ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ----もう一度、君に逢えたら----
- 日時: 2011/07/23 17:16
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
こんにちわOR初めまして!雅(みやび)と言います
シリアスで書くのは3回目です。
前は、優香(ゆか)で書いてました^^
ウチの事を知ってる方や、そうでない方もどうぞ見てって下さい^^
でわココでルールを・・・
*・*・ルール・*・*
★荒らしはダメ(来たとしてもシカトします)
★チェンメ、コピーも駄目
★作者の事が嫌いな人は、はいUターン
上の3つの事が守れる人は、私の新作楽しんでください☆
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.20 )
- 日時: 2011/08/03 21:13
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
「-----------あ、あのっ!」
病院の受付に居た看護師さんに声を掛けた。
「はい、どうかされましたか?」
「えと・・・ここに荒野玲也って男の子が運ばれてきたと思うんですけど・・・」
「荒野玲也くん?・・・ちょっと待ってね」
そう言い、看護師さんは他の看護師さんに確認をしに行った。
「その男の子はね、今手術中なのよ。終わるころには面会時間過ぎてるから、お見舞いは明日にお願いできないかな?」
手術・・・・・。
その言葉を聞いて、私は頭が真っ白になった。
「そ・・ですか・・・。分かりました、また明日来ます」
軽く頭を下げ、病院を出ようとしたととき
「あのっ!!」
ビックリして振り返ると、李香が、喰らいつきそうな勢いで
叫んでた。
「手術・・・成功しますよねっ?!」
「・・・今は何も言えないけど、そう信じてて」
ちょっと困ったように微笑みながら看護師さんは言った。
「・・・・はい・・・」
「李香、もう、行こうか・・・・」
李香を促して、私たちは外に出た。
「玲也君・・・大丈夫だよね?大丈夫・・・だよ・・ね・・・」
今にも消えてしまいそうなそんなか細い声で話す李香。
正直、なんて声をかければいいか分かんなかった。
「李香、看護師さんもまた明日来いって言ってたし・・・ね?明日また、連絡するから」
「・・・・うん」
「送ってこっか?」
「いい、今は、1人がいい・・・・」
「そっか」
「うん、ごめんね・・・」
「気をつけてね」
そう言い、私たちは別れた。
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.21 )
- 日時: 2011/08/04 12:12
- 名前: ゆき (ID: ySP8nr/s)
もしかして死んじゃうのΣ!!
読んでみたら切ないお話しで一気に好きになりました。
続きが楽しみです。
更新頑張ってください^∀^/
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.22 )
- 日時: 2011/08/04 12:50
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
>>ゆきs
読んで下さってありがとうございます!
一気にとか・・・こんな駄作を気にいってくれて嬉しいです*
はい、楽しみにしててください☆
がんばります(・ω<*)b
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.23 )
- 日時: 2011/08/04 14:16
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
次の日、私は李香に電話して玲也の居る病院に行くことにした。
待ち合わせの場所に行くと李香がいた。昨日よりも青ざめててクマがひどい。
李香は、自分に凄い責任を感じてる。自分のせいだと思い込んでる。
玲也は心配だけど、それよりも李香の事が心配になった。
†
受付で玲也の部屋番号を聞き、私たちはその部屋の前についた。
-----------ガラっ・・・!
「玲也っ・・・・!」
4人部屋の窓際に、玲也はいた。
「・・・あぁ、李香ちゃんと・・・弥生?」
何でいるの?というような目で私を見た。
玲也の頭には包帯、腕と足にはギプスが付いていた。
「・・・心配だから来たに決まってんじゃん、バカ!李香から聞いて・・・事故に遭ったって・・・
死ぬんじゃないかって・・・すごく、すごく恐かったんだから!私、あんなひどい事言ったのに、謝ってないのに、
そのままもう逢えなくなるんじゃないかって・・・・!」
玲也の顔を見た途端、声を聴いた途端、涙が止まらなくなった。
良かった・・・生きてた・・・。そんな思いが頭の中を過ったら、
どんどん涙は溢れてきて・・・。
「おい、何泣いてんだよ?俺、もう気にしてないから、大丈夫だから」
「やよい・・・」
李香が、そっと背中をさすってくれた。玲也の言葉で、だんだん落ち着いてきた。
「ありがと・・・」
「つかお前、俺が死ぬと思ってたの?ひでぇ、あの言葉よりもひでぇよ」
と、玲也は笑った。
「ほんとに気にしてないの?」
「おぅ、俺もカッとなって勢いであんなこと言ったから後悔してた。」
「良かった・・・。」
ようやく、笑顔になる事が出来た。
「良かったね、弥生」
「うん」
李香も笑顔になってた。良かった、やっと李香の笑顔が見れた。
「じゃぁ、私帰るね。あとは2人でごゆっくり」
え?!私が帰ろうと思ってたのに!何で李香が?!
「え?!いい、イイよ私が帰るから」
そう言うと、李香は微笑んで
「いいよ。弥生、やっと仲直りできたんでしょ?2人で仲良くしな」
その瞳(め)は、いつもの優しい李香の目だった。
哀しさも切なさも何も含まれていない、私がよく知ってるいつもの李香の目だった。
「・・・・・・?うん分かった」
「じゃぁね」
私1人を残し、李香は部屋を出た。
- Re: ----もう一度、君に逢えたら---- ( No.24 )
- 日時: 2011/08/04 21:09
- 名前: 七星 空★ (ID: foJTwWOG)
雅〜〜〜来たよ♪
タメOK??
なれなれしくてごめん!!
また来るよ♪後でまとめて読ませてもらうね〜☆
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