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- 東京怪物使節団
- 日時: 2015/03/19 19:34
- 名前: あげは (ID: WylDIAQ4)
怪物ー怪しいもの、化け物。
一体誰の為に私たちは生きているのだろう。
何の目的で生きているのだろう。
そんな事を思った3人の生物がいた。
どうも。あげはと申します。
えー、どうぞよろしくお願いします。
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- Re: 東京怪物使節団 ( No.6 )
- 日時: 2015/03/19 20:29
- 名前: あげは (ID: WylDIAQ4)
「ただいま」
そこにはスーパーの袋を持った長身の男がいた。
怪物参号
神谷悠一 かみやゆういち
身長186㎝。黒髪をオールバックにして、黒いスーツを身にまとっている。
堅物そうに見えるが、外見とは裏腹にとても飄々とした性格だ。
「おっかえり〜!悠一!何か買ってきた?」
「うん。ほら、トマトジュース。」
そう言って悠一がパックのトマトジュースを出した。
「え〜。俺、トマトジュース苦手なんだけど〜。」
「吸血鬼なのに、トマトジュース苦手って、どんだけだよww」
フランケンシュタインの彼がそう言った。
「フランケンシュタインさんの仕事は終わったんですか?」
美由紀がパソコンに向かって文字を打ちながら、悠一に聞いた。
「今終ったところ。それと、俺の名前フランケンシュタインじゃないから。フランケンシュタインは作者の名前であって、あれに名前はないの。」
こんな他愛もない言葉を掛け合っていても、彼らは私たちと同じ「人間」ではない。
どんなに「人間」と同じ姿形をしていても、彼らは「怪物」なのだ。
私たちの世界に入り込んでいるが、彼らは私たちとは別の生き物なのだ。
——たとえそれが、空想だとしても。
「はい。依頼しゅーりょー。」
和哉が、カタン、とEnterキーを押した。
「どんな依頼だったんですか?」
「えーっとねー。」
彼がマウスをコロコロと転がす。
「最近夫にムカついているが、別居中なので引きずりだせない。そこで弊社で5時間ほど意識を失わせてほしい、とのことだったよ。」
悠一が自分のデスクに言って作業をする。
その横で吸血鬼の和哉がポテトチップスを食べながら依頼を待つ。
美由紀も同じく。
彼らはそうやって生計を立てている。
そんな日常が崩れる時が来ようとは。
誰も思っていなかった。
- Re: 東京怪物使節団 ( No.7 )
- 日時: 2015/03/19 21:08
- 名前: あげは (ID: WylDIAQ4)
そなのー!教えてくれてありがとう。
こちらこそ、宣伝してくれてありがとね。
見ててわかったと思うけど、名前は…うん、わかったよね。
あなたならわかると思う。
亀更新になっちゃうと思うけど、よろしくね〜。
- Re: 東京怪物使節団 ( No.8 )
- 日時: 2015/03/20 20:10
- 名前: あげは (ID: WylDIAQ4)
デスクで作業をしていた悠一はマウスを動かしていた右手を止めた。
そして、画面を凝視した。
「何これ?」
二人が彼のデスクに向かう。
「どうかしましたか。」
「何かあった?」
パソコンをのぞきこむと、
「是非使節団に入らせてください。」
という文字が。
三人は眉間にしわを寄せる。
「いたずらかなぁ?」
「私はそう思いますけど。」
美由紀はメガネを中指であげる。
「俺はそうは思わない。」
和哉が腕を組む。
「どうして?」
「本当にいたずら好きなやつはこんなこと書かない。」
その言葉に一瞬の沈黙があった後、美由紀が口を開いた。
「一回、応じてみましょうか。」
「あれ〜?俺の話、無視?」
和哉がへらへらと笑った。
「和哉うるさい。」
悠一は書き込みに対して
「わかりました。明日、神戸駅前のカフェで13:00に待ち合わせしましょう。」
と、書き込んだ。
「あ〜あ、書いちゃった。」
和哉は頭の後ろで手を組む。
「何か、不都合でもあるんですか?」
「べっつに〜、めんどくさいなぁと思って。」
口笛をひゅうと吹く。
「小野君、ちょっと黙って。」
悠一が「小野君」と呼ぶときは少し怒っている時だ。
「すいませんでした。」
和哉は彼に頭を下げる。
「で、誰が行きますか?」
美由紀は二人を見まわした。
二人は口を揃えて
「美由紀」
美由紀はうんざりした顔をして
「なんで私なんですか。」
「俺は君が一番適役だと思うよ。」
悠一がにっこりと笑う。
「ただ単に面倒なだけじゃないんですか。」
「そんなことないよ。美由紀が適役だと思うから推薦してるんだ。」
吸血鬼の牙を出しながら笑って右手をひらひらと振った。
彼女はしぶしぶ承諾した。
その時二人は心の中で小さくガッツポーズをした。
そして三人はそれぞれのデスクについた。
「ほかの依頼を片づけてしまいましょう。」
三人がデスクに着いた途端、事務所に一枚のファックスが送られた。
和哉がその紙を受け取った時、穴が開くのではないかと思うほど彼はそれを見た。
その紙には
「和哉さんでお願いします。
裏切ったら、殺します。」
と書かれていた。
- Re: 東京怪物使節団 ( No.9 )
- 日時: 2015/03/24 22:03
- 名前: あげは (ID: WylDIAQ4)
「これ、完璧なる脅迫じゃない。」
覗きこんだ悠一がそう言った。
「私たち、名前を明かしていないはずですよね。しかも殺しますということは。」
三人は目を合わせて
「自分たちの顔を知っている。」
しばしの沈黙の後、美由紀が口を開いた。
「もしかしたら、私たちの仲間ではないのでしょうか。」
- Re: 東京怪物使節団 ( No.10 )
- 日時: 2015/03/24 22:12
- 名前: *あげは(恋登P) (ID: cBiB9/nf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view%no=39467
おうふw
同じ名前の方を見つけてしまったw
ども、同じく此処で活動してあげはと言いますw
まぁ後ろに恋登Pとかいう意味不な物付けてて正解でしたw
中身がなかなか奇抜というか面白いですな〜
これから見ていこうかなと
あと指摘というかアドバイスなんですけど
会話分の「」の最後には。は要らないかなと
入っちゃうとアンバランスになりがちなので
おすすめしときます(`・ω・)
更新頑張ってくださいね!
URLの作品も暇なときよろしくです!
あげは(恋登P)
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