ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ----もう一度、君に逢えたら----
- 日時: 2011/07/23 17:16
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
こんにちわOR初めまして!雅(みやび)と言います
シリアスで書くのは3回目です。
前は、優香(ゆか)で書いてました^^
ウチの事を知ってる方や、そうでない方もどうぞ見てって下さい^^
でわココでルールを・・・
*・*・ルール・*・*
★荒らしはダメ(来たとしてもシカトします)
★チェンメ、コピーも駄目
★作者の事が嫌いな人は、はいUターン
上の3つの事が守れる人は、私の新作楽しんでください☆
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.35 )
- 日時: 2011/08/08 20:55
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
「ちょ、やめてよ!李香が急に変な事言ったからだよッ」
「変な事?言ったっけ?『玲也くん』って言っただけだけど?」
そう言ってまた二ヤァ〜ッと笑う李香。なんか悔しい。
「それが変なんだよっ!やっぱまだ好きなんじゃないのっ?」
すると、今度は真面目な顔になった李香。百面相・・・。
「私はもういいって言ったでしょ。玲也君の事をホントに好きなのは弥生、アンタじゃないの?」
----------ドキッ・・・
な、なんだこりゃ?何か胸がドキドキしてる。
「ま、まっさかぁ!この前も言ったじゃん、ただの幼なじみって」
「その、『ただの』幼なじみの縁を切られて泣いたのはダレ?」
うっ・・・・。
「そ、それはその・・・ショックだったから・・・」
「なんでショックだったの?」
・・・なんで?あれ?なんでショックだったんだろう・・・?
悩みまくる私を見て、李香はフゥとため息をついた。
「ホントあんたって、自分の気持ちに鈍感だよねぇ」
「??????」
「そんなの、好きだからに決まってんじゃん!」
--------------はっ?
私が、玲也を、
「すきぃぃぃぃぃぃ?!」
かなり声がでかかったらしい。
お店の中に居るほとんどの人が私の方をガン見した。
「バカっ!声でかい!!」
ぺしっと、李香が私の頭を叩いた。
「イタッwごめんごめん。だってビックリしちゃって」
「なんでビックリするのよ」
「だって、ありえないもん。玲也を好きなんて」
「さんざん玲也君の事で泣いたりしてたくせに」
・・・好き・・・。玲也の事が?
そりゃぁ、何回かはドキッとした事あるけど・・・。
あっ・・・。
私は、昨日の事を思い出した。
「そう言えば・・・ね?」
「うん」
「玲也から昨日聞いたんだけど、李香を・・・その」
「振ったとき?」
「・・・うん。好きな奴いるからって言ってたの・・・」
「で?それで弥生はどう思ったの?」
「ショックだった。玲也に好きな子がいるって知って、ショックだった・・・」
私がそう言うと、李香は満足そうに笑った。
「弥生」
「ん?」
「それが『好き』って事だよ。別に好きでもない人が、好きな奴いるって言ってもなんとも思わないんでしょ?」
「うん」
「はい確信。弥生は玲也君が好きです」
「------っ/////////」
自分の気持ちが分かった途端、なんだか恥ずかしくなった。
------でも・・・
「でも玲也は好きな人が・・・」
「なーに弱気になってんの!そんなの関係ナシっ!私だってそんなの気にせず告ったんだから」
「え・・・告るの?」
「あったり前じゃん!何事も伝えなきゃ損ソン!」
「・・・・うん、そうだね。気持ちに整理が付いたら…言ってみるよ」
「そうこなくっちゃ!さ、今度は私が応援する番ね!頑張って!」
「うん。ありがとう、李香」
李香の言葉が、行動が、すべてが私を勇気づけてくれた。
あ、弥栄にも報告しとかなくちゃ。最近連絡取ってないから・・・。
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.36 )
- 日時: 2011/08/09 08:28
- 名前: クリスタル (ID: d9npfmd5)
- 参照: 小説大会、参加しているのでどんどん投票入れてね!
きゃーきゃー!
やっぱり、両思いだったりするのか!
「バカっ!声でかい!!」
ぺしっと、李香が私の頭を叩いた。
「イタッwごめんごめん。だってビックリしちゃって」
ここの所、叩かれて笑ってるから、主人公は、ドM?
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.37 )
- 日時: 2011/08/09 20:15
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
ふふふ・・・((キモイ 誰
う〜ん、Mかなぁ・・・?
李香には結構突っ込まれてるけどね(笑)
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.38 )
- 日時: 2011/08/09 21:05
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
「-------でね、私今日李香と話したんだ。李香に言われるまで気付かなかったけど、自分の気持ちに気付けて良かった」
李香と別れた私は、夕方になった今、弥栄に今日の事を
話すことにしたのだ。
『そっかぁ〜。やっぱ男の子と幼なじみだったら恋に発展しないわけがないもんねっ!』
「何その変な理屈」
『あはは〜。ま、何はともあれ私も応援するからねっ!!』
「うん、ありがとう弥栄。アンタも彼氏と仲良くね」
『大丈夫よ〜ん☆ラブラブだもん♪』
「ははっ、じゃぁ、また連絡する」
『うん!じゃね〜』
そう言い、電話を切った。
・・・自分の気持ちに気付けたのはいいけど、この後どうするかなぁ・・・。ちゃんと冷静にやっていけるかな?
†
次の日、私は玲也のお見舞いに行った。
-------ドキドキドキ・・・・・
玲也の顔見てないのに、なんかドキドキする・・・・!!
大丈夫かな〜ワタシ。
大きく深呼吸して、病室のドアを開けた。
「玲也〜!体調はど・・・ぉ?-----玲也っ?」
私は、急いで玲也の元へ駆けつけた。
呼吸が荒い。顔も真っ赤で熱がある。
「玲也?きつい?-----今、看護師さん呼ぶからね」
ナースコールを押して、数分後。看護師さんが来た。
「どうしたの?」
「玲也が・・・すごい熱で・・・」
「ちょっと待ってて」
そう言って看護師さんは病室を出た。
次に入って来た時は、先生も一緒だった。
「-------大丈夫。怪我から来る熱だからね、すぐ治るよ」
先生にそう言われて、ホッとした。
良かった、大した事なくて・・・。
「じゃぁ、またなんかあったら呼んでね」
「はい、ありがとうございました」
ニコッとして、2人は病室を出た。
「弥生・・・」
「ん?」
「ごめん・・・」
「なに謝ってんの〜?こん位、どうって事ないよ」
不意に、玲也が私の手を掴んできた。
「------っ?!」
「少しだけ・・・こうしててもイイか?」
少しだけって・・・。ホントの事言ったら、ずっと掴んでてほしいよ・・・。でも、そんなこと言えない。
「・・・いいよ」
「ありがと」
・・・顔、赤くなってないかな・・・・・。
「・・・俺さ」
「はっ、はい?!」
「?何驚いてんの、変な奴」
------ビッックリしたぁー。
はぁ、こんなんじゃ心臓が・・・もたん・・・。
「・・・・やっぱ、何もねぇ」
「なんじゃそりゃw気になるじゃん」
「気が向いたら言う…」
「そう?」
「うん」
ふと、時計が目に入った。
・・・7時かぁ。・・・・・・えっ、7時?!やばっ!!
「ごめん玲也、私-------あれっ?」
帰る事を玲也に知らせようと思ったけど、いつの間にか玲也は眠っていた。
・・・ん?なんか、頬が光ってるような・・・。
「・・・・玲也、泣いてる・・・?」
その時は、なんで泣いてるのかあまり気にしなかった。
時間もかなりおしていたからかもしれない。
玲也に握られている手を、そっと離し、私は病室を出た。
--------玲也、あのとき私に言おうとしてたことは
あの涙と関係あったの・・・・・・?
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.39 )
- 日時: 2011/08/09 21:31
- 名前: 王翔 (ID: aU0XF0c4)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_l/view.html?62149
はじめまして、王翔です。
恋愛ものですか?
それにしても、途中の玲也が事故にあったところはハラハラしました。
すごく雰囲気が出ていました。
私的には好きな話です(^^)
では、更新がんばってください!
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