二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナクロ〜なくしたくない物〜参照23,000突破感謝!!〜
- 日時: 2016/02/10 23:59
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: JuyJRz6j)
どうも。
イナGOの「なくしたくない物」がイナクロなるってことで、続編つくりました←
いちおう、>>1にキャラ紹介をのせときます。オリキャラも。
※注意事項※
・キャラ崩壊のおそれあり
・なんかいろいろ意味不
・更新おそい(中学生だもん、部活入ってるもん←)
・絶叫多しww
・荒し、パクリは厳禁
・ひとの目によって、駄作に見え……いや、駄作
・なんかシリアスでもコメディでもなし(←わかんねえよ、あいまいで)
・「駄作お断り!」のかたはさよならです(二度目)
注意事項はどんどん追加されていきます←
もしこれのうちひとつでも「守れるわけねえだろ!」という人は、そよかぜステップで退散!
「いいよ^^」という神様は、どうぞおとおりください!
オリキャラ募集のお知らせです
>>95
《更新再開の大号令》
>>342
〜もくじ〜
ストーリー説明〜第2章まで
>>230
第3章〜第5章まで
>>328
第6章まで
>>345
☆番外編☆ また会う日まで
第1話〜第10話まで
>>317
第11話〜第20話まで
>>329
第21話〜第30話まで
>>344
第31話
>>346
第32話
>>347
第33話
>>349
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- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜5000越え ( No.291 )
- 日時: 2013/05/26 19:05
- 名前: カゲロウ (ID: QpE/G9Cv)
ヤッホー俺だよ!
最近こないから部活とかが大変なのかな?
ところで、ゆいらってLINEやってる?
- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜5000越え ( No.292 )
- 日時: 2013/05/27 18:36
- 名前: 溶亜 (ID: VhEnEiwQ)
柳ゆいらさんへ
はじめまして!小説、とってもおもしろいです!
更新楽しみにしてます!
- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜5000越え ( No.293 )
- 日時: 2013/07/17 06:29
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: J69v0mbP)
なんか、しばらく来ないうちに、かなりたまってた……。
>>>姫乃さん
すいません。
あれ、本気に見えましたか……。
だいじょうぶです、いまも、純音とはリア友で、仲良くやってます。
小説うまいとか、ありがとうございます。
でも、私のは駄(×100)作ですよ。
>>>カゲロウ
やっほ!
うんとね……どっちかっていうと、勉強だったわww
いやぁ、こんなにまじめに勉強やったの、久しぶりだったww
LINE? やりたくてもやれないね((←
>>>溶亜さん
はじめまして!
いやいや、おもしろくなんかないです。
まじもうどうしようもないくらいの駄作です。
- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜5000越え ( No.294 )
- 日時: 2013/08/02 17:59
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: J69v0mbP)
6話 「嫌いか、好きか、それとも、」
「うっ……父さん……。」
不思議なくらい、涙があふれてくる。
父さんが好きなのか、正直なところ、今日までちっとも分からなかった。
嫌いか、好きか、それとも、どうとも思っていないのかさえ。
でも、やっと分かった。
嫌いなんかじゃなかったんだ。
その証拠が、これ——このうっとうしい、これなんだから。
「父さんの馬鹿……。」
もうやだ。
父さんとか、ほんとに、もう……。
「月流……。」
その声にはっとして、顔を上げる。
入り口に、相崎が立っていた。苦渋に顔を染めながら、俺を見ている。
「どうしたんだ? 月流。」
「いや、ちょっとな。」
「……身内の話かよ?」
「まあ、……うん。」
相崎があきれかえった顔で、ため息をつき、俺の隣に座った。
「詳しくは訊かねえよ。どうせ、答えてくれないしな。」
「分かってるじゃん。」
「もうすぐみんな、来るぜ。その顔、なんとかしろよな。」
「うん。……いや、無理。」
「……ああ、分かってる。」
苦笑いを浮かべた相崎は、「来いよ。」と言って立ち上がった。
でも、俺は首を振る。
「いや、べつに、そんなことしなくていいよ。」
「なんでだよ?」
「《半個半幽》だもん。」
「ああ……透ければいいのか。」
「でも、気づかれたらやだし……部屋の隅っこにでも行くよ。」
「分かった。」
☆
「やっべ……。」
話しをすみっこで聞いていたわけですが。
なにやら、フェイが雷門側にもどってきたごようすで。
しかも、「おかえりパーティー」やるそうでして。
俺、ちょっと色々とご用があって、遅れちゃっててね……。え、用事が何かって?
じつは、まぬけなことに、《半個半幽》が、うまく解除できなくてね……。あはは。
やっともどれたと思ったら、もうパーティー開始直前でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本日、じつに短いですが……許してください。
- Re: イナクロ〜なくしたくない物〜5000越え ( No.295 )
- 日時: 2013/08/04 17:38
- 名前: 柳 ゆいら ◆JTf3oV3WRc (ID: J69v0mbP)
7話 「なにごとにも、期間はつきもの」(※けっこう長め)
いやあ、やばいのなんの。遅れたら、まじめに水鳥先輩に殺されるって。あぶられるって。火あぶり火あぶり。
あっ、よし。見えてき——。
「げぇつぅりゅううぅぅ!!!!」
ドッゴォッ ドサッ
今の状況をお伝えします。
ただいま、頬にこぶしをねじこまれ、頬骨が痛いです……折れそうです……。
もちろん、殴ったのは水鳥先輩。殴った本人は、ゆかに突っ伏している俺を、仁王立ちで見下ろしている。
「おまえ、遅れてくるなんて、いい度胸してるなぁ?(^言^)」
「すみません、やぼ用で……。」
「どんな用だよ?」
う……。
ほんとのこと、話すわけにもいかないし……。
……前言撤回。みんなには事情をご説明いたします。
じつは……「フェイがもどってきた!」ってなったあと、俺はすぐ、みんなの前には出て行けなかった。だから、クロノストーンのごようすでもうかがいに行こうと思って、例の館に潜入したんだけど。
そこで、サリューとでくわしちゃって。
しばらく話しをしていたら、長引いちゃってね。え? 何の話しか? いや、それは言いづらいもんがあるんで、カットで。
とにかく……。
いいわけ、あれでいいか。
「言えねえのかよ?」
水鳥先輩、超至近距離ですごんでくる。こわいからやめて。水鳥先輩。
「まあまあ、水鳥先輩。フェイが帰ってきたんですし!」
ナイスフォロー、天馬。いつもはよけいなことばっかりだけど、今回だけはよくフォローしたな!
水鳥先輩も、それを聞くと、表情が和らいだ。
「ま、まあ、それもそうだな。」
水鳥先輩、一本取られたり! ……って、なにあほみたいなこと言ってんだ、俺。
(まあ、でも。)
伝馬たちが笑ってくれてて、良かった。フェイがいなくなってから、ずっと暗い顔だったし。
……でも、俺、ほんとに入れるのかな。
セカンドステージチルドレンだってことを告白しちゃったし。それで、スパイにまで怪しまれたし。
「風花。」
はっとして顔を上げた。この声……!
「フェイ!」
「うん。」
「「おーい! 風花も来いよ!」」
みんなに呼ばれ、俺は思わず、その場にかたまった。
え……?
「どういうこと……?」
「ぼくが、ほんとのことを伝えたんだよ。」
「え?」
「風花はスパイじゃないってこと。スパイなのはぼくだけってことをね。」
「フェイ……!」
「当たり前のことだよ。だって、仲間でしょ?」
フェイが、にっこり笑ってくれる。その笑みが、すごく暖かくて。
「おーい、はやく!」
向こうで、輝が手をぶんぶん振ってる。
俺は口角を上げ、思いっきり笑って。
「ああ!」
俺は、みんなの元へ走った。
☆
となりのベッドから、剣城の静かな寝息が聞こえる。この顔……剣城ファンが見たら、萌え死ぬだろうなぁ。
にしても……。
(み、水のめぐみを……!)
のどがかわき、俺はベッドから降りた。剣城は、いわゆる神経質だからな。ちょっとでも物音立てると、目を覚ましちゃうんだ。静かにしねえと。
冷蔵庫を開けてみて……絶句。
なんだ? こりゃ。マジむかつく。ふざけんなよな。なんでこんなのど渇いてるときに……!
あ、失敬。ついむかついて、我を忘れちゃって。
なにが入ってたかって、手紙だよ。ほんとに、ふつうの。
『for 風花 from 記憶の氏』
まったく……天界の奴らは、へんなところに手紙を置いていくらから、嫌いだ。
封筒を開け、手紙を取り出した。かさり、と乾いた音が、小さく部屋に響く。
「ん……。」
(わっ!?)
背後で剣城が声を出した。まさか、起きた……?
ゆっくりふり返ると、ほう、よかった。単なる寝返りか。
じゃ、さっそく手紙を拝見っと。手紙を開くと、つややかな黒髪を長く伸ばした少女が登場。おお、近代的。
『風花、そちらでの暮らしはどうじゃ? 楽しいかもしれぬが、天界ほどの気楽さはなかろうなあ。』
またこのはじまりかたかよ……いやらしい。
まあ、いいや。とりあえず、知りたいのは本題だ。
『風花も知ってのとおり、我らが人間界に文(ふみ)を出すのは、重要なことを伝えるためじゃ。こととは、きさまの《半個半幽》じゃ。』
ぴくんっ、と肩が震える。そんな俺の反応を予想していたのか、記憶の氏はにやりと笑った。
『きさまも気になることであろう? じつはな、期限を決めたのだよ。』
(期限?)
『きさまを、人間界に置いておく期間だ。』
「ッ!?」
落としかけた手紙を、俺はあわてて拾い上げた。そのとき、バタバタ音をたててしまったから、剣城が起きていないといいんだけど。
『おまえの関わっている一件が、終わるまでとする。』
「え……?」
『雷門が現代にもどり、『おまえ』が、全員から記憶を消す。そこまでの処理を終えたら、きさまは天界にもどらなくてはならない。やり方は知っているだろう?』
「俺が……。」
『きさまの両親は、すでに天界にむかえ入れている。きさまを心待ちにしているようすはないが……待っているはずじゃ。なにしろ、親なのだからな。はよう来るがいい。』
映像は、吸い込まれるように、消えていった。
ただ俺は、あぜんとしていた。
この一件って……サリューたちのことだろ? あともう一試合したら、この事件は解決するんだ。
つまり……。
『あ、そうそう。』
(わあぁっ!?;;)
『すまぬな、二度に分けてしまって。』
ほんとだよ! 心臓飛び出るかと……。
『いまの《半個半幽》は、これ以上悪化しないよう、プログラムしておいたから、安心するのじゃ。』
「あ、そ……;;」
はあ……。なにかと思ったぜ。
にしても、《半個半幽》って、プログラムできるものなんだな。ずっと、自然現象だとばかり……。
「でも……。」
あと一戦、か。
俺は冷蔵庫を閉じ、のどのかわきもわすれ、力なくベッドにもぐりこむ。
——剣城SIDE——
月流、なんの話しをしてたんだ? とちゅうで起きて、とっさに寝たふりして、盗み聞きしてたが。
(なにか、重要なことらいしな……。)
記憶を消す、とか言ってたな。
月流の行動、気をつけてみるか……。
☆
——風花SIDE——
(試合当日、か……。)
肩をひとり落としながら、ミーティングルーム。みんな緊張していながらも、楽しそうに話をしていた。
「いよいよだね。」
「えっ?」
すとん、ととなりに輝が座った。緊張してながらも、自分は出ることが出来ないことについて、ちょっと不服な色が出ている。
「最終決戦だね。」
「ああ。……天馬たちには、頑張ってほしいよな。」
「勝ってもらわないと、この時代が危ういって言うか。」
「プレッシャーだよなぁ。」
「セカンドステージチルドレンの力でプレッシャーかけられる以前に、もう感じてるよね。」
「ほんとに。」
「月流。」
上から声が降ってきて、視線をうつした。
「剣城か。どうした?」
「怪しいまね、するなよ?」
「え?」
剣城はそう言ってくるりときびすを返し、みんなの輪にもどっていった。
「みんな、集まれ。」
サカマキの声で、前の方にみんなが集まった。
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