ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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----もう一度、君に逢えたら----
日時: 2011/07/23 17:16
名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)

こんにちわOR初めまして!雅(みやび)と言います
シリアスで書くのは3回目です。
前は、優香(ゆか)で書いてました^^
ウチの事を知ってる方や、そうでない方もどうぞ見てって下さい^^

でわココでルールを・・・
*・*・ルール・*・*
★荒らしはダメ(来たとしてもシカトします)

★チェンメ、コピーも駄目

★作者の事が嫌いな人は、はいUターン

上の3つの事が守れる人は、私の新作楽しんでください☆

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Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.48 )
日時: 2011/08/11 21:58
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)
参照: http://ja.uncyclopedia.info/wiki/

更新頑張ってください♪

Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.49 )
日時: 2011/08/12 20:29
名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)

>>萌恵s
来てくれてありがとう(^∀^)ノ

頑張ります☆

Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.54 )
日時: 2011/08/20 16:16
名前: クリスタル (ID: d9npfmd5)

ワー!こくったぁー!

Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.55 )
日時: 2011/08/20 16:41
名前: 雅 ◆lhxUtBdTUw (ID: pUqzJmkp)

>>クリスタル
告りましたぁぁ!!
弥生の鈍感にはほんとビックリ(笑)

Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.56 )
日時: 2012/03/11 21:45
名前: 雅 ◆lhxUtBdTUw (ID: jFPmKbnp)

-------おばさんと、サヨナラした後の帰り道。
外はもう夕方だった。
私は、何も考える事なく、ただボーっとしながら歩いていた。
ふと、さっきのおばさんとの会話がよみがえってきた。

 『玲也-----病気------癌-------』

その言葉だけが頭の中に響き渡る。

 「玲也が・・・・・癌・・・・・・・?」
嘘だ。嘘だよ、誰か嘘って言ってよ-----・・・。
さっきの出来事がまだ信じられなくて、夢みたいな感覚で。
ホントに夢だったらいいのに-----。

 「----------・・・っ・・・」

涙が、頬を伝った。
ダメだ、泣くな、泣いちゃダメだ。
本当に泣きたいのは私じゃないんだから・・・・。

そんな私の思いとは裏腹に、涙は止まる事なく流れ続ける。
 「やだっ・・・・!やだよぉー・・・玲也--------」
とうとう私は、その場にしゃがみ込んでしまった。
通りすがる人の目など気にせず私は
声にならない声をあげて泣きじゃくった。


                     †


 「・・・弥生・・・?」
どれぐらい時間が経っただろうか、だいぶ日が落ち始めたころ
聞き覚えのある声が私の名前を読んだ。
私は、声のした方をゆっくりと振り返った。
そこには、心配そうに顔を覗き込む
李香の姿があった。
 「やっぱ弥生だ。何してんの、こんなトコで。危ないよ?」
 「り、李香・・・・」
 「ん?」
 「李香ぁぁぁぁ・・・・・!!!!」
 「えっ、ちょ・・・?!弥生・・・っ?」
やっと止まったと思ってた涙が、李香の顔を見た瞬間
また溢れだした。それと同時に私は李香に抱きついた。
 「李香・・・・っ、玲也が、玲也がぁぁぁ・・・・・!」
 「弥生、落ちついて!玲也君がどうしたの?!」
 「-------っ、しっ死んじゃうよー・・・・」
 「え・・・・・・?」
 「玲也、病気だって、癌だって------・・・」
私のその言葉を聞いた途端、李香の動きがピタリと止まった。
 「ねぇ?嘘だよね、李香も嘘だと思うよね?」
李香から離れ、そう尋ねた。けど、李香は黙りこくったままだった。
しばらく間があった後、ようやく李香は口を開いた。
 「弥生・・・・・、家、帰ろう?もう暗くなるから」
 「・・・・うん・・」

家までの帰り道、私たちは無言だった。
別に気まずい雰囲気ってワケではなかったけど。
それでも私たちは何も言わなかった。
多分李香は・・・・ショックだったんだと思う。
『もう良い』、とか言ってたけど
ホントはまだ好きなんじゃないかなぁーって・・・思ったりもする。

 「弥生」
突然名前を呼ばれて我に返った。
色々考えているうちに、いつの間にか家についていた。
 「あ、ごめんごめん。ありがとう」
 「ううん。あのまま弥生を1人で帰らせるのは心配だったから」
そう言って李香は悪戯っぽく笑った。
 「ホント、李香が居なかったらどうなってた事やら…」
 「ふふっ。じゃぁ、私も帰るね」
 「うん。1人で平気?送ろっか?」
私がそう言うと、李香はちょっと呆れた感じで
 「平気だよ。せっかく送ったのに弥生が送ったら意味ないじゃん」
 「あ、そっか。そーだね、うん、じゃぁ、気を付けてね」
 「うん、ばいばい」
お互い手を振り、私は家に入ろうとした。
そしたら、弥生と李香が私を呼びとめた。
 「明日・・・予定入ってる?」
 「予定?ううん、何にも」
 「そう・・・。じゃぁ、遊び行っていい?」
 「モチロン!!待ってるね」
私がそう言うと、李香はニッコリした。
そして、何か考える素振りを見せてからじゃぁね、と
手を振り帰って行った。
李香が見えなくなったのを確認してから
私は家の中へ入って行った。


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