ダーク・ファンタジー小説

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アシナクシ。
日時: 2016/07/02 16:08
名前: 彩都 (ID: iXLvOGMO)

始めまして、彩都(サイト)と申します。

五作目です。
完全に、グロいです。
中身は、五分で思い付いた五分クオリティです。
読む時は背後に気を付けて下さい。
アシナクシさんが、襲うかもしれませんので……
それでは、どうぞ。

目次

第一部 『アシナクシ』襲来

序章 >>1

第一章 (CHAPTER 1) >>2-3

第二章 (CHAPTER 2) >>4

第三章 (CHAPTER 3) >>5

第四章 (CHAPTER 4) >>6

第五章 (CHAPTER 5) >>7

第六章 (CHAPTER 6) >>8-9

第七章 (CHAPTER 7) >>12 >>15-16 >>23-24

第八章 (CHAPTER 8) >>32-34

第九章 (CHAPTER 9) >>35-36

第十章 (CHAPTER 10) >>37



第二部 『アシナクシ』討伐

第一章 (CHAPTER 1) >>??

後書 第一部完 後書 >>38

Re: アシナクシ。 ( No.19 )
日時: 2016/03/23 22:18
名前: 朱 (ID: sCyn8lHK)  

こんばんはー
おもしろいですねあなたの書く小説は。
どんでん返しってもともと舞台用語なんですよ。知ってましたか?
「www」を使わない方がいいという意見があったようですが、僕はいいと思います。伝えたいのはそれだけです。

Re: アシナクシ。 ( No.20 )
日時: 2016/03/23 23:15
名前: 雛 ◆iHzSirMTQE (ID: 9AGFDH0G)

 こんにちはっ、題材に惹かれて読んでみましたがとても面白いですねっ。
ダッシュは補足の時に使ったり『……』より短い間を表すときに使うと思いますっ。
「」の役割も果たすので台詞の時にも使えますっ。
追記ですが!や?などの後は余白を1ついれた方が見やすくなりますよっ。

Re: アシナクシ。 ( No.21 )
日時: 2016/03/24 01:16
名前: 彩都 (ID: sE.KM5jw)  

朱さん、感想有難う御座います。

たしか、どんでん返しは歌舞伎の言葉と思います、違いましたっけ?

この小説、面白いのか?

Re: アシナクシ。 ( No.22 )
日時: 2016/03/24 01:32
名前: 彩都 (ID: sE.KM5jw)  

雛さん、感想有難う御座います。

成程…ダッシュはそう使うんですね。

!や?の後の空白は『魔法少女症候群』から、入れてますね。

どうせ、もうすぐ将人のお話も終わるので、次から、取り入れようと思います。

題名に惹かれるの、この題名で?

Re: アシナクシ。 ( No.23 )
日時: 2016/04/16 04:07
名前: 彩都 (ID: ZFblzpHM)  

「あなタ、ひとリボっちね?」
「煩い、何で私に付いて来るの?貴女は、何者なの?」
紫は、同じ姿である、黒い自分に話をかける、だが、返答は無い。
「はぁ、結局何者なのかしら……?私は何もしていないのに……」
そう言いながら、宙に浮く紫。
そしいぇ、黒い自分はとんでもない事を言った。
「ナンでひとヲコろさナイノ?」
はっ?今何て言ったのかしら?何で人を殺さないかですって?聞き取りづらいけど、言いたい事は分かった。
「そんなの簡単じゃない、何で『人を殺す』のよ?私は復讐を終わらせた、だから、もう、人を殺す事は無いわ──」
「それハチガう、ワタしもとイアナたはきづイテナいだけ、ほントうはヒトヲもっとコろしたイノニ……」
「はぁ?何を言っているか分からないけど、何で私がまだ人を殺さないといけないの?」
そう言うと、黒い自分は言った。
「かんたンダ、わすレテイないンダろ?アマネをコロしたトキ、かんじタハずだ……『コンナにひとをコロすのは、キモちいい』と……」
「止めて!」
頭を抱えながら、紫は言った、もう思い出したくないのに……思い出したくないのに……何で、コイツは思い出させようとする?ミステリーな事件にはさせたくない、そう思いながら、紫は言った。
「私はもう、人殺しはしない!だから纏わないで!」
そう言ってから、思いっ切り紫は逃げた。
「おまエハわたシカら、にげれナイ……」
黒い自分は、そう吐いてから、何処かへ消えた、その居場所は知らない……

「あぁ〜やる事が無いなぁ──幽霊って、本当、夏場以外、暇なんだね」
そう言いながら、空中で寝転がる紫、夏場は幽霊が一番出易く、一番驚かせれる季節、そんな極意を先輩幽霊から、紫は聞いていた。
大まかに幽霊といえども、この世界の幽霊と、紫達幽霊の世界は違う。
まず、特筆すべき所は、幽霊は基本成仏出来ないのだ、基本、事故現場、病室で何時も浮遊している事が多いのだ。
一応、紫の場合、『いじめっ子に復讐したい』という願いで幽霊となったので、いじめっ子を何時でも、どんな様に殺せる様自由に移動する事が出来るのだ。
そして、他にも特筆すべき点がある、ポルターガイストだ、ポルターガイストは、若い幽霊には、コントロールが難しいのだ、逆に熟練の幽霊は、ポルターガイストを自由に使う事が出来る。
だが、紫は天音等、いじめっ子グループに乗り移って、自殺させただけだが。
なので、ポルターガイストは使っていないのだ。
だが、今更そんな説明をしても無駄なのだが。
そして、寝転がりながら欠伸をしていると、黒い自分が現れた。
「あら、どうしたの?数ヶ月も居なかったのに──」
そう言った瞬間、雪が降って来た、懐かしいな、こんな時期に私は殺されたんだよなぁ……とか、思っていると、黒い自分は笑った。
「おいオイ、ワタシはてれビモみなイノカ……」
テレビ?どういう事だろう?そう思いながら、家電量販店のテレビを見る。
すると、『下半身が無い遺体が発見された』、というニュースが流れたのだ。
えっ?何コレ?まさか、コイツが……?
「そうだ、ワタしがシタが?」
「ってお前かい!何で人を殺した!?おい!?」
「おイおイ、おちツケ……わたシハオマエのねがイヲかなえタダけだ……」
「私はもう無駄に人を殺したりしないの!」
すると、黒い人物は、紫の肉体を通ると、紫は、普通の眼から、精気を失った、操られた様な眼になった。
「はい……もっと人を殺します……」
そう言って、ふらふらと、移動した……そして、黒い自分は笑う。
「わたシガした、とイッタが、ワタしがころシタとはいッてイナイ……さぁ、コワれろマリカワユカリィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!」
ケラケラケラ、まるで壊れた様な笑いをする黒い自分、完全に狂気だった……

「……あれっ?私は?何でこんな所に?」
そう言いながら、周りを見る紫、頬には、べったりとした、赤い粘液──血液だった──左手で左頬の粘液に触れる、暖かい、まるで人肌の様な──人肌?
周りを確認するのは、簡単だった、周りは、下半身が無い遺体だらけ!
そして、左手の粘液を恐る恐る見る──血液に驚く紫。
「きゃあぁあぁぁぁあぁぁぁあぁああぁ!!!!!?????」
後ろへ後退ろうとする、だが、幽霊なので浮いているので後ろに行かない。
「何よコレぇぇぇ!?私がしたの!?何で!?私は何もしていない!」
そう言うと、黒い自分が現れる。
「ほぅ……オマえはこのサツじんをシタことガナイってイッテ、サツじんジケんからニゲようトするのカ?」
「えっ?どういう事?その言い分だと、私が──」
そう言って、紫は言った。
「私が、この人達を殺したの……?」
そう言うと、黒い自分は笑った、壊れた人形の様に……
「アハハハハッハハハハハハハハハッハハハハハハハッハハハハハ!!!!!!!セイカイだ、ジブん!そう、ジぶんでコレだけのニンズうをコロしタンダ!」
そういう黒い自分に紫は驚く、そんな訳が……だが、手には、人を刃物で殺した感覚があった……どういう事よ……私は気を失っているかもしれない間に何があったの!?
そう思いながら、笑っている、黒い自分に話を聞こうとしたが、無駄だった、まるで話を聞く素振りさえ無い。
そして、紫は頭を抱えながら、発狂して、気絶してしまった……笑い終わった黒い自分は言った。
「あーあ、アッケないコト……もっと、コワれてよ……アハハハハハッ!!!」
そう言いながら、誰も居ない──幽霊と死体はあるが──高架下で狂気の笑いが響いた……それを目撃した人は居なかった……


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