ダーク・ファンタジー小説
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- 転生⇔魔法少女 ※閲覧注意
- 日時: 2017/06/07 21:23
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: oS7lpet2)
どうも、おはこんばんにちは。
萌夏といいます!
初期ストーリーで10レスくらい
投稿してましたが、
書き直すことにしました。
不定期・亀更新で
修正も度々ありますが、
こんな私の趣味に付き合って下されば
とても嬉しく思います(´ω`*)
○あらすじ↓
中学校でいじめにあっていた
松山 詩織(まつやま しおり)は、
謎の少女・冥夢と出会い
魔法を手に入れる。
『魔法少女』として生まれ変わり
復讐を始めた詩織だったが…
詩織の周りに次々と現れる、
新たな魔法少女達。
忍び寄る絶望の影。
そして、詩織達に魔法を与えた
少女・冥夢の目的とは…?
※キャラ設定書いた方が
分かりやすいというコメントを
頂いたら、キャラ設定を書きます。
○作品に関する注意事項>>1
- Re: 転生⇔魔法少女 (再執筆) ※閲覧注意 ( No.33 )
- 日時: 2017/06/03 09:46
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: 0vpgU5W6)
「ぐっ…?!何なの、マジで…っ!
アンタが、やってるってワケ?!」
「まあ、そうだけど」
まあ最初はこんなもんでいいか、
と思って、美紀はそのままに
今度は舞に歩み寄る。
「ヒッ…!ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
舞は私が近付くのを見ると、
恐怖からなのか涙目になって
謝り出した。
それを見た知恵実が慌て出す。
「ま、舞〜、詩織がそんな…
魔法みたいなこと
起こせる訳ないじゃん!
私だって、多分…その…コイツに
突き飛ばされただけでしょ?!」
解っているくせに、信じたくない。
所詮、ドラマのヒロイン気取り。
「ねぇ…美紀様も本当は
そう思ってるでしょ?!」
「わかんな…だって、急に…
体、がっ?!」
美樹への重圧を上げると
腕でも支えきれなくなったようで、
とうとう美紀は屋上に突っ伏した。
「へ…ちょ、ちょっと美紀様ぁ〜…
え、本当にヤバい感じ…?!」
「ごめんなさいごめんなさい…!
お願いします、許して、下…さ…!」
泣いて懇願し続けていた舞の額に
手のひらを向け、至近距離から
衝撃で失神させる。
「ま、舞までっ?!」
「知恵実、まだ解んない?」
「ちょ…?!私までそんな、
聞いてないしっ!」
その言いぐさに思わず、
「聞いてないもなにも…
今まで自分達がしてきたことの
仕返しなだけでしょ?!」
そう叫んだ時、
「こらっ!何を屋上で
騒いでるんですか?!…って…え?」
騒ぎを聞いて、とうとう
先生が駆けつけたのだった。
- Re: 転生⇔魔法少女 (再執筆) ※閲覧注意 ( No.34 )
- 日時: 2017/06/12 18:06
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: oS7lpet2)
駆けつけた先生は驚いただろう。
なにせ、一人は屋上に突っ伏して
起き上がろうともがいていて、
一人は失神し、一人は残るもう一人に
掴みかかった瞬間だったから…。
すぐさま舞は保健室に運ばれ、
残った私達は、それぞれ
別室で事情聴衆をされた。
私は今回のことについて
ほとんど責められなかった。
美紀達からの今までの仕打ちのも
全部話したからだろう。
勿論、魔法と冥夢に関することは
省いたけど。
美紀は最後まで否定していたが、
知恵実は、意識の戻った舞が
全て打ち明けたと聞くと
「美紀が始めた」等と保身の為に
美紀を売ったらしい。
所詮、美紀がクラス内で
権力をもっていたからこそ、
成り立っていた
友情ごっこだったのだ。
他にも、同じクラスの
佐々木 綾(ささき あや)の証言。
彼女は、美紀と並んで
うちのクラスの2トップと
言われる中心人物だ。
彼女は、美紀達のいじめが
ここまでエスカレートする前、
嫌がらせを受けていた私を
美紀の迫力にも怖じず
唯一、庇ってくれたクラスメートで
あった。
その日の夜、また冥夢と会った。
「早速、魔法使ったみたいだね!
アナタの魔法、面白いでしょ?
…気に入ってくれた?」
冥夢は今朝と同じ格好のまま、
いつの間にか部屋に居た。
部屋は静寂に包まれている。
「……うん。凄かった。
知恵実を吹き飛ばした時とか、
自分でもビックリしたし…」
私の言葉に冥夢は満足気に頷く。
「良かったー!…あ、でも
ホントは吹き飛ばす、って
いうより…押し潰す、かな。
…アナタの魔法は『気圧変化』
って言って、
半径50m以内で尚且つ、
視界に入ってる範囲の気圧を
自由に変えられる魔法なの。」
へぇえ〜…
「え、じゃあ…知恵実を
吹き飛ばしたのは?」
「ああ、それは多分…横からの
気圧を増やしたからだと思うよ」
「そんなことも…」
「…それじゃ、私はこれで!
アナタも…ヨロシクね?
またすぐに会えると思うから」
呆気にとられる私に
冥夢は微笑むと、
瞬きのうちに消えた。
※順番入れ替えました。
続き>>54
- Re: 転生⇔魔法少女 (再執筆) ※閲覧注意 ( No.35 )
- 日時: 2017/06/12 18:09
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: oS7lpet2)
「ごめん!こんなことになる前に
まだ嫌がらせが続いてるって
気付いていたら…!」
開口一番、謝罪の言葉だったから
驚いた。
「え…そんな、謝らなくても…
美紀達のことはもう、
大丈夫だから…
それに、綾さんのせいじゃ…!」
「でも…美紀ちゃん達が
詩織ちゃんに目をつけてたの
気付いて、一度止めたから
もう大丈夫だと思っちゃって…
私がいない所でもっと酷いことに
なってたなんて、気付けなくて…
本当にごめん!」
確かに、美紀達の嫌がらせが
エスカレートしたのは
綾が一度私を庇ってからだ。
それからは、綾のいない所で
私を蹴ったりすることが増えたのも
事実だけど。
「もう、いいよ。解決したから。
綾さんは何も悪くないし、
誰も責めないと思うので…
もう、大丈夫」
そう言って笑ってみせる。
本当は全然大丈夫じゃないけど。
だって復讐だってまだ
始まったばかり。これで
終わらせるつもりなんて無い。
「…そっか。ごめんね。
これからはどんどん私に
言ってくれて構わないから!
…あ、それから、もうひとつ
話があるんだけど…」
彼女はそこでとても言いにくそうに
言葉を切り、少し迷った素振りの後
私を正面から見据えて言った。
「『冥夢』に……会った?」
※順番入れ替えました。
続き>>45
- Re: 転生⇔魔法少女 (再執筆) ※閲覧注意 コメント ( No.36 )
- 日時: 2017/06/04 11:40
- 名前: 瀬良真澄 (ID: eH6OJcrU)
すごく面白いです。僕も若干人生逆転ものを書いていますが、足元にも及ばないと感じました。
続き、楽しみにしてます!
……僕も頑張ろ
- Re: 転生⇔魔法少女 (再執筆) ※閲覧注意 ( No.37 )
- 日時: 2017/06/04 11:55
- 名前: 萌夏 ◆IrmWJHGPjM (ID: 0vpgU5W6)
あばばばばばばば((
ありがとうございます!!
めっちゃ嬉しいです!
いや〜…ほとんどコメント来なくて
心細くなってたから( ; ω ; `)
はい!私も頑張ります!
(ちなみにハンネは
名探偵コナンからですか?!笑)
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