二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ
日時: 2009/12/09 13:04
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: ZB358Aub)

クリックありがとうございます!
どうも、李逗です。
しゅごキャラとナビ・ルナの小説を書きますm(__)m
私はナビ・ルナ、小説の方が好きなんですが、ルナの容姿は漫画のほうが好きですww
なのでりボン&銀髪ですよ——
読んだらコメ下さい。
気軽に声かけてくださいね!

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「夢日和」
http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.php?mode=view&no=13015

銀魂×妖界ナビ・ルナ

http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14052

更新情報——・。・。・。——

第29話更新!
(12月9日)
>>24は違います。

——————・。・。・。——
+第一章+     +第二章+ 
   
 >>2-38       >>44-     

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Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.1 )
日時: 2009/11/02 09:02
名前: 菜波 ◆yKzJi8KpJ2 (ID: .KGaIEvD)

あの〜……
さっき見たら有ったので見に来たんですが……
失礼な事を聞きますが……
私の小説……パクってませんよね……?

なんか題名が似てるって言うか……
すみませんっ
こんな失礼な事言って……

Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.2 )
日時: 2009/11/26 15:54
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: ZB358Aub)

   【第一章 偶然の中で】


№0   始まりの物語


雲ひとつ無い晴天。
その真っ青な空に、二人の少年が浮いていた—いや、立っていたのだ。姿形は鏡に映したごとくそっくり。どうやら双子のようだ。
赤い瞳の少年が言った。

「で?その……伝説の子っつぅのは?」

青い瞳の少年は、その問いには答えず、無言で左手の人差し指をたてた。少年が指を鳴らすと、次の瞬間には二枚の写真が握られていた。
ほんの一瞬。
まばたきほどの一瞬のうちに、だ。

「こいつさ。伝説の子、竜堂ルナ」

赤眼の少年は覗きこんでその写真を見る。
その写真のうちの一枚には、茶色の長い髪をもつ、あどけなさを残す少女が写っていた。
残るもう一枚。
それには、銀色の髪を赤いリボンで束ねた、真っ赤に光る、うずを巻く眼—うず目の少女が写っている。

「へぇ、うず目か……カムイ、こいつ邪魔だな」

カムイと呼ばれた青眼の少年は、口元に冷笑をうかべ、答える。

「そうさ、邪魔なんだよ。その女は」

「ガーディアンって奴らは? 」

「口ほどにも無い。ただのガキの集まりさ、ライガ」

「ひっで—」

赤眼の少年—ライガは、声を押し殺して笑っていた。しかし、やがて笑うのをやめて、顔を上げる。
その顔は、殺気を宿した笑みに変わっていた。

一陣の風が吹く。

そこにはもう二人の少年は居なかった。

Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.3 )
日時: 2009/11/02 09:17
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: gB.RcQK6)

>>2

パクッて無いです。
題名は似てますが、話の内容は全く違います。
嫌な気分になっていたのならすみませんでした。

Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.4 )
日時: 2009/11/02 11:19
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: gB.RcQK6)

№01   夕暮れの公園


夕暮れの迫る街。
あむは、気まぐれで立ち寄った公園で、不思議な女の子を見ていた。
歳はあむより下。茶色の長い髪を持っていて、身長はそんなに高くない。
顔はあむのいる位置からは遠すぎて見えないけれど、人を寄せ付けるような雰囲気をしているのは分かった。
あむは、自分の周りをふよふよと飛ぶ、あむのしゅごキャラであるラン、ミキ、スゥに声をかけた。

「ねえ、あの女の子。どうして一人でいるのかな」

そう言うと、ランはあむの肩に座り、

「気になるんだったら、話かければいいんだよっ!話掛けられない子は、話せる子に、キャラチェン……」

「やっ、止めて!話しかけるから!!」

あむは冷や汗をたらしつつ、立ち上がった。

「あんた達三人は、静かにしててよね? 」

「はぁい」

激しく脈打つ心臓をなだめ、ゆっくり歩み寄る。ぼんやりとしていた少女は、近づいて来るあむの足音に気付いたのか、びくっと顔をあげた。
近づいてみると分かるのだが、その子は眼も大きく、色白で、かわいい顔つきをしている。

(すごっ、カワイイ! )

びっくりして声も出ないあむを不信に思ったのか、

「あの……? 」

少し遠慮がちに声を掛けてきた。

「えっと……今、一人なの? 」

「あ、ハイ。夕焼けが綺麗だったから、買い物帰りについ寄っちゃって」

見ると、確かに少女の足元には、スーパーの袋が置いてあった。あむは、大変なんだね、と声を掛けると、少女の隣に座った。

「この辺では見たこと無いけど。転校? 」

言った後、こんな質問、答えてくれるわけがない、と思って後悔した。

「ううん。親戚のうちに遊びに来たんです。えっと・・・・・・」

「あっ、ごめん、あたしは日奈森あむ。聖夜学園小の6年生。君は? 」

あむが訊くと、少女はにこにこと笑いながら答えた。

「竜堂ルナです。えっ……と、小5です」

小学5年生と言う事は、あむよりも一学年下だ。ややと同い年に当たるという事になる。

「一つ違いかぁ。よろしくね!敬語なんていらないから、いいよ」

「よろしく、ね。あむちゃん」

しばらく二人で笑っていたのだが、今まであむの後ろに隠れていたランたちが、ひょっこりと顔をだした。

(ラン、ミキ、スゥ!! 隠れててって言ったのに! )

その瞬間、ルナの笑いが止まった。
可愛らしい笑みから、驚きの表情へと。

(……まさか、ルナ)

悪い予感。

「あむちゃんの周りの……小さい人達、何……? 」

「!!!!!! 」

予感的中。
ルナは、ラン達が見えていたのだ!

(ど、ど、どうして———っ!? )

西の空の太陽は沈もうとしていた。

Re: しゅごキャラ!×妖界ナビ・ルナ ( No.5 )
日時: 2009/11/02 11:16
名前: 李逗 ◆hrygmIH/Ao (ID: gB.RcQK6)

№02   しゅごキャラを見れる少女



(ルナって、しゅごキャラが見えるの—っ!? )

予想外の出来事に、パニックするあむ。
ルナは、じぃっとあむを見つめている。

(ってことは、ルナはキャラ持ちなのかな。キャラ持ちじゃないとしゅごキャラは見れないハズだし)

そういう考えに至り、あむは思い切って訊いてみる事にした。

「あの、さ。ルナは——」

「ルナ! 」

言いかけたところに、あむとルナ以外の声が割り込んで来た。せっかく良いところだったのに、と思いながら声の主を見ると、開いた口が塞がらなくなってしまった。
ものすごい美人なのだ。
スタイル抜群で、テレビの中から抜け出して来たような女の人。

「スネリッ! どうして……」

「あなたが遅いから心配してたのよ。もう二時間も経ってるから」

スネリと呼ばれたルナの姉か母親……明らかに後者だろうが、あむに気付いたようだった。

「あなたは……? 」

「あっ、日奈森あむです! 」

スネリは、当たり前だがラン達には気付いていないようだった。

「じゃあね、あむちゃん。バイバイ」

「あっ、バイバイ……」

遠くなっていくルナを見送りつつ、あむは帰路についた。


翌日、放課後。
学校での一通りの授業を終えたあむは、ガーディアンの集まるロイヤルガ—デンにいた。
それは勿論、ルナの事を相談するためだ。
すでに他の皆—唯世、海里、やや、りまは席に着いている。

「あむちゃん、座りなよ」

唯世の声にはっとしてあむは席に着いた。

「日奈森さん、大事な話があると伺っているのですが? 」

座るやいなや、Jチェアの海里が声を掛けてきた。

「うん……実はね、昨日、竜堂ルナって女の子に会ったんだけど……」

「りんど—?変な苗字だね、あむち—」

テーブルの上に並んだクッキーを取りながら、Aチェアのややが言った。口周りは、クッキーのかすで汚れている。

「あたしも思った。でね、その子……しゅごキャラが見えるみたいなの」

「ええええええっ!? 」

ガーディアン全員大合唱。
普段静かな海里とりまでさえ声を上げた。

「その子はキャラ持ちなの? あむ」

「りま。違うみたいだったよ。キャラ持ちだったらそんな事聞かないだろうし……」

あむはあの時の事を思い出していた。
ルナは、嘘をついているわけではなく、本心から、心の底から訊いたのだ。周りにいる小さい人は誰、と。

「嘘をついている可能性も有る。その子はイースターの人間で、僕達に近づくために嘘を」

あむは絶句した。
そんな事無いと言い切りたかったが、可能性が無いとは言えないのだ。証拠なんてどこにも無いのだから。

「とにかく、一度その子に会ってみよう」

唯世は立ち上がると、

「あむちゃん、その子の家、分かる? 」

「もしかしたら、あの公園にいるかも。行こう」


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