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doll-殺戮人形-完結しました☆
日時: 2010/06/06 10:39
名前: りん (ID: 1EEKYNv1)

初めまして★

りんと言います♪

小説を書くのは初めてなんですが頑張って分かりやすく、面白い小説になるようにしますので
よろしくお願いします^^

どんどんコメしちゃってくださいね(^0^)/

では始まり始まり〜^^
↓↓

宮坂唯みやさかゆい

15歳

成績優秀で絶世の美女。


doll(ドール)

感情がなく、ただ無表情で殺戮を
繰り返す世界№1の殺し屋。


表と裏...光と闇で暮らす正反対な2人は
同一人物だった...。

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Re: doll-殺戮人形- ( No.13 )
日時: 2010/05/09 10:03
名前: りん (ID: U7zErvcm)

4人の席は私の後ろに直人という人、亜綾の後ろにチャラ男、
正反対の廊下側にはさわやかくんとクールの2人だった。

チャラ男は亜綾に興味を持ったみたいだ。

「ねぇねぇ!! 君可愛いね。名前は?」

「可愛い? ありがと〜。あんたも格好いいよ。あたしの名前は亜綾」

亜綾は少しでも油断させるためか、演技をしてチャラ男と仲良くしている。


「なぁ、俺たちのこと怖くねぇの?」

「ん? 何で?」

「普通全国№1の黒椿の総長と幹部が近くにいたらびびるだろ」

確かに。

現にさわやか君とクール男の周りの人は少し距離を置いている。

「全国№1ってそんなにすごいの?」

亜綾がきょとんとした顔で言った。

亜綾は天然なのだ。

それに亜綾は世界№3だから全国トップの力を強いと思ってないのだろう・・・。

私もそうだけど。

「えっ?」

チャラ男は亜綾の衝撃発言にびっくりしたみたいだ。

「お前・・・日本語分かってるか?」

直人っていう人も会話に入った。

「分かってるよ? でもあたしや唯の方が強いし。ね、唯」

亜綾・・・あんたの天然は尋常じゃないわ・・・。

精神科へつれていくべきかしら。

そんなこと言ったら自分はもっと強いって言ってるようなもんじゃない・・・。

「クッ・・・馬鹿らしい。お前、本当に高校生か?」

直人が言った。

「直人は総長だよ。あんまり怒らせないほうが・・・」

チャラ男が必死で亜綾を止めようとする。

総長さんが急にこっちをみて、

「お前もこいつの保護者なら言っていいことと悪いことくらい教えとけ」

プチ

私の中でなにかが切れる音がした。

Re: doll-殺戮人形- ( No.14 )
日時: 2010/05/09 10:04
名前: りん (ID: U7zErvcm)

「私は別に亜綾の保護者じゃないわ。親友よ」

「どっちでもいい」

こいつ・・・ムカつく。

「はぁ?なんであたし子供扱いなわけ!?意味分かんない!どうせ全国№1の族だからって調子乗ってんでしょ」

さすがにムカついたのかやり合うための計算なのか分からないが
亜綾も怒っている(?)。

「は?お前俺たちがここまで来るのにどんだけ苦労したと思ってんだ」

総長は冷静にも見えるが目は怒りを訴えている。

「ちょっ・・・直人、落ち着けって」

チャラ男が必死で総長を抑えようとする。

「うるせぇ」

「男のくせに馬鹿らしい」

私はポツリと呟いた。

総長は耳がいいらしい。

「あぁ?やんのか」

「上等よ」

挑発に乗りやすいのね。

族の総長なのに・・・。

「・・・次の休み時間、屋上に来い」

あーぁ・・・

亜綾があんなこと言うから・・・。

亜綾の方を見ると、さっきと同様、いや、下を向いて
さっきよりも冷たい目に怪しい笑みを浮かべてた。

やっぱり作戦か・・・。

その時間中、総長は私の後ろで機嫌を悪くし、舌打ちを何回もしていた。

Re: doll-殺戮人形- ( No.15 )
日時: 2010/04/11 11:33
名前: めぎゅ . ◆Y/T19JNOkQ (ID: T4FXnLeQ)

面白い(´・ω・`*)!!

頑張ってね^^
(タメおkですかね?)

Re: doll-殺戮人形- ( No.16 )
日時: 2010/04/11 12:09
名前: りん (ID: IPYwA4yT)

めぎゅさん

面白いですか?
ありがとうございます!!m(__)m

タメ全然okだよ〜♪

Re: doll-殺戮人形- ( No.17 )
日時: 2010/05/09 10:08
名前: りん (ID: U7zErvcm)

授業はあっけなく終わり、休み時間になった。

さわやか君とクール男は総長とチャラ男のもとへ行き何か話してた。

私と亜綾はすぐに屋上に向かった。

「亜綾、どうする?てか計算?」

「もちろん計算。後悔させてやるの・・・フフ」

亜綾はこっちを振り向いてニコッと笑った。

でも目だけは笑ってなくて冷たかった。


「もう来てたのか」

屋上に着いて約5分。

総長たちが来た。

チャラ男以外はみんな不機嫌だ。

「女の子を待たせるなんて最低ね。モテないよ」

亜綾は早速挑発した。

「あ?お前ら外でれねぇ顔にしてやろうか」

さわやか君が怖い顔をして挑発に乗った。

どこかのマンガにでもありそうなセリフね・・・。

「やれるもんならやってみたら〜?」

亜綾が再び挑発した。

挑発に乗りやすい男って単純ね。

「・・・っ!!んだとコラ!!!!」

今度はクール男が叫んだと思ったら亜綾に突っかかっていった。

亜綾はニコニコしてたっている。

クール男が亜綾を殴ろうとしたが一瞬のうちに亜綾は消え、パンチは見事に当たらなかった。

クール男があちこちキョロキョロして亜綾を探している。

ふいに肩をトントンを叩かれたクール男は誰かと振り向いた瞬間、倒れた。

実は亜綾はクール男の後ろでずっと気配を消して立っていて肩を叩いたのももちろん亜綾。

倒れたのは亜綾がお腹を殴ったからだった。

総長たちは一瞬の出来事にびっくりしている。

そりゃ、そうだよね。

仮にも全国№1の黒椿の幹部の一人が女の子なんかに
一瞬で負けちゃったからね・・・。

「・・・どうなってんだ・・・?」

さわやか君は目を丸くさせて亜綾とクール男を交互に見ていた。

「・・・弱っ」

私が何気なく呟いた言葉にいち早く反応したのは総長だった。

「たまたまだよ。それにお前、こいつがちょっと強いからって強気でいるのか?」

どうやら総長は亜綾はちょっと強いが今のはたまたまこういう結果になり、
亜綾のそばにいる私は大して強くないのに亜綾のそばにいることで強気になっている、
と思ったらしい。

・・・馬鹿らしい。

「じゃぁやってみる?」

今度は私が挑発してみる。

「女相手だぞ?それに強がってるくせに」

総長はニヤつきながら言って来る。

「・・・怖いの?黒椿総長さん」

「あーぁ・・・唯怒らせちゃった。
あたしより強いのにぃ」

その言葉に総長は反応した。

やっぱり怖いのね・・・。

「フッ・・・じゃどっからでもかかって来い」

総長はまたニヤニヤしながら言ってきた。

余裕かと思ったら殺気まで出しちゃって・・・。

私だったら殺気で人を半殺しにできるのに・・・。

私は気配を消して総長の後ろに周った。

どうやら私のスピードは総長にも見えてないのね。

「こっちよ・・・」

私は総長の後ろで囁いた。

総長は慌てて振り向いたがもう遅い。

背中をちょっと蹴ったら総長は2メートルくらいとん
で倒れた。

というか気絶した。

さわやか君とチャラ男が2人を見ている間に私たちは教室に戻った。

私たちに喧嘩売るからこうなるのよ・・・。


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