「大丈夫だ、夜には布団も持ってくるし、風呂と歯磨きも不自由ないようにする」
運動不足とか、ちょっと心配なんですけど?
「大丈夫だ。ここにいる間は一日に12時間以上働いてもらう」
それはそれで、心配なんですけどっ!?
「食事は、パーティーの味見で何とかできるだろう……今、まさに、来たみたいだしな」
来たって、何がですか?
聞こうとしたら、
ピンポーン♪
インターホンが鳴った。
「えぇっ!?」
妹さんは、エスパーか!?
「ほら、アオイ、玄関に出ろ!」
「は、はいぃっ!」
玄関に走って、ドアを開けると……そこにいたのは、和菓子を持った銀野さん。
「よう。注文は10個ずつだったが、味見用に2個ずつ余分に作っといたんだ。まだ寝かせてないが、ちょっと食べて見ろ!」
「えぇっと……とりあえず、こっちに来てください……」
何で私、こんなに敬語なの?
「おう、それと、もう一人と紛らわしいから、コウって呼べ」
「もう一人?」
もう一人って……誰のこと?
「ギンだよ。キンのコンビの」
「え?」
ギンって言えば、銀野拓馬さんのことでしょ。
そして、今、目の前にいるのは……銀野鋼さん。
あっ!
「苗字が同じ!?」
「ん?今、気づいたのか?」
コクコク。首を縦に振る。
「何故名字が同じなのかと言えば……まあ、双子だから、だな」
「双子ぉっ!?」
全然、似てない!
「そんなに、驚くことかぁ?……ま、いいけど」
「コウ、とにかく、上がれ」
あれ、妹さん、いつの間に私の右に……。
「まだ未熟な味だと思うがな。特に桜餅なんか、一口でがばっと食うのが一番だぞ」
「ん、それは中で聞くから」
……と、いろいろ驚いて、いろいろ話しながら、私たちは村咲家に入っていった。
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.71 )
- 日時: 2015/03/08 22:03
- 名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)
ピンポーン♪
玄関のドアを閉めた途端、インターホンが鳴った。
くるっとUターンして、玄関のドアを開ける。
目の前に立っていたのは、春宮さん。
「……料理の実行、担当させて……」
相変わらず3点リーダをつないで、それでもズカズカと村咲家に入ってくる。
来ました、影が薄くてキャラが濃い人!
……それにしても、春宮さんって料理が得意だったんだね。
ちょっと意外かも。
と思って、ドアを閉めたら。
ピンポーン♪
インターホンが鳴った。
またかっ!
と思って、1秒後、ドアを開ける。
外開きのドアにゴンッ!と思いっきりぶつかったのは、金間さん。
少し後ろに、銀野さん……銀野拓馬さん……がいる。
「痛てぇっ!」
「アホか!外開きの目の前に立って、ぶつからんと思っとるんか!?」
本当に関西人よりも関西弁だよね、この二人って!
「この二人ぃ言わんといてや、俺らな、チーム名を<プラチナ>って決めたんや!」
「あぇ?そうやったか?」
「お前も公認やったやろ、忘れたんか!?」
えっと……。
「とりあえず、上がって」
と言って二人が玄関に入るのを確認してから、ドアを閉める。
閉める途中に紫がかった低めのツインテールの人が入ってきたのは、気のせいじゃないよね?
- Re: 妹さんの誕生日 ( No.72 )
- 日時: 2015/03/08 22:11
- 名前: 独楽林檎 ◆tr.t4dJfuU (ID: vLlTyC08)
状況整理(キャラのいる場所)
青永 葵 村咲家
村咲 笑 通学路
村咲 楽美 村咲家
春宮 千紗 村咲家
銀野 鋼 村咲家
山海 真矢 ?
風堅 気保理 ?
金間 恵一 村咲家
銀野 拓馬 村咲家
村咲家以外にいる人:3人
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