ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- とある町の何でも屋の無能力者
- 日時: 2025/05/18 16:08
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
- 参照: http://kakiko.info/profiles/index.cgi
能力がある世界で生きる無能力者の何でも屋の人生。
注意 駄文&下手くそストーリー
列強・・・この世界での5人の最強能力者。国家を滅ぼせる。5人だけが入ることが出来、入るには列強に勝利する必要がある。
A級能力者・・・軍隊とある程度殺り合える。
B級能力者・・・軍隊の一部隊。
C級能力者・・・熊と同等の強さ。
D級能力者・・・一般人よりかは強い。
E級能力者・・・無能力者。強さも一般人レベル。
この小説はフィクションです。グロもあるので注意。
追記 小説☆カキコ大会2024・夏 ダーク・ファンタジー板では銀賞受賞
全部見たい方へ>>1-
世界の光教編>>1-3
ドミナター編>>4-20
外伝 異世界転生編>>21-29
赤眼の過去編>>30-44
揺らぐ列強編>>45-54
黄金の都編>>55-67
世界大戦編>>68-72
- 自分の答え ( No.42 )
- 日時: 2024/03/27 16:30
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
深く沈んだ神谷の意識。闇のように暗く、まるで宇宙のように際限無く広い。何も無い、光すら通らない夜の様な異空間。そこに1人で立っていた。
神谷「……何処だここ。いわゆる死後の世界ってやつか?」
神谷はここが何なのか分からなかった。だが歩いた。意味もなく歩き続けていた。
そして…神谷はなんとなく止まると、一つの画面が浮かんでいた。
神谷「…走馬灯か?」
葵と話していたり、両親が死ぬところ、アパートの大家の老夫婦に初めて会うところ、両親の葬儀のシーン、愚川を殴るところ、それらの記憶が一つ一つアニメーションとなって流されていく。
そして、見覚えのない記憶もあった。見覚えのある日本人とピザを食べ、外人と戦ったり、教祖らしきおっさんを気絶させるシーン。
神谷「…なんだこれ。こんなの記憶にないぞ」
一通り見終わったあと、最後に出てきた1枚の映像。雑音と掠れた画質ではまともな判断ができないが、後ろ姿で着物を着た黒髪で長髪の女性が映っていた。振り向いたら可愛らしい笑顔。…その両目は赤かった。
心当たりがない。いつの話かも分からない。
神谷(まぁ、いいか)
…この暗闇にどれだけ長く居ようと、神谷が死んだことには間違いはない。
どれだけたったか分からない。突然、辺りは明るくなる。空は薄く赤みがかって、陸地には彼岸花の花畑と、馬鹿でかい川があった。が、問題はそこじゃない。なんと明るくなった瞬間、神谷は空中に投げ出され、川に落ちる。でかい水しぶきと音が鳴る。
神谷(三途の川か!!)
理解した瞬間、神谷は三途の川に落ちた。とてつもない引ていく。苦しい。やがて川底が見えてきた。
神谷(これは……!)
川底に、何か”赤く光る何か”があった。神谷はなんとなくだったが、それが”自分の答え”のような感じがした。
神谷「邪魔するな」
突然引力は消え、神谷は泳ぎながらそれに近づく。右手でそれに触れた瞬間、神谷は”自分の答え”にたどり着いた。
眼が覚めると、白い天井が目に入った。体には、掛布団がかけられていた。頭や体には包帯がまかれ、左腕には点滴が刺さっていた。辺りを見渡すと、ここが病室という事が分かる。
看護師「あっ…」
そう呟き看護師が走り去っていく。数分すると、医師らしき白髪の60代の渋い顔の男と30前半らしき看護師がやってきた。
看護師「気づかれましたか?」
医師「私は医者です。緊急搬送された貴方を治療しました。現在の容態だと、命に別状は無いでしょう。全力で治療に当たらせていただきます」
神谷「…そうか」
包帯が巻かれているが、全身が痛む。痛覚神経は自分が大けがを負った事を訴えてくる。医師の横にはスーツ姿の男が二人見ている。
男1「私たちは大阪警察の者です。少し事情徴収いいですか?」
神谷「…分かった」
そうして神谷は昨日の事を話す。
男2「そうでっか。話してくれておおきに」
男1「では私たちはこれで」
少し時間がたった後、警官たちは去っていった。
- 最強と赤眼 ( No.43 )
- 日時: 2024/04/01 23:24
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
今日は少し長いです。
僅か1日で全快し、医者からも「あなた人間ですか?」と突っ込まれる。身元保証人はあの筋肉先生がやってくれた。神谷はそれを知ったときは感謝した。すぐに神谷は退院できたわけだが、医者から神谷にある手紙が届けられた。
『神谷悠。生きてるんだってな。驚いたよ、死んだかと思ったのにな。
今度こそ殺す。指定された場所にこい。
場所は……………………だ日付は…月…日だ。』
神谷「…ご丁寧に招待状を出してやがる。嫌だなぁ…正直行きたくねぇ…」
ふと神谷の脳裏には葵の姿が浮かび上がる。
神谷「…いや、行くか」
こうして神谷は行く事を決意する。
那由多「…くそっ!」
温厚な那由多は珍しく、自室の中で激しく怒っていた。理由は一つ。厘がドミナターに拉致されたのだ。
那由多「学校は我慢しろって言っていたけど、こんなの…!」
学校は『ドミナターを敵に回すとどうなるか分からないし、ドミナターも厘は丁寧に扱うと言っているから。な?』と言っていた。学校は厘など正直どうでもよく、自らの保身を優先していた。
那由多「…どうすれば…」
那由多は、この事態に苦悩するのだった。
神谷「部下は呼ばなかったのか?」
カイロ「何でたかがお前ごときにつれてかないといけないんだ?」
…その日、招待状の通りに神谷は来ていた。場所は人気のない山だった。木など数本しか生えておらず、草そこらに生え、岩石まみれの場所だった。空は快晴、時間も昼。だが少し寒い。
カイロ「…じゃ、始めようか」
その瞬間、神谷の周りにたくさんの宙に浮いた銃火気が、神谷を囲むように銃口を向けていた。
M16、カラシニコフ、89式小銃などの小火器、ブローニングM2、Kord、.50"/62ヴィッカース、DShK38、XM806、などの機関銃、RPG-7、RPG-2、パンツァーファウスト、PIATなどの対戦車兵器など、そのほかの様々な銃が、対戦車兵器が、様々な時代の兵器が、神谷を狙っていた。
カイロ「発射」
冷たい言葉が口から出た瞬間、対戦車兵器が神谷めがけて発射された。ロケットの噴出音がやけにうるさい。着弾し、その瞬間火器が発砲を開始、音楽のように乾いた音が鳴る。
が、神谷はカイロの後ろに回り、頭にめがけて蹴りを仕掛ける。カイロも気づき蹴りで受け止める。
カイロ「何か強くなったんじゃない?回復して、戦闘民族みたいに強くなったのか」
神谷「ちげえよヤンキー」
呑気な会話をしながらも攻防は続く。神谷は足払いを掛けられて避けきれずに転んだ。
カイロ「おらよ!」
カイロはその隙を見逃さず蹴りを入れる。神谷は数十メートル吹っ飛ぶが着地に成功する。
カイロ「あれ?まだ死なねえの?」
地を蹴り瞬時にカイロに近づく。カイロに殴ろうとしたが突如として減速する。そのまま跳ね返されてしまった。
カイロ「驚いたか?空気を丁度よく弾力があるようにした。だから効かないんだよ」
神谷「……」
カイロが説明しても神谷から応答がない。カイロは不審に思った。
神谷「ははは!!ははははは!!ははははっははあっははははっはははは!!!」
カイロ「…?何笑って」
神谷が突然笑い出し思わず一歩後ずさる。様子がおかしい神谷に警戒し始めた。
神谷「なぁカイロ。お前は生物として格が上がったら、どう思う?嬉しいだろうな。気持ちがいいだろうな」
カイロ「?何を言ってんだ?」
神谷「お前が理想を現実にする能力を手に入れたとき、そんな気持ちだったんだろうなぁ。俺も、ようやく理解したよ。なんでも出来るって感じる……生物としての格が上がった様なこの気持ちっ!」
その黒い左目は…赤く染まっていく。
神谷「第二ラウンドだ!お互い本気でやろう!」
カイロ「ああいいぜ!俺がお前の本気とやらをねじ伏せてやるよ!!」
…もはやこれはただの能力者同士の戦いじゃない。最強の能力者と赤眼の戦いだ。
- 夢への決意 ( No.44 )
- 日時: 2024/04/05 16:24
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
はなから結果は明らかだった。圧倒的な戦闘力の前にカイロはなすすべがなかった。能力を使っても、赤眼はそれを許さなかった。
カイロ「おらよ!」
神谷「効かねえよ!」
純粋な殴り合い。だがカイロの傷はどんどん増えていき…最後は仰向けになって倒れた。
神谷はカイロを蔑むような、悲しいような、複雑な顔をしていた。
カイロ「…じゃ、俺負けたんだ。やりたきゃ殺れ」
神谷「…そうだな、お前は負けた」
神谷はボロボロになった、カイロにとどめをさそうと”した”。突如神谷の前に女が現れた。女はすぐ、カイロを守るかのように神谷の前に立った。
神谷「…?誰だ?後どけ、見世物じゃないんだ」
女「……やだ」
女は小さく呟いた。
神谷「もう一度言う。どけ」
女「…やだ!」
女は様々な感情を含んだ声で神谷に訴える。神谷は驚いた。
女「カイちゃんを殺さないで!殺すなら私を殺してからにして!」
神谷「…おいカイロ。これはどういう事だ」
カイロ「…」
カイロは倒れながらも不適に笑う。
カイロ「俺の彼女だ」
神谷「…まじか」
神谷はカイロに彼女がいたのかと驚いた。
カイロ「…桃には手を出すな」
神谷「桃…こいつの事か」
カイロ「ああそうだ。俺が勝手にやった事だ。こいつは関係ないはずだ」
カイロが言い終えた瞬間、桃は泣きながら懇願してきた。
桃「お願いします!!カイちゃんだけは!カイちゃんだけは…」
神谷「……はぁ…」
神谷はため息をつく。神谷は自分の結論を言った。
神谷「…今すぐ警察に自首しろ。俺の事は言うな。後は知らん、好きにしろ」
カイロ「おいおい…罰が軽すぎないか?」
神谷「あいにく、俺はカップルを殺す主義じゃないんだ」
カイロ「…そうか。お前ってやつはすげぇ」
桃が神谷に何かを言おうとした瞬間、神谷はすぐにどこかに行った。
…それから、カイロ含むロンギヌスは警察に出頭。この出来事は社会を驚愕させた。言ったとおり、神谷の名前は出てこなかった。数か月後、暖かく、出会いと別れの季節になった。神谷は、とある女性の墓を訪れていた。周りは桜の木が、優しくつぼみを花開いていた。
神谷「…久しぶりだな。お前の両親の言う通り、ここに来てみた。カイロが死なず自首した事は、お前がどう思っているかは分からない。だがあいつは曲がりなりにも、この世界を良くしようとした。それだけは覚えといてほしい。最後に…」
恥ずかしくなりつつも、こう言った。
神谷「最後に…あの時の答え、答えられずにごめんな。そして、今だからこそ、あの質問に答える。
…俺もだ。大好きだよ、葵」
朝になり、神谷はベッドの上で目を覚ました。
神谷「くそっ…んだよこの夢、目覚め悪りぃ」
時刻は午前7時。鳥のさえずりが聞こえてきた。
神谷「…準備するか」
神谷は来る列強会議に、備えるのであった。
皆さんこんにちは、monmonです。お…終わった…。2月23日から始まった過去編、長かったような短いような…。
今後の展開としては、『揺らぐ列強編』か、『黄金の都編』のどちらかを先にします。
揺らぐ列強編は、列強会議を書きます。黄金の都編は、文字通り黄金と化した町での出来事を書きます。
どちらもやるつもりなので、楽しみにしてください。
- 列強会議 1 ( No.45 )
- 日時: 2024/04/09 23:14
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
空は晴れ、空気は暑すぎず、寒すぎない。ロンドン・ヒースロー空港は、今日も飛行機が飛び立つ。
マスコミは新しい列強を写真や映像に収めようと集まっていた。
「新しい列強、どんな姿なんだろうなぁ」
「イケメンだったりして!」
「ナユタに続き、また無能力者なのか」
市民も、各々の感想を抱き、滑走路を見守る。
神谷「…ようやく着いたか」
那由多「だね。いつ来ても綺麗なところだなぁ」
朝、神谷と那由多はロンドン・ヒースロー空港に着いた。理由は勿論、ロンドンで開催される列強会議に参加するためだ。
ドアが開き外に出る。案内され、空港内に入るとカメラのシャッター音とフラッシュが耳と目に入る。フラッシュが激しく、二人は思わず目を細めてしまう。
「神谷さん!列強会議に呼ばれた時の心境は!?」
「列強会議に対して一言!」
「夜神伊吹さんはどう思ているのですか!?」
マスコミの質問攻めを華麗にスルーし、二人は外の車に向かって歩いていた。事前に車が入置いていたのである。
そして護衛もいた。アメリカ大統領並みのガチ警護である。沿道には完全武装の兵士は立ってるし、建物内や屋上にはスナイパー。もし何かあれば、イギリス軍の部隊が即駆け付ける事になっている。
「指揮官車より各車。指揮官車より各車。列強2名搭乗確認。これより、バッキンガム宮殿に向かう」
『先導、準備良し』
『後続よし』
『こちら、受け入れ体制、並びに警備体制用意良し。いつでもお迎え可能』
「了解。これより出発する。全車、前へ」
車列はバッキンガム宮殿に目指して出発する。道中何の問題もなくバッキンガム宮殿へ。
イギリス名物衛兵交代式を見た後、神谷たちは宮殿に入る。
約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されている。部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78、部屋総数775である。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるという。王族たちを補助する侍従50人は同じ宮に住み込み、その他の侍従達は王室厩舎であるロイヤル・ミューズに寄居する。内装は非常に美しい装飾が施されており、あらゆる人間を魅了する。
その美しさに魅了されつつ、神谷達は侍従に案内され、その部屋にたどり着いた。
侍従「ここです。楽しい会議を」
侍従が扉を開けると、目に入ったのは綺麗な絨毯に使われていない暖炉、テーブルとそれを囲うように装飾が施された椅子が5つほどある。そこに座っていた二人は見覚えがあった。
一人は列強3位の滕 梓涵(トン ズハン)。投資家であり、世界有数の資産家でもある。
もう一人はイギリス王室王女アグネス。説明不要の世界最強のイギリス王室女王である。
神谷「すみません。少し遅れました」
那由多「僕もです。すみません」
アグネス「時間通りよ…日本人は時間を守るのね…あら?」
アグネスは神谷を見るや否や何かを思い出した顔になった。因みにだが神谷と那由多は英語を喋っている。
アグネス「貴方…昔会ったわよね?」
神谷「?会ってませんが?」
アグネス「別に貴方列強だし敬語はいいわ。椅子に座って」
神谷と那由多は椅子に座り、敬語はいいと言われたため、神谷は普通に話し出す。
神谷「…それで?俺はあんたにあった事は無いが、何処かであったか?」
アグネス「ええ、あったわ。覚えてる?あの時の事を…」
アグネスは、少し昔話を語りだす。
- 列強会議 2 ( No.46 )
- 日時: 2024/04/10 22:31
- 名前: monmon (ID: Jolbfk2/)
皆さんこんにちは!monmonです!閲覧数1000超えました!この作品を見てくださりありがとうございます!
今後とも、この作品をよろしくお願いします!!
アグネスの話によると、神谷とは9歳の頃に出会った(この時はまだ両親は存命している。また神谷も9歳)。日本に来たアグネス含むイギリス王室は日本に訪問していた。が、お転婆なアグネスは持ち前の身体能力で護衛を振り切りはぐれてしまう。アグネスははぐれ、泣いてしまうが偶然神谷家と会い、何とか王室と合流する。
神谷「……そんなこと、あったなぁ~」
アグネス「思い出したかしら?あの時はありがとうね」
那由多「そうなんだ、知らなかったな~」
3人は会話に盛り上がる。すると、滕梓涵に声をかけられた。
梓涵「…俺を忘れるなアル」
アグネス「あら、それは悪いわね」
神谷「あ〜い、とぅいまてぇ〜ん!」
梓涵「古くないアルか?」
アグネス「古いわね」
那由多「古いね」
神谷「いつの間に標的にされたんだけど」
などと、茶番を交えつつ、話していたが梓涵がこう言った。
梓涵「夜神伊吹、遅くないアルか?」
神谷「確かに、もう始まってから15分だ」
伊吹について話していると、扉が開いた。全員の視線がそこに集まる。仮面の男が入ってきた。
仮面の男「ここがそうなのか?随分派手な部屋だな」
アグネス「…貴方が夜神伊吹かしら?」
伊吹「ああそうだ。少し怒ってんのか?しわが出来るぞ?」
アグネス「…日本人って時間を守るのに、貴方は守らないのね」
アグネスは若干機嫌が悪くなる。怒りを抑えるために紅茶を飲む。伊吹は椅子に座る。
梓涵「先日、うちの会社が世界の未来を見たアル。この情報は未確定要素が多く、またその日がいつか分からないアル。その上で聞いてほしいアル」
神谷「それは?」
全員が梓涵を見る。
梓涵「”ハルマゲドン”が復活する」
アグネス「!?!?!?!?」
アグネスに衝撃が走る。
梓涵が言う”ハルマゲドン”とは、おおよそ700年前、世界を破滅寸前まで追い詰めた災厄を指す。ある日突然現れ、世界を僅か半年足らずで破滅寸前まで追い詰めた。
だがある日突然消えた。比喩でも何でもない。”消えた”のである。
梓涵「少なくとも今じゃないアル。この情報はここに居る列強のみでお願いアル。他言無用アル」
伊吹「はーっはっはっは!!!あーっはっはっは!!!!」
急に笑い出す伊吹に、アグネスと那由多、神谷は避難的な目で伊吹をみる。
伊吹「わりぃわりぃ。ハルマゲドンだか何だか知らないが、伝説にビビるなんて、そんなレベルに驚いた!そもそも、伝説なんて物ををこんな場で喋る神経が俺には理解が出来ないな。しかも、列強がこの発言。
俺にあっさりと殺された中東のアクシオンも弱かったが、列強と言われていたな。列強会議か。レベルの低さがしれるな」
アグネス「…貴方は伝説と思っているかもしれないけど、実際にあった事なの。それに、梓涵の会社の能力者は、未来を見ることが出来るの。このおかげで、災害とかを事前に防いだ事もあったんだから」
伊吹とアグネス、梓涵は言い合いになってしまった。
那由多「なんだか、凄いことになったね…」
神谷「そうだな。しょうがない。」
神谷は3人を落ち着かせるために、行動を開始した。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15