ダーク・ファンタジー小説

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とある町の何でも屋の無能力者
日時: 2025/05/18 16:08
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
参照: http://kakiko.info/profiles/index.cgi

能力がある世界で生きる無能力者の何でも屋の人生。

注意 駄文&下手くそストーリー

列強・・・この世界での5人の最強能力者。国家を滅ぼせる。5人だけが入ることが出来、入るには列強に勝利する必要がある。
A級能力者・・・軍隊とある程度殺り合える。
B級能力者・・・軍隊の一部隊。
C級能力者・・・熊と同等の強さ。
D級能力者・・・一般人よりかは強い。
E級能力者・・・無能力者。強さも一般人レベル。

この小説はフィクションです。グロもあるので注意。

追記 小説☆カキコ大会2024・夏 ダーク・ファンタジー板では銀賞受賞


全部見たい方へ>>1-

世界の光教編>>1-3
ドミナター編>>4-20
外伝 異世界転生編>>21-29
赤眼の過去編>>30-44
揺らぐ列強編>>45-54
黄金の都編>>55-67
世界大戦編>>68-72

震電 ( No.52 )
日時: 2024/05/11 22:43
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)

「くそっ、死ねぇ!」

ローブの男たちが杖を出したかと思えば、魔法陣のようなものが展開されていた。

「ファイオ!」
「アイシング!」
「サンダー!」

一斉に4人に向けて炎と氷と雷が飛んでいく。4人は避けつつ崖を降りるが、神谷を除く3人は非常に驚いていた。

アグネス(何あれ!?まるで魔法みたい…)
那由多(魔法みたいだ…ローブや杖もあるし、魔法使いなのかな…)
梓涵(なにあいつら。魔法使いなのかアル)

また神谷も冷静だが多少驚いていた。

神谷(何だ今のは?異世界に来た時の魔法みたいだ…)

疑問に思うが、その思いを振り払い、アイラを救出することに集中する。
伊吹は動かない。ローブの男たちは伊吹の態度にイラつきつつ魔法?を飛ばすが中々当たらない。

梓涵「がああぁぁぁぁ!!!」

梓涵が竜人に変身し、ローブの男に爪を使い攻撃する。

「くっ…!」
梓涵「まだまだぁ!」

男は避けたが梓涵は追撃。よけきれず杖もろとも破壊され、胸に傷を負って倒れた。

那由多「ふっ!」
「がっ!?」

那由多は杖を破壊し、アッパーで気絶させる。

アグネス「悪いけど、アイラを助けるためなの。ごめんあそばせ」
「があぁぁぁぁ!?!?」

アグネスは電撃を死なない程度に食らわせる。

神谷「そらよ」
「くそっ!くそっ!がっ!?」

男は魔法?で攻撃したが速度で翻弄され、最終的には後ろの首をチョップで気絶させられた。
そうこうしているうちに、ローブの男達は全滅。残る敵は伊吹一人となった。

伊吹「ほう…流石だな。強い強い」
神谷「本当にそう思っているのかよ」
伊吹「思ってる思ってる。さぁ殺ろう!」

伊吹は一気に殺気をを出し、列強たちを圧倒する。

神谷「なぁ、俺がやっていいか?」
アグネス「…冗談でしょ?」
神谷「まっ、さっき言ったろ?”技”を見せるって」

そう言い不敵な笑みを浮かべ、赤眼を発動した。気配の変化っぷりに、伊吹を含む3人は驚愕していた。

梓涵(なんだこの気配はアル!?)
アグネス(何この気配!?)
那由多(えっ!?いきなり雰囲気が変わった…)
伊吹(何だぁ?急に気配がガラリと変わった)

神谷は構える。少し引いた右手を左手で包むように触れる。右手が赤くなり、力を蓄えているように見える。数秒後、4人の視界から神谷の姿が消え去った。

伊吹「どこ行きやg」

神谷は伊吹の間合いの中に現れた。もう伊吹は攻撃を避けられない。

神谷「震電」

神谷の拳が伊吹の腹を殴った瞬間、赤い雷が迸り、衝撃波で空気が揺れた。果てしない威力の攻撃を喰らい、伊吹は吹き飛ばされた。
…今この瞬間、伊吹の体力は7割以上が文字通り消し飛び、伊吹の能力は、文字通り「破壊された」。

決着と、魔法国家への疑心 ( No.53 )
日時: 2024/06/03 11:50
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)

伊吹(今まで…アクシオンも、アグネスも、俺には勝てなかった…。俺が強いからだ…だが)

吹き飛ばされた伊吹は血を吐きながら神谷をにらみつける。

伊吹(こいつはやばい…!今までのどんな奴よりもだ!)

伊吹は負けたことがない。破壊の力を持っているからだ。だが周りの人間は伊吹の力を恐れ、遠ざけた。それ故、友と呼べる人間がいなかった。幼い伊吹にとって、心にストレスを抱え、凶暴になっていった。
列強は、赤眼の力に驚愕する。

那由多(あんなに強いなんて…凄い…)
アグネス(…あの実力、ガブリエルが負けたのも納得するわ…)
梓涵(あれじゃ、ガブリエルが勝てるはずもないかアル)
伊吹「…てめぇ…」
神谷「どうした?随分としんどそうじゃないか」

煽っているように言われてにらみつけるが、神谷には全く効果がない。
すると、伊吹はポケットから小さな瓶を取り出し、地面に落として割る。ガラスの割れる音が鳴り響いたと同時に、三つ目のゴリラのような怪物が現れる。

怪物「ぐるあぁぁぁぁ!!!」

常人じゃまず捕らえられない速度で神谷に突進してきた。

神谷「焼」
怪物「がぁぁぁぁ!?!?」

まずはナイフで右腕を切断し、

神谷「肉」
怪物「ぐォォぉぉ!?!?」

左腕を蹴りで骨折させ、

神谷「定食」
怪物「が、がが…」

最後は喉を刺し絶命させる。が、周りをよく見ると12体出現した。

アグネス「私たちが倒すから、神谷君は夜神伊吹を!」

そう言い3人は怪物に攻撃をし始める。神谷は伊吹の方に首を戻す。

神谷「早くお縄についたほうが楽だぞ?それにいい加減俺も面倒になってきたからな」
伊吹「…はっ!いいやまだだね!俺は戦えるんだよ!」

そう言い近接戦闘をする。攻撃を捌くことが続いた。

神谷「伊吹…お前は強い。戦闘センスも、能力も、何もかもが列強クラスだ。…けどな」
伊吹「…がっ…」

伊吹の腹に神谷の拳が当たる。伊吹は崩れる。

神谷「…俺の、勝ちだ」

その時、アグネスたちも怪物を倒し終えた。ただ、伊吹が弱かったわけではない。伊吹は、間違いなく列強クラス、しかもアグネスを超える。赤眼を使わない限り、伊吹は倒せなかった。
だが、ひとまずはこの騒動は終結した。だが一点、神谷は引っかかっていた。

神谷(そういや、あの魔法使いみたいなやつ、そしてあの怪物、そして、アンストロース大魔法帝国、あの国は魔法っていう言葉が入っていたな。まさかアンストロース大魔法帝国が関わっている…?いや、妄想のしすぎか)

だが神谷の疑心は間違っていない。約数か月後、科学国家は震撼する。

終わった会議と新たな面倒事 ( No.54 )
日時: 2024/06/06 17:18
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)

夜神伊吹が拘束され、アグネスの妹のアイラを救出し、2日が経過した。伊吹の事件もあったが、列強会議は行われていた。

アグネス「夜神伊吹、その仲間が使っていた腕時計は、我が国の技術者たちが作った転移装置だったわ」
神谷「あー、最近ニュースになっていたあれか」
アグネス「そうそう、そして、夜神伊吹は今は牢屋に入っているのだけど…」
那由多「だけど?」
アグネス「尋問している途中、突然痙攣し始めて泡を吹いて倒れちゃったの」
梓涵「は?どういう事アルか?」

3人は理解できなかった。そもそも伊吹が倒れたのは、神谷の「震電」が原因じゃない。

アグネス「能力の形跡もなかったし、体は健康で異常は無かっただったから、本当に分からないわ」
神谷「そうか…」
梓涵「その資料、うちの会社に出来たら回してほしいアル」
アグネス「分かったわ。後で言ってみるわ」

因みに今は食事しているのだが、神谷のフードファイター並みの食べっぷりに3人は少し引いていた。

アグネス「それにしてもあなた食べすぎでしょ…」
神谷「震電を使うと、数日間フードファイター並みの胃袋になっちまうんだ」
那由多「それにしても、『震電』って言った所、かっこよかったなぁ」
神谷「おいやめろ!あれ俺の中では黒歴史になっているんだぞ!!」
梓涵「自業自得アル。震でn」
神谷「おい梓涵やめろぉぉ!!!」

赤面しながら必死に止める神谷の姿に、アグネスと那由多は面白おかしく笑った。


列強会議が終わり、神谷と那由多は報道陣の飽和攻撃を受けながらも、那由多と厘は大学に、神谷は何でも屋を再開していた。知名度が上がった弊害なのか、依頼主の目的がサインや握手が多かった。更に神谷特集の番組を作ろうとテレビの人間がやってきたりと、儲けていたが大変だった。

神谷「…ったく、しょうもない依頼ばっかしてきやがって…儲かってはいるが何かなぁ…」

プルルルル プルルルル

机に置かれている電話が鳴る。神谷は「またテレビか」と少しうんざりしながら電話を手に取った。

アグネス『久しぶり、神谷君』

神谷は面食らった。相手が知り合いとはいえイギリスの王家の血を引く人間だからだ。神谷は英語で話し始める。

神谷「…なんだよ、イギリスでの神谷特集か?」
アグネス『そんなわけないじゃない。ある依頼をしたいの』
神谷「依頼?」

神谷は少し驚いた。イギリス王女が直々に依頼をするなんて聞いたことがない。

アグネス『アクシオンが死んだことは知っているわよね?』
神谷「もちろん。それがなんだ?」
アグネス『…アクシオンがいた中東では、戦争が起きているの』
神谷「戦争?」
アグネス『ええ。アクシオンという強大な実力者がいなくなった途端、中東では戦争が勃発したの。梓涵は会社で忙しいし、那由多君は大学なの。私も多忙になりそうだから、神谷君に頼もうと思って』

神谷は困惑しっぱなしだが、アグネスはお構いなしに話を続ける。

アグネス『率直に言うわ。中東に行って、黄金郷について調べてほしいの。イメニア解放軍という、イメニアの反乱軍の所に行って。彼らは至って過激じゃないから安心してね。彼らとイギリスの考古学者と一緒に調べて』
神谷「それなら準列強が言った方がいいんじゃないか?」
アグネス『それが、準列強の人を中東に送ったら、すぐに遺体になって帰ってきたの』
神谷「うへぇ。しかし、黄金郷ってなんだ?エルドラドって訳じゃないんだろ?」
アグネス『分からないわ』

神谷は怪訝な顔をした。

アグネス『黄金郷は、どんなところか、どんな施設があるのか、一切の情報がない上に、最初の考古学者団がいったら、音信不通になったの』
神谷「はぁ?全滅とか?」
アグネス『確認を取ろうとしたけど、人工衛星が黄金郷の部分だけノイズで映らないし、能力者が調べようとしたけど、全く分からなかったし、軍用機が調べようとしたけど、何故か撃墜されたの』
神谷「つまり俺は考古学者の護衛兼、最初に来た学者団の安否を確認しろって事か?」
アグネス『そういうことね』

神谷は思わずため息を出してしまった。

神谷「分かった、その依頼を受けよう。報酬は?」
アグネス『2億円でどう?』
神谷「分かった」

こうしてアグネスは諸々の事(飛行機の便や期間)を言った後、電話を切った。

神谷「…さて、準備するか」

神谷は中東に行くために準備する。だが、そのころ、黄金郷では、不敵な笑みを浮かべる美少女とも言うべき女性の姿が、そこにいた…。

黄金郷 ( No.55 )
日時: 2024/06/14 09:12
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)

??「…へぇ…夜神伊吹を退けた、神谷悠が、”ここ”にくるのね…」

とある村で、彼女は椅子に座り、頬を机につきながら独り言をしていた。その村は至って普通”だった”。家の中は血まみれで赤に染まっている。なのにもかかわらず、死体という死体もなかった。

??「またやったのか」
??「いいじゃない、人は殺しつくさない程度であれば、殺しても問題ない」
??「…そうか」

彼女のいる家に現れたのは、長髪の美男子。だが服装はまるでアラブの貴族が着ていそうな豪華な服。一目で地位の高い者だと分かる。一方、彼女は質素で娘のような服。

??「まあいい、後で始末する」
??「いいの?神谷悠はとんでもなく強いけど」
??「俺よりもか」
??「えぇ」

男は彼女にそう言われ、彼女を睨みつける。

??「貴方は強いことは分かっている。けど、それで油断で死んじゃったら元も子もないじゃない」
??「…ふん」

男は家の玄関を開け外に出て行った。残された彼女は、狂気の笑みを浮かべる。

??「待ち遠しいわ…神谷悠…貴方はどんな人形になるの?」


イメニアン国際空港。イメニアの首都イメニアンに設置された国際空港。2年前、現在でも続く内戦で破壊されたが、現在はイメニア解放軍が治っている。

神谷「おぉお…」

こんな声を出すのも無理はない。ロンドン・ヒースロー空港なんかよりもの凄い砂漠だ。神谷もイメニアン国際空港を全く調べていなわけじゃない。だが思ったより砂漠で驚いたのだ。

??「あっ!来た来た!」

飛行機から降りたら何やら爽やかな青年と数人の自動小銃(AK47)を持った男4人が走ってきた。

神谷「えーと、君は?」
??「俺ですか?俺はムージャ・アッザーム・ジブリールっていいます。ムージャって呼んでください」
神谷「お…おう」

「なんで神谷はアラビア語なんて分かる」と思うだろうが、神谷はこの数日間、赤眼で記憶力向上の効果などを使ってアラビア語を覚えた。日本語訛りはあるが。
入国手続きを済ませ、空港の外に出て車に乗る。

神谷「おっ、トヨハシだ」
「トヨハシの自動車は頑丈だからな。うちでも重宝されている」

実際、現実の中東のテロリストはトヨタの自動車を使っており、機関銃などを載せている。数台の車と共に未舗装の道路を進む。

ムージャ「酔わないんですか?」
神谷「この程度で酔ったら列強やれねぇよ」
ムージャ「凄いですね!」

一時間走れば時々木が見えたり、砂の世界に入ったりする。ラジオはイメニアの言葉だが、内容は面白味のない物なので暇な時間が続く。だがそんな時間は前のトヨハシの車の爆破で終わりを告げる。

神谷「あ?」
「なんだ!?」
「なにが!?」

神谷は余裕だが、男たちは特段強いわけじゃない。驚いて動きも遅れる。すぐに神谷の所へRPGの弾が2発飛んでくる。

神谷「おらよ」

1つ目を手に取り2つ目に当て回避する。男たちは「おお!!」と驚きと感嘆の声を上げる。だがまだ襲撃は終わっていない。
車から降りると、AKを持った軍人らしき男が数人、神谷に向けて銃を向けていた。神谷は悩む。ここで軍人らしき男たちを殺してしまったら、更に面倒なことが起きてしまうかもしれないのだ。
すると、ムージャが神谷の前に出た。

ムージャ「神谷さん、ここは俺に任せてください」

神谷の前に出るムージャを見て、男たちは警戒する。瞬間、一番前に出ていた男はムージャに顔を殴られ吹き飛ばされる。

「殺せぇ!!」

周りの男はAKを乱射するが、現地生産された粗悪品では精度が非常に悪く当たらない。ムージャはものの一分足らずで制圧した。神谷はその光景に感心する。

神谷(おぉ…あいつかなり動けるな。いつか大物になるのかもな)
「大丈夫かぁ!?」

車が数台やってくる。元々いた男たちは安堵している様子を見ると、どうやら仲間らしい。

「大丈夫か!?」
神谷「大丈夫、ではないな」

負傷した男は仲間の車に乗せられ、神谷たちは仲間と共に進み、彼らのベースキャンプにたどり着く。

黄金巨人 ( No.56 )
日時: 2024/06/10 16:34
名前: monmon (ID: Jolbfk2/)

暫くして車列はベースキャンプに到着し、神谷とムージャは考古学者団の部屋へと案内された。そこには複数人のイギリス人がいた。

??「貴方が神谷悠?こんにちは。私の名前はサイラス・ブラウン、団長です」

学者の中で一番年齢が高いであろう初老の男が、神谷に握手を求めてきた。

神谷「よろしくお願いします」

神谷も握り返すと、ムージャがやってきた。

ムージャ「全員揃いましたね?では今からプランを説明していきます」

ムージャがポケットから地図を取り出し机に広げ、指を差す。

ムージャ「まず、このルートを進み、黄金郷に行きます。神谷さんと俺、あと数人を学者さんたちの護衛をします。期間は3か月、あとは…」

こうして数十分後、説明が終了する。各自自由にし、神谷もキャンプの子供たちと遊んでいると、軍服を着た若い男が血相を変えバイクから降りて、ベースキャンプの隊長室に走っていった。

「あの人何してるんだろぉ」
神谷「んー…分からないな…」

隊長室に入って数十秒、「なんだって!?」という声が聞こえた。神谷は隊長室に入ると、血相を変えた隊長の姿があった。

隊長「神谷さん!今、巨人が来ています!」
神谷「きょ、巨人?」

いきなり巨人と言われても、何が何だかよく分からない。曰く、「巨人は黄金の肉体を持っており、小銃程度は跳ね返す防御力を持っている。身長は2~3メートルの化け物だ。戦車かロケットランチャーを持ってこないと倒せない」らしい。

隊長が説明を終えると同時に、例の巨人がやってきた。

「は、早く逃げろぉぉ!」
「対戦車兵器は!?」
「今持ってくる!」
「もうだめだ…おしまいだ…」
神谷(いや、俺列強だぞ?少しは安心してくれ…)

神谷は呆れつつ、巨人の前に出る。巨人は神谷に大振りでその黄金巨椀を振るう。が、神谷に片手で防がれる。
周りは一瞬静かになったが、「おぉ!」と感嘆の声が開けられるが、神谷からすれば余裕じゃなかった。

神谷(うお…力が滅茶苦茶強いな)

神谷は即座に離れるが、勢い余って地面までその巨椀はぶつかるが、めり込みひびが入っている。神谷はすかさず追撃。首にナイフで斬りかかり、その首を落とす。
一瞬の沈黙、誰が言ったか分からないが、「すげぇ…」の一言で、歓喜の声が響き渡った。


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