ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- killer killer girl =断罪の花=
- 日時: 2010/05/17 16:15
- 名前: アキラ ◆cctlnLXfPA (ID: PA3b2Hh4)
登場人物>>62
■をpに直して下さい。
イメソン htt■://www.youtube.com/watch?v=5wbzn8jUnm0&feature=related
画像
フィアhtt■://star.ap.teacup.com/yellowboy02/img/1273887632.jpg
悪魔参考:ウィキペディアより
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- Re: killer killer girl =断罪の花= ( No.26 )
- 日時: 2010/05/03 11:59
- 名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)
.
4
「エルバドール・フィア」
翌朝。 名前を呼ばれて、フィアが目を開ける。
でも、光はなく、薄暗い地下牢が目に映るだけだった。
「起きなさい。 あなたの処分が決まりました」
「………」
無言で立ち上がる。
その声は司祭だと分かっていたが、何も言わなかった。
地下牢の “封印の間” から出ると、そこはとても眩しい世界だった。
自分が今まで憎んでいた、光。
恐れていた、太陽。
「聖堂に来なさい。 大司教様がいらっしゃいます」
司祭に連れられ、教会と離れた大聖堂に誘導される。
いつも巡礼で訪れているが、今回は久しぶりのような気がした。
「っ、痛」 大聖堂に足を踏み入れた瞬間、フィアの体に、焼けるような鈍い痛みが走った。
「昨日、聖水をかけたからでしょう。 痛みますか?」
「平気です」
大聖堂には、年老いたシスターや、大司教、神父がズラリと並んでいた。
- Re: killer killer girl =断罪の花= ( No.27 )
- 日時: 2010/05/03 17:56
- 名前: ユエ (ID: 0VC4e9y5)
お久し振りですー^^
フィアちゃんの処分・・・・・・。
どうなってしまうのでしょうか。
なんか心配だー!!
- Re: killer killer girl =断罪の花= ( No.28 )
- 日時: 2010/05/03 18:09
- 名前: @みゃお@ (ID: jGEzFx76)
シエルって聞いたら
黒執事を思い出してしまったw
- Re: killer killer girl =断罪の花= ( No.29 )
- 日時: 2010/05/03 18:37
- 名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)
お久です(*^^)v 会えて嬉しいんだぞっ!(?
ごめんなさい。 テンションが少し上がってるんです!
>ユエさん
そう! 自分でも思ったんです(-"-)
「シエルって…え、執事じゃね? え、主じゃね?」
みたいな。 でもアンシエルですからねぇ(?
「アン」 じゃ…変ですし(-"-)
>@みゃお@さん
- Re: killer killer girl =断罪の花= ( No.30 )
- 日時: 2010/05/03 18:57
- 名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)
.
大丈夫。
フィアは心の中で自分を励まし続ける。
大丈夫。 自分にはシエルが居てくれるのだから。
胸にそっと手をあてて、彼の存在を確かめる。
いる。
そっと、影に潜んでる。
「お前が悪魔を宿し、契約を果たしたエルバドール・フィアか?」
「………はい」
数人の神父に囲まれ、噂に寄ると大天使を従えているという、全ての聖域の中心となる人物、大司教。
教会内の人間にもその素顔を知る者はごくわずか。
ハーデル王国の政府の人間としか対面しない、とても威厳のあるお方だ。
今は仮面を被られ、薄いベールの中にその素顔を隠している。
「まだ幼いうえ、そのような悪魔と契約するとは……愚かにもほどがある」
叱咤され、フィアがきつく唇を噛む。
死刑、だろうか。
それだけの事をした。 よりにもよって、悪魔を解放してしまうなんて。
ロスト
この聖域に反発する、「失楽園」 のメンバーが悪魔を所持していると聞くが、その行いと同じ。
「お前の処分は決まっている」
「…………っ」
どうせ、天使の力で苦痛を与えられながら死に耐えるのだろう。
神様に仕える身でありながら、それを怪我したのだから」
「エルバドール・フィアに下す、その刑罰はっ」
「っ」
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