ダーク・ファンタジー小説
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- アシナクシ。
- 日時: 2016/07/02 16:08
- 名前: 彩都 (ID: iXLvOGMO)
始めまして、彩都(サイト)と申します。
五作目です。
完全に、グロいです。
中身は、五分で思い付いた五分クオリティです。
読む時は背後に気を付けて下さい。
アシナクシさんが、襲うかもしれませんので……
それでは、どうぞ。
目次
第一部 『アシナクシ』襲来
序章 >>1
第一章 (CHAPTER 1) >>2-3
第二章 (CHAPTER 2) >>4
第三章 (CHAPTER 3) >>5
第四章 (CHAPTER 4) >>6
第五章 (CHAPTER 5) >>7
第六章 (CHAPTER 6) >>8-9
第七章 (CHAPTER 7) >>12 >>15-16 >>23-24
第八章 (CHAPTER 8) >>32-34
第九章 (CHAPTER 9) >>35-36
第十章 (CHAPTER 10) >>37
第二部 『アシナクシ』討伐
第一章 (CHAPTER 1) >>??
後書 第一部完 後書 >>38
- Re: アシナクシ。 ( No.24 )
- 日時: 2016/04/16 06:38
- 名前: 彩都 (ID: 9i/i21IK)
「──ん?此処は……?」
紫が目覚めた時、空に浮いていた、確か自分は、大量殺人をして、その場で気絶した筈──そう思うと、吐き気が込み上げてくる、だが、幽霊なので吐けないが。
「ちょウシはどうダ?」
そう聞かれたので、紫は返答した。
「どうもこうも──調子なんて最悪よ、何で私は殺人をしたのかしら?黒い自分?」
そう言いながら、眼を細めていく、だが、黒い自分には聞いていなかった。
「オイおい……もうジきワタしとのキョうめイハんのウがオキるコロだろウナ……」
「えっ?きょうめいはんのう?なにそれ?」
あれっ?今、何かおかしかったような……?少しだけ不思議に感じた。
「おまエハもうすグワたしときょうめいする……」
「きょうめい……?」
段々相手との会話も鮮明に分かってくる……だが、自分の会話だけが不思議に感じられる。
「きょうめいって何?あなたと何かかんけいするの?」
「入レ替ワリ」
即答した、一体何なんだ、入れ替わりとは?
「何よ……それっ!?」
「簡単ダ、オ前ハ、段々と人を殺した私になるんだよ……見た目も汚くなっていくぜぇ?」
そして、紫は自分の顔を事故防止用の鏡を見て、驚いた。
髪が段々とワカメみたいに縮れていった、そして、目も段々と暗くなっていく、まるで目が点状態になる。
「ナンナンダコレハ!?私ハドウナルンダ!?」
段々と、自分の声も聞こえていかなくなる……すると、黒い自分は自分と同じ姿になっていく……
「お前は私となる、人を殺さないと生きていけない幽霊に──闇の幽霊になりなぁ!」
絶望した思いで考える、まさか、私は善の心から悪の心に発展しているという事か……?つまりワタシハワクノミチニススメト……?
ふとした絶望が紫を襲った、泣き喚く、何度も何度も泣いた……だが、自然と殺意だけは出てこなかった、その代わりに黒かった自分が、腰から下を切り取る『アシナクシ』になっている事に気が付いた。
そして、人を殺す『アシナクシ』には、仲間が居る、だったら、その『仲間の知り合い』の将人を仲間にして、戦わせたらどうだろうか?そう思って、紫は将人に近付いた。
紫は悪の自分を倒す為に仲間探しをしていたのだ、ただ単にその標的が将人だったという事だった。
「とイウことダ……」
「成程な……つまり、お前はいじめっ子を殺した後、最後に殺したのは、その話の中で出てきた大量殺人だけって言う事か?」
「そうダ……だかラ……アクノわたシをたおしテクれ……たのム……!」
『アシナクシ』はそう言って、土下座した、今頼れるのは、将人、麻美子という訳か……
「話が読めないけど、つまり『アシナクシ』が言いたいのは、『自分は殺していない、殺しているのは悪い方の『アシナクシ』』という事でいいんだな?」
「あァ……」
すると、将人は言った。
「だったら、悪い方と組んでいる『俺の知り合いの仲間』って誰なんだ?」
確かに、そこには、私も悩んでいた、麻美子はそう思いながら、聞いた……
「アイてがクンでいル、おまエノしりアイは──」
同時刻──その頃警察では──
「先輩、ちょっと話が、『アシナクシ』にやられた娘の事なんですが……」
「ん?どうしたんだ?何か母親について、掴める情報があったのか?」
「いえ、ちょっと……娘の歯形と遺体の歯型が一致しないんですよ」
「おい、それってどういう事だ!?」
「えぇ、それでですね、逆に妻の方を試したんですよ、でしたら、歯型がピッタリ一致しましてね……」
「おいおいおいおい……それってつまりぃ……」
警察の先輩と『アシナクシ』は場所は違えど、ハモった。
「おまエノしりアイは、マノユウコ……お前の幼馴染みだ」
「間野悠子は死んだのではなく、死んだのは、母親の方ってか?行方不明は娘の方ってか!?」
その発言を聞いて、警察の後輩は言った。
「はい、そうです、行方不明は間野悠子、死去したのはその母親、という事になります」
その発言を聞いて、将人は言った。
「えっ……?いやいやいやいや、それは無いだろう?だって、悠子は死んでるんだから……だって、俺だって、その遺体は見ているんだぞ?裕子な筈が……」
すると、とある事を思い出した、『てか、悠子もそのお母さんも似てるなぁ〜まるで双子の様だ』、自分は前々からそう思っていた所があった、だったら、おばさんを殺したのは……
「それハ、マノユウコじしンガころシたんダよ……」
その発言を聞いて、将人は、発狂する。
「何で何で何でだよ!?悠子は優しかったじゃねぇか!?どういう事なんだよ!?」
「それは私達では知らないわよ!」
麻美子が叫ぶ、だが、将人は止まらない。
「何で何で何で!?何で悠子が!?」
その場で蹲(うずくま)る将人。
そして、警察の後輩が言った。
「まぁ、見た目がとても似ているから姉妹と見られていたそうですよ?凄いですよね遺伝子って」
「確かにな……まさか間野悠子が行方不明だったとは……」
そして、蹲る将人に対して、麻美子は立ち上がる。
そして、胸倉を掴んで言った。
「何時迄も泣いてんじゃねぇ!何でそんなに泣くんだよ!?幼馴染みなんだろ!?だったら、助けてやれよ!何で助けずに殻に篭ってうじうじしてやがる!?男だろ、前に進めよ!という事で、『アシナクシ』!」
「ハイィィ!?」
いきなりでビビる『アシナクシ』。
「悪いお前が居るなら、私は倒しに行く、何処に居るんだ?」
「……このヤマのおくのケンさくゲンばのとんネル……」
「そうか、では、一人で行って来──」
すると、麻美子の服の裾を掴む将人、泣きながら、将人は言った。
「俺も連れて行ってくれ、幼馴染みが悪い事をしたら、止めるのが幼馴染みだろ?」
そう言うと、麻美子は笑う。
「それが男ってもんよ!」
頭をグリグリする麻美子、痛がる将人に『アシナクシ』は思った。
(これデわたシハたすかルのか……?でも、イマハこいツラにまかセルしかナイ!)
そう思いながら、『アシナクシ』は、二人を山に連れていった……
CHAPTER 7 終了 CHAPTER 8 に続く……
- Re: アシナクシ。 ( No.25 )
- 日時: 2016/04/16 18:47
- 名前: 神 (ID: zGyV0OIp)
よおよお、神だぜぇ?
何だ?このクソ小説は?
雑談も小説もくそだなwww
- Re: アシナクシ。 ( No.26 )
- 日時: 2016/04/16 19:04
- 名前: 彩都 (ID: 0dFK.yJT)
貴方もそう思う? 五分クオリティだからだよ。
- Re: アシナクシ。 ( No.27 )
- 日時: 2016/04/17 13:06
- 名前: 坂下亜紀 (ID: kHKhLZQC)
おもしろいです
応援してます
がんばって下さい><
- Re: アシナクシ。 ( No.28 )
- 日時: 2016/04/17 16:22
- 名前: 彩都 (ID: 8.g3rq.8)
坂下亜紀さん、感想有難う御座います。
次は、CHAPTER 8 なので、話がもっと進みます。
面白いのか……?
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