二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボンゴレ一世と亡国の王女
- 日時: 2010/03/08 16:19
- 名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)
はじめまして!!蒼井瑞希・14歳女子です。
新人ですが、頑張ります!よろしくお願いします♪
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- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.168 )
- 日時: 2010/03/30 15:41
- 名前: 明璃 ◆cFjTObC2sw (ID: C/uisxMB)
- 参照: 元あかりです。読み方一緒です。トリップもついでに変えました。
へーい\^O^
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.169 )
- 日時: 2010/03/30 16:17
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
第23話
「よし…っと」
レイアは、息をついた。
「荷物の準備は完了!」
今日から、レイアは、ボンゴレ邸を離れ、リサの城に住む。
「重そうです、門まででよろしければ、僕がお持ちしますよ!」
にこっと笑うアルファ。
その優しさが、今はせめてもの救いだ。
「ホントに?じゃあ、お願いしようかな」
「はい!……うっ」
荷物を持ったアルファの顔が引きつる。
屋敷のメイドさんやらなんやら、様々な人から餞別などをいっぱいもらったので、レイアの荷物は大変な重量になっていた。
「だ、大丈夫?アルファくん」
「ぐっ…だ、大丈夫です!!」
「でも…」
「ったく。よこせ」
ふいに聞こえた低いテノールの声。
「Gさん」
Gが立っていた。
「ほらよ」
「は、半分で結構です!守護者の方にそんなこと…」
「腰痛めっぞ」
「そんなに貧弱じゃないです!」
頬を膨らませるアルファ。
「でも、どうしたんですか?」
「ああ、車の準備が整ったんだ」
「あ、ありがとうございます…最後まで迷惑かけちゃって…」
「礼ならジョットに言えっての。あいつだぜ、一番心配してんのはよ」
「……」
ジョット。ボンゴレファミリーのボスで自分を助けてくれた人。
「あ、ところでジョットさんは今?」
「ああ、あいつは…」
Gは、窓の外の空を見上げた。
レイアがリサの家に住むといった日。
部屋から出て行ったジョットを守護者たちは追いかけていた。
「待てよ、おい!」
Gが叫んでも止まる気配がない。
「貴様ジョット!なぜレイアを止めんかったのだ!究極に納得いかんぞ!」
ナックルがそういうと、不意にジョットは足をとめた。
「……んだ」
「?」
「どうやって止めろというんだ!!」
ジョットは、額を押さえた。
「どうすればいいというんだ!記憶の無いレイアを抱きしめて、『愛しているからそばにいてくれ』とささやくのか!?」
普段声を荒げることのないジョットが怒鳴ったので、一同は唖然とした。
「そんなこと…できるか……?」
「ジョット殿…」
「いいんじゃない」
雨月を遮って、アラウデイがいう。
「決めるのは彼だ。君たちには決定権は無いよ」
「てめっ」
「僕も同感ですね」
スペードも賛成のようだ。
「少なくとも僕は、男女間のドロドロした争いに巻きこまれようとは思いませんから」
「……。君に同意されると、決心が揺らぐ」
「クフフ…どうぞお好きに。まあ、僕らがどう思っていようと、関係ないようですしね」
スペードがジョットを見る。
「ボス……」
ランポウがジョットに尋ねる。
「どうするんですか…?」
「レイアの意思を尊重する」
ジョットはそれだけ言うと、歩いて行ってしまった。
(まあ、あんときゃ、そんなこと言ってたが、今は…)
Gは、くすりと笑った。
(きっと心配して、リサに連絡とって何にもしないことを確認したりしてそうだけどな…)
「Gさん?」
レイアが首をかしげる。
「何でもねえよ。書類でも片づけてんじゃねえか」
大切な幼馴染のために、今の、おそらく当たっているだろう直感は、彼女には言わないでおこう。
「行くぞ」
Gは、軽く笑みを浮かべてみせた。
「本当だろうな」
ジョットは、通話していた。もちろん、誰かの予想通り、あの人物と。
『もちろん。この前のパーティでレイアちゃんと仲よくなってね…私はもうレイアちゃんに被害を与えませんわ。それに、うちの素晴らしい執事をつけるから、きっと安全よ。彼女も気にいると思いますの』
リサの声が急に甘く響く。
『執事としても…男としても、ね」
「!」
ジョットは、唇をかみしめた。
「その男は…」
『?』
「その男は、シェルラ王国の王族目的ではないだろうな」
『まさか』
「そうか…なら、いい」
ジョットは、目をふせた。
だが、それが電話越しのリサに見えることも無く。
『あ、そうだわ。ジョット様。今度一緒にお食事でもどう?』
「…悪いが、断らせてもらう」
『そう…残念ですわ。じゃあ、またね』
『ああ』
電話を切り、ジョットは大きく息をついた。
「まだ…だめか〜」
リサは、楽しそうに電話をおく。
「リサ様、お薬の方は」
ドアの外で使用人の声がする。
「飲んだわ!」
それに返事をすると、再びリサは、笑う。
「うふふ、でもね、ジョット様。あなたは絶対、私のもとに戻ってきて、私だけを愛することになる…」
びゅっ!
リサの投げたダーツが的の真ん中に命中した。
「代わりでもいい…代わりでもいいから…私を愛して…私をレイアちゃんだと思わせてあげますから…もっと、もっと私を見て、触れて、感じて!」
リサの声が震える。
「あなただけなの…私を普通の女として見てくれたのは…」
夢でもいいわ
永遠に、
私に溺れていて。
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.170 )
- 日時: 2010/03/30 16:15
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
よかった!二人とも!
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.171 )
- 日時: 2010/03/30 20:33
- 名前: 黒蝶 (ID: a8bifGsH)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode
・・・うぅ・・・レイア・・・
でもリサの気持ち分からなくもないな(ぇ
っていうか、さ。
みーは存在薄くなってるけど(笑
このままここに来続けていいのかな?
だめだったら小説読むだけでコメはしないけど・・(読むのか
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.172 )
- 日時: 2010/03/30 23:34
- 名前: 明璃 ◆cFjTObC2sw (ID: KZLToguX)
- 参照: 元あかりです。読み方一緒です。トリップもついでに変えました。
黒蝶さん!いや、黒蝶様!
ご迷惑をおかけしました!
もうなんでもないので、今までと同じく、コメしてやってください!(どっから目線だよ)
蒼井もごめんなさい!喧嘩は逝ってからするよ!
あとレイアとリサ!・・・ごめん。コメントは特になk(殴
なんかハッピーととっていいのか・・・なんなんだ・・・?
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