ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ----もう一度、君に逢えたら----
- 日時: 2011/07/23 17:16
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
こんにちわOR初めまして!雅(みやび)と言います
シリアスで書くのは3回目です。
前は、優香(ゆか)で書いてました^^
ウチの事を知ってる方や、そうでない方もどうぞ見てって下さい^^
でわココでルールを・・・
*・*・ルール・*・*
★荒らしはダメ(来たとしてもシカトします)
★チェンメ、コピーも駄目
★作者の事が嫌いな人は、はいUターン
上の3つの事が守れる人は、私の新作楽しんでください☆
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.30 )
- 日時: 2011/08/07 12:24
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
>>029の続きです
李香のケー番を探し出し、電話をかけた。
--------プルルルルル・・・
一回目が鳴り終わらないうちに、李香はすぐに電話に出た。
『はーい、もしもし?』
「あ、李香?」
『弥生?どうしたの?まだ病院?』
「違うよ・・・家。さっき帰ってきた」
『え、私が帰った後?』
「うん・・・すぐに」
私がそう言った後、小さくため息が聞こえた。
「なっ、ため息・・・?!」
『なんで帰ったかなぁー。嬉しくないの?せっかく仲直りできたのに』
「じゃぁ聞くけど、なんで先に帰ったの?李香、好きなんでしょ?辛くないの?」
私の問いかけに、李香は戸惑ったみたいだ。
しばらくの間、間があった。
『・・・もう、いいかなーって』
「え?なんで?!」
『詳しい事は、また明日。この前のカフェでね。私の質問にも答えてもらうよ』
「へ?質問・・・?」
『うん、じゃね』
そう言うと、李香は電話を切ってしまった。
質問なんてしたっけ・・・?
しばらく頭を抱えていると、答えが出た。
‘なんで帰ったかなぁー。嬉しくないの?-------’
あれ・・・質問だったんだ・・・。
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.31 )
- 日時: 2012/03/26 19:59
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: jFPmKbnp)
次の日、私は李香に指定された時間に、あのカフェへ行った。
「いらっしゃいませー!」
この前行った時と同じように、店員の明るい声と涼しい店内が
私を迎え入れた。
周りを見回しても李香の姿はない。
「少し早かったかなぁ・・・」
携帯を確認したけど、早かったわけではなかった。
待ち合わせの時間より1、2分早かったぐらい。
-----とりあえず、座ろうかな。
そう思い、私は窓際の席についた。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
席について2,3分ぐらいたったころ、店員さんが注文を聞きに来た。
何にしようかな〜。今日はオレンジジュースって気分じゃないから・・・。
迷っても決まりそうになかったから、目に入ったものを注文した。
「じゃぁ、コレで」
「ミルクティーですね、かしこまりました」
店員さんがちょうど席を離れたころ、やっと李香が来た。
「遅いよ〜」
そう言い、軽く李香を睨んだ。
「ごめんごめん!準備してたら遅くなっちゃった」
「いいよ。じゃぁ、昨日の続きで・・・」
「その前に」
と、李香は後ろをチラッと見た。
「・・・・・?」
気になって、私も同じ方を見た。
「お待たせしましたー。こちら、ミルクティーになります」
カラン、と氷が涼しげな音を立てた。
な〜んだ、店員さんか。別に気にする事ないじゃん。
「あの、私も同じものを」
「かしこまりました」
店員さんが居なくなるのを見計らって、李香に話しかけた。
「めずらしいね、李香がミルクティーなんて」
「まぁね。でも、弥生だってオレンジジュースじゃないじゃん」
「そうだけど・・・。てかさ、店員さんぐらい、気にする事ないじゃん」
「だって嫌じゃん、この前みたいに話遮られんの」
あぁ、と私は納得した。
それなら・・・
「まだ話は出来ないね」
と、私はクスッと笑った。
「お待たせしました。---------では、ごゆっくり」
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.32 )
- 日時: 2011/08/07 20:05
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
店員さんが向こうまで行ったのを確認して、私は口を開いた。
「でさ、昨日の事なんだけど『もういい』って・・・どうゆうイミ?」
しばらく、李香は黙り込んでいた。
でも、決心したのか口を開き、話し始めた。
「私さ、告白・・・したんだ。でも、フラれちゃった!」
ははっ、と無理に笑う李香の表情(かお)が私の胸を締め付けた。
「李香・・・」
「でもさ、なんかスッキリしちゃった!何か分かんないんだけど、玲也君の事、応援しようって思ったし」
「なんで・・・?」
「さぁ?何でだろうね?好きな人の好きな人だからかな?」
李香の瞳にはやっぱり、悲しみも切なさも含まれていなかった。
前の李香よりも強くなってる。
「玲也の好きな人、知ってるの?」
「え〜?知らないよ。でも、なんとなく分かる」
「知らないのに分かるの?!」
「モチロン。その人に対する反応とか見てればね。例えば・・・」
そう言って、李香は私の方を指差した。
「アンタとか」
「えっ・・・?!」
私誰かに変な反応したっけ?!
プチパニック状態の私に対して、李香は突然変な事を言い出した。
「・・・玲也くん・・・・・」
「・・・はっ?!」
な、何いきなり玲也って?!なんか顔火照ってきた・・・。
「あぁ〜弥生、顔真っ赤〜!かーわい〜」
そう言ったかと思うと、‘にまぁ〜,っと怪しい笑いを見せた。
*・*・保留します・*・*
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.33 )
- 日時: 2011/08/08 15:25
- 名前: クリスタル (ID: d9npfmd5)
- 参照: 小説大会、参加しているのでどんどん投票入れてね!
え、私が面白い?なんか、嬉しいー!
もしや、弥生と玲也は両思い?
李香ちゃん・・・ええこやわ(−ω−)
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.34 )
- 日時: 2011/08/08 20:20
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
面白いですよ〜(^Д^*)ノ
嬉しいんですか?!
まぁまぁ、そこはひとまず読んでみてくださいな(笑)
李香、ええ子ですね(;∀;)ゞ
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