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doll-殺戮人形-完結しました☆
日時: 2010/06/06 10:39
名前: りん (ID: 1EEKYNv1)

初めまして★

りんと言います♪

小説を書くのは初めてなんですが頑張って分かりやすく、面白い小説になるようにしますので
よろしくお願いします^^

どんどんコメしちゃってくださいね(^0^)/

では始まり始まり〜^^
↓↓

宮坂唯みやさかゆい

15歳

成績優秀で絶世の美女。


doll(ドール)

感情がなく、ただ無表情で殺戮を
繰り返す世界№1の殺し屋。


表と裏...光と闇で暮らす正反対な2人は
同一人物だった...。

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Re: doll-殺戮人形- ( No.3 )
日時: 2010/05/09 09:55
名前: りん (ID: U7zErvcm)

その日の夜・・・。

仕事用の携帯が鳴った。

この携帯にかけてくる人はあの人、マスターしかいない。

[もしもし、dollです]

[もしもし、俺。仕事だ]

[...なんの仕事ですか?]

[暴走族、black nightを完全に殺せ。裏では薬の密売、売春など犯罪に手を染めているらしい]

[分かりました]

[謝金は350万]

[はい]

電話を切るとすぐに情報収集。

愛用のノートパソコンを開き、black nightの情報をハッキング。

ハッキングは得意だ。

小さいころからマスターに教えてもらってしてたからね・・・。
きっと私にはほとんどハッキングできないものなんてない。

マスターの情報以外・・・。

今までに何回もハッキングしたことあったけど成功したことなんてない。

私はハッキングも殺戮もマスターにはかなわない。


暴走族のわりにガードはゆるいblack night。

これじゃハッキングしてくれって言ってるようなもんじゃない・・・。

情報は5分もたたない程、容易く手に入った。

そして早速仕事。

doll用の服に着替える。

黒のヒラヒラワンピースにショーパン。

動きやすくくて気にいっている。


準備が終わり、窓から飛んで屋根の上を移動する。

black nightのアジトは結構近くにあったからすぐについた。

今夜もパーティが始まるわね・・・。

Re: doll-殺戮人形- ( No.4 )
日時: 2010/05/09 09:57
名前: りん (ID: U7zErvcm)

ハッキングで得た情報によると今日はblack nightの1年に1回の全員出席会議があるらしい。

私もいいタイミングで仕事が来たものね・・・。

見張りもいない、1つの部屋に全員が集まっているほど楽なものはない。

black nightのアジトは普通のビル。

大きいとも小さいとも言えない。

・・・確か最上階だったはず。

中にはカメラが大量に仕込んであるらしい。

私は全力疾走で走った。

カメラにも見えない速さで...。

一般の人は決してできないけど、特別な訓練を重ねてきた私たちにはこんなこと序の口だ。

そうして私は誰にも気づかれることなく最上階に着いた。


ドアには鍵がかかっていた。

私は銃を出して一発打ち、鍵を壊した。

そして中に入ると、やっぱり会議中だったのだろう。

350人ほど人がいた。

さっきの銃声で敵が来たと分かったのか、みんな武器を構えてこちらを殺気を出しながらにらんでくる。

しかし予想外の敵にびっくりしたのだろう。

だって来たのは15歳の女の子なんだから。

「誰だ?お前」

一番奥の豪華な椅子に座っている男がいた。

この人が族長ね。

たしか21だったかしら。

さすが族長だけあって女の子でも油断しない、殺気もその辺の奴とは違う。

「初めまして。私はdollと言います。あなたたちを殺しに来ました」

わたしは嘘の笑顔で丁寧に言った。

「dollってあの...?ハハハハハ」

突然総長が笑い出した。

不思議そうに見ていると、

「お前みたいな若僧が殺し屋世界№1のdollだと?笑えるな」

その言葉を合図に全員が笑い出した。

「そんな汚い笑いなんていらないわ。これから死ぬってのに」

私はボソッと呟いて一番手前にいた男の首を刀で切り落とした。

ぐちゅっ

ぼと

その光景を見て笑い声がやんだ。

「やれ」

族長がそう言った直後、ほぼ全員がかかって来た。

族長はニヤニヤしながら椅子に座っている。

余裕ね・・・。

そしてどんどん減っていき最後の1人、族長だけになった。

「後はあなただけよ、族長さん?」

族長は何も言わずにナイフを私に向かって投げてきた。

ぐさっ

からん

しかし私は怪我ひとつない。

さっきの瞬間に飛んできたナイフをよけ、代わりに自分が持っていたナイフを総長の首に向かって
投げつけた。

見事に命中したナイフ。

総長はそのまま椅子にうなだれる形になった。

今日のパーティ、終了ね。

Re: doll-殺戮人形- ( No.5 )
日時: 2010/05/09 09:59
名前: りん (ID: U7zErvcm)

仕事が終わると必ず行かなきゃ行けない場所がある。

報告をしに、マスターのいるビルに。

「マスター、ただいま終わりました」

「dollか、もう終わったの?相変わらず早いね」

「いえ、そんなことありません」

「そう?」

マスターは納得いかないといった表情だった。


「では、失礼します」

マスターに挨拶をして私は部屋を出た。

「doll?」

話しかけてきたのは死蝶こと、亜綾だった。

今日も亜綾は仕事用の白いワンピースを赤く染めていた。

「死蝶...」

報告を済ませるまでが仕事中だ。

亜綾はまだ仕事中。

仕事の時はコードネームで呼び合わなければならない。

「また赤に染めちゃって」

「だって血の赤を一番きれいに見せるのはやっぱ白じゃないと...ね?」

そう言って不適に笑った亜綾はとても冷たい声、目をしていて、いくら私でも恐怖するほど。

亜綾は「じゃ」といって部屋に入っていった。

私はしばらくたちすんだ後、何事もなかったかのように家に帰ったのだった...。

Re: doll-殺戮人形- ( No.6 )
日時: 2010/05/09 10:00
名前: りん (ID: U7zErvcm)

翌日、いつものようにうるさい廊下を抜けて教室に入った。

私たちを見て騒ぎ立てるのも日常化してきていた。

席に着いた私に聞こえた会話。

「今日転校生来るんだって」

「本当?男子?女子?」

「男子だって。しかも超イケメンらしいよ」

「キャー」

「何でも、あの全国№1の暴走族、黒椿の総長と幹部らしいの」

「それって何人?」

「4人だったかな?」

「全員同じこのクラスなんだ」

「うん。このクラス、転校生が多いからね」

転校生か...。

しかも黒椿。

亜綾とかが喜びそうね。

「やりあえる相手がいるかも」ってね。

Re: doll-殺戮人形- ( No.7 )
日時: 2010/04/09 19:24
名前: めぎゅ . ◆Y/T19JNOkQ (ID: T4FXnLeQ)

初めまして^^

小説読ませていただきました。

唯ちゃんと亜綾ちゃんすごいですね;
超人気者さんで……((

私的に唯ちゃん好きです^^

転入生気になります!
頑張って下さい^^


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