ダーク・ファンタジー小説
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- アシナクシ。
- 日時: 2016/07/02 16:08
- 名前: 彩都 (ID: iXLvOGMO)
始めまして、彩都(サイト)と申します。
五作目です。
完全に、グロいです。
中身は、五分で思い付いた五分クオリティです。
読む時は背後に気を付けて下さい。
アシナクシさんが、襲うかもしれませんので……
それでは、どうぞ。
目次
第一部 『アシナクシ』襲来
序章 >>1
第一章 (CHAPTER 1) >>2-3
第二章 (CHAPTER 2) >>4
第三章 (CHAPTER 3) >>5
第四章 (CHAPTER 4) >>6
第五章 (CHAPTER 5) >>7
第六章 (CHAPTER 6) >>8-9
第七章 (CHAPTER 7) >>12 >>15-16 >>23-24
第八章 (CHAPTER 8) >>32-34
第九章 (CHAPTER 9) >>35-36
第十章 (CHAPTER 10) >>37
第二部 『アシナクシ』討伐
第一章 (CHAPTER 1) >>??
後書 第一部完 後書 >>38
- Re: アシナクシ。 ( No.30 )
- 日時: 2016/04/22 15:52
- 名前: 彩都 (ID: noCtoyMf)

ありんこさん、感想は雑談板の方に載せているので、消しておいて下さい。
- Re: アシナクシ。 ( No.31 )
- 日時: 2016/04/22 17:26
- 名前: 手絵えええええええええええええええええい (ID: q6B8cvef)
台詞のみの会話結構読みにくい
- Re: アシナクシ。 ( No.33 )
- 日時: 2016/05/01 09:45
- 名前: 彩都 (ID: Jhl2FH6g)

「ハァッ!ヤァッ!」
気を纏ったお札が、悪の『アシナクシ』に向かって、動く、だが、悠子がそのお札を切っていく。
「中々やるわね……でも、これはどうかしら!?」
そう言いながら、麻美子はお札を一気に十枚も飛ばした。
「だから何!?私には効かないわ!」
そう言いながら悠子は切って、視界を確認する、だが、麻美子が居ない、はて何処だろう?そう思った瞬間だった、御幣の手を持つ部分──その部分が鋭くなっていた──を自分の首に当てられる、だが、悪の『アシナクシ』が後ろから攻撃する、だが、麻美子も札を服に貼っていて、麻美子の肉体は守られる、少し苛つきながら、悪の『アシナクシ』は、悠子の肉体を通過する。
「何をする気……!?まさか!?」
「「ソウ!ソノマサカサ!ワタシトユウコヲガッタイサセテ、サイキョウノ『アシナクシ』ニナル!」」
二人の声がハモる、その不愉快な音程に、耳を塞ぐ麻美子と将人。
まさか、悪の『アシナクシ』が悠子って名前の女の子に憑依するなんて……!
そう思いながら、右手で特製のお札をキョンシーの様に額に貼ろうとする、だが、悠子の負のオーラが札を弾く。
「くそっ!何で強くなるのよ!?」
「俺は……俺は……悠子を助けられないのか……?」
そう言いながら、将人は二人の戦いをただ呆然と見る……すると『アシナクシ』が言った。
「だったら……わたしをひょういさせろ……これでおあいこだろ?」
確かに……言われてみればそうだ……だが奴に勝てるかは分からない……でも、それに賭けないで、勝てる存在か?いや、勝たないといけない……!そう思いながら、将人は言った。
「紫……俺の体を使え……!」
「まさと……!おまえ……わたしのなを……」
「そんな事言ってる場合じゃねぇだろ!早く憑依しやがれ!」
そう言いながら、将人は『アシナクシ』を腹部に当てる、そして、『アシナクシ』は将人の肉体に入った……
「くそっ!もう、何でこんな所で、体力が切れるのよ……!」
麻美子は自分の体力の無さにイライラする、そして悠子がナイフを使って、攻撃しようとした、麻美子は『これは避けられない!』と思った、だが、痛みは無く、血も出ていなかった。
目を閉じた麻美子はゆっくりと目を開ける、すると、そこに居たのは、『アシナクシ』と将人の憑依体だった。
「よう、悠子……警察に行こうぜ?」
「私は行かないわ、そして、『アシナクシ』様の為に下半身を捜すわ……!」
「そうか……だったら、俺はお前が動けなくなる迄攻撃する」
「良いわ、かかってきなさいよ……!」
その瞬間二人は殴りあった、そして二人共顔にワンパンが決まった。
そして二人は吹き飛んだ、すると将人は言った。
「何だこれ?あまり痛くない?」
すると『アシナクシ』が言った。
「そりゃそうだ、私がお前の肉体を限界迄使ってるからな」
すると、将人は一つ気付いた。
「あれっ?何だかお前の声が聞き取れるぞ……!あんなノイズの様な声じゃない!」
「のっノイズって……」
『アシナクシ』は少し呆れる、すると、瓦礫の中から悠子が悪の『アシナクシ』の声で喋る。
「ナゼダ!ナゼナゼナゼナゼ!!ナンデオマエタチハツヨクナッテイル!?」
すると、将人と『アシナクシ』は一緒に発言した。
「「それは俺達」私達が同じ『目的』だからだぁ!」
そう言いながら、将人は悠子の左頬を思いっきり殴った──
私はただ、『皆より怖いモノを知っておきたかった』……でも、『口裂け女』も、『人面犬』もありきたりだった──そこで桃園先生に聞いてみた──
「怖い話か……『アシナクシ』──いや、今の発言は忘れてくれ──」
その言葉を聞いた瞬間、私は歓喜した、『アシナクシ』!?何だそれは!?今の今迄聞いた事が無い言葉の羅列に私はすっかり心奪われてしまった──
それからというもの、時間があれば『アシナクシ』を調べていた──そして、ある時──
「おい、間野、お前『アシナクシ』について調べてるんだって?全く、話してやるから後悔するなよ?」
遂に桃園先生からその話が聞こえるとは、私は歓喜以外の感情が出てこなかった。
そして話を聞いて、一言──『呼んでみたい』──それが私の肉体に走った感情だった──
それからというもの、少しは怖がって欲しい為に、『他の人に話さないと、聞いた人は足を失う』という嘘を作った。
そして、一週間もしない内に結構なスピードで学内に広まった──私の聞いた話でここ迄広がるなんて……何て快楽、何て幸福、これ以上に幸福な事なんてあるだろうか?いや、私はそんな経験が無い。
そしてそんな噂は『アイツ』に迄広まった……
「そういや、『アシナクシ』さん、知ってる?」
その言葉を聞いた瞬間、私は思った、『コイツもそんな都市伝説を信じるの?』と思ってしまって、笑ってしまった。
「アハハハハハ!遂に将人が……」
「何だよ、俺だって、噂だから信じるよ」
「もう、笑わさないでよ〜!」
「何だよ〜……」
私はコイツがそんな噂を信じる事が信じれずに笑ってしまった、そして、その日から、私は壊れていく……
- Re: アシナクシ。 ( No.34 )
- 日時: 2016/05/01 10:33
- 名前: 彩都 (ID: Jhl2FH6g)

「私、『アシナクシ』、宜しくね」
目の前に現れたのは、悪の『アシナクシ』だった。
「えっ?何で?何で存在するのよ……!?」
「それが私だから、何、存在してはいけないの?」
「いや、そう言う訳じゃないけど……」
『アシナクシ』と話していると、私は、いきなりの殺意が湧いた、相手は母親、実の母親に私は刃を──そして、バレない様に私の格好をさせて、『間野悠子』は死んだ、その代わり『間野由実子』は行方不明にさせて──
そして、私はこの山の洞窟で逃亡生活を行った──金は持てるだけ持って、無くなったら、自宅の貯金箱を壊して、奪った──そしてポイントカードや保険証は捨てた。
そして殺意が湧いたら、どんな人間でも殺していた、そして『アシナクシ』に献上して──
「そうだったのか……今迄辛かったんだな……」
将人はそう言いながら、自分の胸の中で気を失っている間野悠子を強く抱き締めた──
「もう……良いんだぞ……もう、お前は疲れただろう?」
そう言いながら、悠子を地べたに寝かせる、すると、悠子は起きた。
「あれっ?此処は何処?ねぇ、将人、此処は?」
完全に悪の『アシナクシ』と戦った、触れ合った、喋りあった事は全て忘れている様だった──そして、将人は言った。
「まぁ、色々あったんだよ……」
そう言いながら、将人は手を取って、悠子を立たせた。
「もう……終わったんだよ……これで俺も悠子も安心……」
「スルカバーカ」
その瞬間、腹部に悪の『アシナクシ』の拳が入り、肉体を貫かせてしまう。
「えっ?……」
視界が反転する──俺は何をされた?すると悠子の右手が赤かった、まるで、濃い赤色──あれ?これ見覚えが……鼻血が出た時の色と同じだった、『鼻血が出た時と同じ?』
何とか力を振り絞って、起き上がる、そして腹部を見る、赤い鮮血がダクダク、溢れてきていた。
「紫!早く治癒を!」
すると『アシナクシ』は言う。
「無理だ!私が出来るのは、『筋力のリミッター解除』の様な物!大まかに言えば『火事場の馬鹿力』みたいな物だ!だから肉体の回復力は普通のお前だ!」
つまり、このままにしていたら、出血多量で死──?
「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!バカメ!ダマサレオッテ!オマエハシヌンダヨ!」
そう言いながら悠子の肉体で悪の『アシナクシ』の声で笑う。
何て気持ち悪いんだ、完全に齟齬していやがる……意識が朦朧としながら、将人は悠子を見る。
だけれど……確かに聞いた……俺は……抱き締めて、悠子の言葉を……本音を!
「お前は……悠子は言ったんだ……『誰か助けて……!』『暗い!暗いよ!』って……!だから……俺はお前を助ける……俺が死んでも俺は悠子を助ける……!」
段々と息が切れる、痛みがじわじわと、襲い掛かる。
「クソッ!……はぁはぁ……」
「モウオマエモシヌダロウ……サイゴニシヘノイッポテマエノコトバヲキイテヤロウ、サァ、ハナセ……」
その言葉に将人は少し考えてから言った。
「悠子……今迄有難うな……お前が居なかったら、もっと自堕落になっていたと思う、でも、悠子……お前はもう怒らなくても良いんだ……そして本当に最後の言葉かも知れねぇな……」
将人は深呼吸をして、覚悟して言った──
「悠子──俺はお前の事が好きだ、大好きだ」
「ハッ?ナンダ、タダノコクハクカ?イイネェ……?」
すると、悪の『アシナクシ』は目が熱くなっていた、手で触れると濡れていた、何で濡れている?まさか泣いているのか?
「……将人ぉ……私も……私も……将人の事が……!」
すると、将人は悠子の唇に人差し指の腹の面を当てた、それは『静かに』というポーズだった。
「その先は分かってるよ──だって、俺はお前の事が好きだからな……」
そう言いながら、悠子を抱き締めた……それから何分が経っただろう、将人は膝から倒れた……
「将人?将人?……将人ぉ……うっうっ……」
悠子は泣いた、そして悪の『アシナクシ』になって発言する。
「ナゼダ!?ナンデコノニクタイノモチヌシハナイテイル!?」
すると、『アシナクシ』が答えた。
「それは二人が二人共『相思相愛』だったからだよ」
そう言うと、悪の『アシナクシ』は唸って、思いっ切りジャンプしてから何処かへ去った……
すると『アシナクシ』はアリスに向かって言った。
「おい、オキろ……もうオワったぞ……」
すると、寝惚け眼で喋るアリス。
「どうも、力が戻って良かったな……胸返したお陰だな……」
そう言いながらアリスは自分で止血する。
そしてアリスは将人の肉体を触って、首を横に振った……その光景に麻美子は泣いた……自分が未熟だから──自分が弱かったから──麻美子は夜になる迄泣いた……
アリスは、将人の顔を見て、少し笑った。
「コイツ……何て顔なんだ──まるで、嬉しい事があったかの様に朗らかに笑ってやがる……」
そして『アシナクシ』は夜空を見た……二人も夜空を見て、優しい顔になって優しく空に微笑んだ……
CHAPTER 8 終了 CHAPTER 9 に続く……
- Re: アシナクシ。 ( No.35 )
- 日時: 2016/06/04 12:21
- 名前: 彩都 (ID: 6Bgu9cRk)

CHAPTER 9 生きるとは死ぬよりも辛いんだ
麻美子は喪服を着ていた──周りには喪服の男女、老若男女が居る──そして皆は同じ方向を向いている──その方向には、にっこり笑ってピースをする将人の遺影があった──
周りの何人かは泣いているが、麻美子は泣けなかった──何故なら、目の前で死んだ姿を見ているからだ──そしてお坊さんの念仏も唱え終わり、少し休憩がてら、外へ出る──
そこには『アシナクシ』が居た。
「アンタ……よく成仏しないわね……」
「それハそうダ……あの『くろいジぶん』をたおサないカギり、ワたしはジョうぶつできナイダろうな……」
「そう?なら貴女も大変ねぇ……私はこの仕事が嫌になってきたわ──」
「ふぅん?そうカ……?」
その理由を聞こうとすると、勝手に真美子が話した。
「だってね、仲良くした相手が死ぬ事はもう見たくないし──私はね、こう思うんだよ──『生きるとは死ぬよりも辛い』ってね……多分、精神的に耐えられなくなったら、もう、この仕事を辞める──私はそう感じるんだ……」
「……それハわたシハしらン……わタしはモうヒトりのじぶんヲたおしテ、じょうブツするサ……』
「私と、アンタ──どっちが早く消えるか、勝負ね?」
「そんナしょウぶ、したくナイといイたいガな……」
『アシナクシ』はそう言いながら、空を見た……あの日以降は大変だった──そう思いながら、あの日を思い出した──
あの後、桃園アリス基二人と『アシナクシ』は将人の遺体を持って、将人の家に向かった。
そして死んだ旨を話して、そのままその家に引き渡した。
だが、不思議な事に将人の母は泣いておらず、何かを覚悟していた様な顔だった──
その後時間を作ってもらってアリスは将人の母と話した。
「いえ……もう分かってた事なんです──将人、あの子は何時も考えていました──自分が『アシナクシ』に死なない様に考えていた事を──ですが、『アシナクシ』の所為で死んだんですよね?死んでしまったら、もうどうしようもないと思うんです──だから、あの子が死ぬのも運命なのかもしれないと思うんですよ……だから、私達母親、父親はあの子を弔う事しか出来ない……」
確かにそうだ、死んだ者の話等もう出来ない、だからもう弔う事しか出来ない──そう考えながらその日は帰ってもらった──人には色んな死の別ち方があるのだな、と考えながらアリスはコーヒーを飲んだ──
「まぁ、面倒だわ、今度は何処を放浪しようかしら?」
「てキトうに」
「でしょうね……でも、一体もう一人の『アシナクシ』は何処へ隠れたのかしら?」
「それナンだよ……イクらセんさクしたが、わからナイ……」
「そう?貴女も大変ねぇ……」
そんな話をしていると、謎のフードの人物──間野悠子だ──が現れる、目の下には泣いた痕と思われるクマが出来ていた──
「お前……ッッ!?何しに来やがった!」
すると簡単に話す悠子。
「死んだ将人の葬儀を見に来ただけだが?それ以外に何もない」
そう言いながら花束を麻美子に投げる。
「私はそもそも殺していない、だけれど葬儀をする視覚は有っても良いと思うの──殺したのは──『悪いアシナクシ』なんだから……」
そう言いながら走って消える悠子──麻美子と『アシナクシ』は悠子を見つめる事しか出来なかった──
そして時間が過ぎ、もう夕方になった。
「さぁて……バイバイ『アシナクシ』……私はもうどっかへ行くわ──もう会う事もないでしょう──」
「それハどうダロうな?」
そう言いながら麻美子は消えていった──そして一言、『アシナクシ』は言った。
「いるンダろ?『将人』?」
そう言うと、反対の屋根からひょっこり脚の無い将人が現れる。
「幽体って、結構楽なもんだなぁ──って何時から気付いてた?」
アハハ、と言いながら将人は『アシナクシ』に聞いた。
「……イマしった……」
実は結構前から知っていたが、あえて言わない事にした『アシナクシ』──そして将人に聞いた。
「おまエハどうすルンダ?」
「自分?……どうしよう?直に成仏するよ──もうこの世に未練は無いからね──まぁ、悠子に着いていっても良いが、『悪いアシナクシ』に感付かれてしまうかもしれない──」
「そうカ──わたシハもうすコシ、ここニタイザいするよ……まだイルかもしレナイからな……」
「そうか……もう良いんだよなぁ……『アシナクシ』の戦いを──自分が脱落しても……?」
そう言うと、『アシナクシ』は言った。
「それはオマエがキメろ……わたシハしらン……」
「ハハッ!そう言うと思ったぜ……んじゃーな、また来世、会おうぜ?会う時は生きている身でな!」
そう言いながら将人は天へ昇っていった──私も成仏して、天へと登る事は出来るのだろうか?そう思いながら『アシナクシ』は考える──だが、そんな考えも諦めた。
何故なら私は『アシナクシ』だから──アイツをタおすまデワタしはじょうブツできない──!
そう思いながら『アシナクシ』は空を見た──綺麗な夕焼けが『アシナクシ』を包む──
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