ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- doll-殺戮人形-完結しました☆
- 日時: 2010/06/06 10:39
- 名前: りん (ID: 1EEKYNv1)
初めまして★
りんと言います♪
小説を書くのは初めてなんですが頑張って分かりやすく、面白い小説になるようにしますので
よろしくお願いします^^
どんどんコメしちゃってくださいね(^0^)/
では始まり始まり〜^^
↓↓
宮坂唯
15歳
成績優秀で絶世の美女。
doll(ドール)
感情がなく、ただ無表情で殺戮を
繰り返す世界№1の殺し屋。
表と裏...光と闇で暮らす正反対な2人は
同一人物だった...。
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- Re: doll-殺戮人形- ( No.1 )
- 日時: 2010/05/09 09:50
- 名前: りん (ID: U7zErvcm)
ピピピピ・・・
朝6時半になる目覚まし時計で目を覚ます。
一人暮らしには広すぎるビルの最上階で暮らしているのは私、宮坂唯。
毎日学校に行くつまらない日々。
私は行きたくないけどマスターが言うから・・・。
マスターと言うのは私たち殺し屋のトップにいる人。
元殺し屋でコードネームは闇龍。
裏の世界はもちろん、表の世界でも知られてるくらい。
それ以外の情報は全くわからない。
本名さえも・・・。
私は4歳のころから11年間マスターと暮らしている。
親なんていない。
捨てられた私には。
私の本名もマスターと暮らす時に捨てた。
私はいつも通り用意をして7時50分に家を出る。
「おはよ!!唯」
ビルの下で私を待っていたのは親友の西条亜綾。
15歳で世界№3の殺し屋、コードネームは死蝶。
明るくて可愛い女の子。
しかし仕事の時は人が変わり、殺戮を楽しむ恐怖の存在となる。
「おはよ、亜綾」
ニコッと微笑んで挨拶すると、
「唯、可愛すぎ!!!!」
と抱きついてきた。
「ちょっ、亜綾!!」
私にはそういう趣味はない。
亜綾にはあるのか・・・。
いや、挨拶だろう。
そう信じよう・・・。
そんなこんなで時間をロスしたので私たちは急いで学校に向かった。
- Re: doll-殺戮人形- ( No.2 )
- 日時: 2010/05/09 09:53
- 名前: りん (ID: U7zErvcm)
廊下を歩くと周りの生徒たちから歓声が聞こえる。
「唯ちゃんと亜綾ちゃんだ!!」
「やっぱ超可愛い・・・」
「付き合いてぇ」
「俺も」
「だーめ!2人はみんなの唯ちゃんと亜綾ちゃんなんだから」
「そうそう」
・・・私は誰のものでもないんだけど。
まぁうるさいけど言わせるだけ言わせとこう・・・。
教室に入ろうとすると2人の男女がドアの前に立っていて入れない。
「あの〜・・・?」
亜綾が顔を覗き込んで話しかけると2人は気づいて顔
を赤らめて
「あっ、唯さんに亜綾さん。私たちファンクラブの会長と副会長なんですが」
ともごもご言った。
「ファンクラブ?誰の?」
私がそういうと2人は当たり前のように言った。
「誰のって、唯さんと亜綾さんのですよ。それ以外ありえません」
・・・・・・。
ファンクラブ?
そんなんできてんの?
私たち芸能人でもなんでもないんですけど・・・。
亜綾をみると同じことを思っているみたい。
私たちトップクラスの殺し屋は何人もの人間を見てきたから目を見ただけで感情が分かる。
亜綾の目は疑問を訴えていた。
私たちの思いも分かっていない2人は続けた。
「実はファンクラブの中でお2人の写真が欲しいとの意見が多数ありました」
「なので2枚ほど写真を撮らせてください。1枚500円で売るつもりです」
1枚500円?
いやいや、だから芸能人じゃないって・・・。
「ごめんだけど、写真はちょっと・・・」
亜綾が申し訳なさそうに言った。
しかし諦めが悪いのか引こうとしない。
「売り上げの半分・・・いや全額お2人にお渡ししますから」
「2枚だけでいいんです。1分もあればとれますから・・・」
などなど、どうでもいい条件を出してきた。
殺し屋なんだからお金には困ってないし写真を撮るのに1分もかかるんなら
その時間がもったいない。
でもあまりにしつこいので2枚だけOKした。
本当に1分もかからなかったがやる気がない私たちは内心イライラしていた。
お金の話は遠慮してついでにファンクラブの人数を聞いてみた。
「そうですねぇ・・・だいたい250人くらいでしょうか?」
うちの学年は310人。
ということは学年のほとんどが入っていることになる。
私たちは絶句した・・・。
その後、写真が本当に500円で売り出されていた。
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