ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 絶対少女!!
- 日時: 2010/06/04 19:00
- 名前: 夕月 (ID: ucWXZRi/)
こんにちは、夕月(ユヅキ)です!! (前は羽鳥、という名前でした。)
『白銀の少女』が終わったので、書くことにしました。
今回は【超能力】をメインにやっていきます!!
とにかく、頑張りますっ!!!
名前を変えました。 【ユエ】です。
◇ ◇ ◇ ◇
それは少しだけ歪み、おかしな日常。
道化師だなんて、言わないで?
主な登場人物>>1
第一章 空白の音とサヨナラ
>>6 >>10 >>19 >>26 >>27 >>30 >>36 >>39
>>43 >>46 >>49 >>55 >>60
第二章 真実は残酷だ。 夢は意地悪だ。
>>62 >>65 >>68 >>70 >>73 >>74 >>76 >>78
>>83 >>87 >>90 >>93
◇お客さま
アキラ(留依)様 夕月様 みどり様 ローズ様
こたつとみかん様 涼香(nanasi)様 白兎様
くれは様 神無月様 琥珀様 BiBiAn様
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- Re: 絶対少女!! ( No.53 )
- 日時: 2010/05/08 17:05
- 名前: ユエ (ID: cRxReSbI)
アキラさん
その通りです♪笑
これからはそういうシーンがいっぱい・・・の予定。
nanasiさん
次でーす\(^▽^)/
- Re: 絶対少女!! ( No.54 )
- 日時: 2010/05/08 17:45
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
はじめまして、白兎と言う者です♪
すっごい面白いと思いました。続きが楽しみです(。・ω・。)
私も「花の少女」って小説かいてます。少女繋がりだねw
でもそちらの少女の方が断然面白いな…
- Re: 絶対少女!! ( No.55 )
- 日時: 2010/05/13 16:20
- 名前: ユエ (ID: FzVK5xRK)
「ワケ分からないよーッ!!」
学校の人たち、行方不明の人たちは戻った。 完全に。
勿論、凍ったという出来事は覚えていない。
これを覚えていたのは、能力者のみ。
そしてここは、日下部さんの研究所。
というか、能力者のたまり場だったり……。
「あ、飛鳥くん? 何がだい?」
日下部さんが苦笑いで訊いた。
「だって───「日下部さあああん!!」
飛鳥の言葉を遮ったのは、凍らされていたりあむ。
ぐい、と飛鳥を日下部さんから引き離す。
「ふあああ……藤堂せんぱあい……」
りあむが後ろへ、飛鳥を追いやる。
「次はりあむくん?」
「心音はどーなっちゃうんだよッ!」
りあむが叫んだ瞬間、無意識のせいで近くにあった本が90°に曲がる。
りあむはよく、無意識で能力を使ってしまうのだ。
「こ、心音くん?」
「ずうっと、目ェ覚まさないじゃねーかっ!!」
そう言って、医務室の方を指差す。
「大丈夫だよ……。 少し疲れちゃっただけだ」
「………っ」
この様子を、時雨とエリカさん、飛鳥がニヤニヤと見ている。
(りあむ、バレバレですね〜)
(若いのは良いわね……)
(エリカさん、まだ20歳にもなってないのに)
◇ ◇ ◇
“絶対者”だから、“絶対者”だからって……。
皆、勝手に期待して、勝手に盛り上げていく。
だからわたし、頑張らなくちゃ……って。
想っただけなのに。
「……む?」
目を覚ますと、真っ白な天井が目に入る。
それから、ふわふわとした感じ。
───あ、ここ。 研究所の医務室だ。
「目を覚ましたかい? 心音くん」
静かに医務室に入ってきた日下部さん。
……でも、あれ? どうして、わたし??
「く、日下部さんっ! どうして、わたしっ……」
「疲れちゃったみたいだね」
「む……あ、そ、そうですか」
近くにあった椅子に座り、日下部さんは少し真面目な顔をする。
何か、話すんだろうな。
「心音くんは、このメンバー……って、
飛鳥くん、りあむくん、エリカくん、時雨くん、心音くん、ね。
この中で一番最初にここに来たのは、誰か知ってる?」
いきなり、何を言い出すんだろう?
ま、いいや。 答えよう。
「りあむ、ですよね。 その次がエリカさん、飛鳥、時雨、わたし」
正解、といように親指を立てて笑う。
ちょっと子供っぽい……かも。
わたしは三年前に自分の能力に気づいた。
「じゃ、能力者を大きく二つに分けると?
ってこと、教えたっけ?」
……きいたことない。 教えられてない。
知らないよーぅ。
どうやらわたしは、すぐに顔に出るようだ。
日下部さんが丁寧に説明してくれた。
能力者は大きく二つに分けられる。
“言霊タイプ”と“意志タイプ”。
“言霊タイプ”というのは、声に出さないと能力を使えない能力者。
この研究所でいうと、わたしと時雨。
“意志タイプ”というのは、思うだけで能力を使える能力者。
この研究所でいうと、エリカさん、りあむ、飛鳥。
「分かった、かな?」
「あ……っ、はい」
ぴん、と人差し指を立てて、日下部さんは再び話し出す。
「でもね、心音くんは“言霊タイプ”なんだけど、少し違うんだ」
「??」
可笑しそうに、日下部さんは笑う。
「心音くんね、両方のタイプなんだよ」
「こ、言霊じゃないんですか?!」
「いや、そうなんだけど。 “意志”でもあるのっ」
「は、はあ……」
「ね、もう大丈夫だよね? ちょっと来てくれない?」
ひょいひょい、と手招きをする日下部さん。
◇ ◇ ◇
能力研究所、地下一階能力ルーム一号室。
それは真っ白な部屋で、強力な壁がある。
「起きても大丈夫なのか?」
りあむが心配そうに訊いてきた。
ここの部屋にいるのは、わたし、りあむ、日下部さん。
「う、うんっ!」
- Re: 絶対少女!! ( No.56 )
- 日時: 2010/05/08 17:52
- 名前: ユエ (ID: cRxReSbI)
白兎さん
コメントありがとうございますー!!
おお、本当だ^^ 少女繋がりww
面白いですか?! とても嬉しいです〜(><)
- Re: 絶対少女!! ( No.57 )
- 日時: 2010/05/08 18:12
- 名前: アキラ (ID: c9ok9eqZ)
エリカさん、まだまだお若いですって!!
タイプもよく考えられて凄いです(*^^)v
心音は両方のタイプなのですか! すげー
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