ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- しかくセカイ。 完結
- 日時: 2011/04/30 20:13
- 名前: アキラ (ID: ET0e/DSO)
やっぱり、アレですね。
携帯だと打ちにくい。
まぁ、どうでもいいけど。笑
□登場人物
イノウエ
井上 サクラ
16歳 白と茶の混じった髪の毛
ある事件からの後遺症で精神ともに障害がある。
自分は夢の中の住人だと思っている。
ミゾブチ
溝渕 なぎ
12歳 年齢の割りに大人びている少年。
サクラを好きで、彼女に振り回される毎日を過ごしている。
ツキミサト マユリ
月見里 繭理
16歳 ゴスロリで僕っこの少女。
髪が限界的に短い。
同性愛者。
サメウラ レイジ
早明浦 零時
25歳 基本的デンパな人。 変。
近所で喫茶店を開いている。
サクラが恋しがる「王子さま」。
本当は落ち着いた性格。
サメウラ カナ
早明浦 華奈
20歳 零時の弟。 頭イッてる人。
自分の名前がかなり大嫌い。
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- Re: しかくセカイ。 ( No.14 )
- 日時: 2011/03/21 22:53
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
はじめまして!
月読愛っていいます☆
こっちじゃなくて、コメディとかの方で連載ものかいてるんです!
タイトルに魅かれてやってまいりました!
にゃはっ←
内容も充実していていいですね!
迷惑でなければまた来させていただきますねっ。
- Re: しかくセカイ。 ( No.15 )
- 日時: 2011/03/22 11:05
- 名前: キキ ◆NyNS65gAdw (ID: 7hV223vQ)
楽しみです。
アキラさん、ごめんなさい
- Re: しかくセカイ。 ( No.16 )
- 日時: 2011/03/22 17:00
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
- 参照: みなさんの小説へのコメゎ明日ほどで返します
タメっちゃってください。
どんどんタメっちゃってください。
ポイントたまります←え。
>クピクピさん
変態、でてきます。 めちゃくちゃでてきます。
たぶん、私の小説で一番出てくるんじゃないかって思ったり。
思わなかったり。
わー、氷兎さんだったんですね! いつもお世話様です!(^^)!
小説へのコメゎ水・木曜日ほどに返しますっ
>右左さん
ありがとうございます。
なんだか、胸がいっぱいです。 いまなら泣けます。
小説のほうゎ水・木曜日ほどに返信コメをさせてもらいます。
迷惑なんかじゃないんだぜ
>月読 愛さん
なにに謝っているのかわからないですけど、とりあえず言っときます。
いいえ、とんでもありません。
>キキさん
- Re: しかくセカイ。 ( No.17 )
- 日時: 2011/03/22 17:22
- 名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
- 参照: みなさんの小説へのコメゎ明日ほどで返します
平日の午後。
本来ならば義務教育途中のなぎは学校に行くべきなのだろうが、本人にその気はないらしく、当たり前のようにもたれてくるサクラに背中を貸している。
「らーくちーん」
「うん、そうだね」
毎日この繰り返しだ。
朝はサクラを起こして、昼はサクラの遊び相手をして、夜はサクラと寝る。
つけっぱなしのテレビでは、近所で勃発している 「連続幼児殺傷事件」 を特集していた。
「なぎー、外に出ちゃダメだよー」
「どうして」
「外に出たらねえ、おばけに殺されちゃうから」
なぎはしばらく考えて、
「心配してくれてるんだ。 ありがと」
「なぎが死んだら、誰がわたしと眠ってくれるんじゃーい」
幼稚な言葉でなぎを非難し、弱めの拳でポカポカと頭を叩く。 わざと痛がるふりをして、サクラをなだめる。
彼女はあきらかに十代中ごろの姿だったが、年齢の割に幼児のような言動をとる。
「眠りから覚めたら、ココは消えちゃうんじゃなかったの?」
「……………ああ、そっか。 ホントだね。 なぎも消えちゃいやだから、やっぱり眠るのはなぎがいいな」
なにかに納得したのか、ブツブツとつぶやき始めるサクラ。
「そうだよね。 ココは夢の世界なんだもんね。 だから、わたしが目を覚ましたら、なぎも、ココの世界の人たちもみぃんな死んじゃうんだよね。 こわいねー、どうするなぎ。 なぎの運命はぜーんぶわたしが握っちゃってます!」
異常だ、となぎは思う。
彼女の言っていることはすべて夢物語で、御伽噺で、ハリボテで、戯言で、嘘っぱち。
この世界は現実なのに、サクラにとっては夢の中という理解が定着してしまっている。
そんな奇天烈な発想と理屈を完璧に信じ込んでいるサクラを、
「………………………そうだね」
否定も責めもせず、なぎは受け入れる。
染みこんで、いく。
◇
とある少女は、恋をしていた。
「どこにいるのかな」
黒と赤を強調させたゴスロリ服。 金髪に染めた髪の毛は、少女にしてはかなり短い。 濃いアイラインを引いてはいるが、顔立ちは可愛らしいことがわかる。
「ここにいねぇか。 ったく。 住所くらいちゃーんと見ておけば良かったなあ」
田舎の田んぼ道を歩きながら、奇抜なファッションの少女は悪態をついた。
少女は一目ぼれをして、ここ数年、とある人物を探していた。 愛する人を探すため、学校もやめて、ありとあらゆる事を尽くしてきた。
なのに、見つからない。
「ボクなぁんか悪いことしたかあ? メンドくせーな、おい。 さっさとボクに見つかれっつーの」
理不尽なことを言いながら、少女は愛するその人間の名前をつぶやいた。
「サクラ」
- Re: しかくセカイ。 ( No.18 )
- 日時: 2011/03/22 17:44
- 名前: 右左 (ID: 8hgpVngW)
でましたね、同性愛者! 変態だと見ましry
てゆーか、“わざと痛がるふり”する12歳なんてヤダ!
凄いですね;; 今まででも沢山出てきたのに!笑
まあ、その分わたしのテンソンもupするという事でvv
わー、氷兎デスー。 いつも此方も楽しませて貰ってます!
遅くなりましたが、合格おめでとございます!
わたしの兄さんも無事合格ー*
先生にワンランク下げろって言われてたのry
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