二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ボンゴレ一世と亡国の王女
日時: 2010/03/08 16:19
名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)

はじめまして!!蒼井瑞希・14歳女子です。
新人ですが、頑張ります!よろしくお願いします♪

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Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.3 )
日時: 2010/03/08 19:59
名前: 小石川葵 (ID: 8TaBVFdu)

     第一話

 重々しい空気が流れるボンゴレ邸の広い一室。
「まさか、レイアが狙われるなんてな…」
 ボンゴレファミリーというマフィア集団のボス、ジョットがつぶやく。
「リサのやつ…手段は選ばねぇってのは、こういうこ とだったのか…くそっ」
 Gが苛立たしそうに机を叩いた。
「マフィアが感情的になるなんて、命取りですよ。ま ったく、嵐の守護者は」
 スペードがその様子にくすくす笑うと、Gの怒りはさらに増す。
「てめぇ……!」
 険悪な二人の間に入るのは、雨月だ。
「まあまあ…落ち着きなされ」
「るせぇっ」
 ぷいっとそっぽをむくG。それを見てさらにスペードはおかしそうに笑う。
「それより…」
 声をあげたのは、ランポウだ。
「レイアさんは、どうなんですか?ボス」
「バカがいいこぶってんじゃねぇ!」
「ひ、ひどい…」
「レイアは」
 大きくはないが、響く声。ジョットだ。守護者たちもおとなしくなる。
「命に別条は無いそうだ」
 ほうっ…。辺りを走る、安堵の空気。…しかし。
「だが」 
 その一言で再び緊張が走る。
「死んでいなければいいというわけではない。俺たち マフィア同士の争いがレイア…関係の無い者をもま きこむのは、マフィアとして最悪だ」
 ジョットは、わかるだろ?と、ランポウを見て、軽く微笑んだ。うなずくランポウ。
「アラウデイも呼んでくれ。至急、会議を開く」
「彼が来るまで、2・3時間かかりますよ」
 スペードの言葉に、ジョットは少し考えるそぶりを見せると、
「その間に、ボンゴレ内に情報を横流してるやつがい ないか、洗いだしてくれ」
「承知でござる」
 一斉に動き出す守護者たちを見てから、ジョットは窓の外の空を見た。
(リサ…レイアにまで手を出すなんて…お前は一体、何を…)
 見上げた空は、曇っていた。
 
 あとがき 
   
 どうでしょーか?駄文ですが…。お友達、さがしてます!感想など、いただけると嬉しいです♪  

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.4 )
日時: 2010/04/02 16:12
名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)

すみません。名前、間違えました。上の小石川葵ってのは、お友達で書いたのは蒼井瑞希です(^^ゞ
 遅くなりましたが、目次です♪

>>1プロローグ >>3 第一話 >>5 第二話 >>7 第三話 >>9 第四話 >>12 第五話 >>15 第六話
>>16 第七話 >>19 第八話 >>20 第九話>>23 第十話 >>24 第十一話>>28 第十二話

 

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.5 )
日時: 2010/03/08 20:24
名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)

 第二話
 
「ここは…」
 少女は、瞳を開いた。
 体中が痛い。動作一つ一つがつらかった。それでも、ゆっくりと体を起こす。
「どこ…?」
 全く知らない…いや、どこか見慣れた感じもする部屋。そこに、自分は寝かされている。
「今まで…私は…」
 思い出そうとすると頭がズキリと傷んだ。まるで、思いだしてはいけない、と忠告するかのように。
 その時、コンコンと音がした。
「誰……!?」
 ドアが開き、ススキ色の髪の男が顔を出す。
「レイア。目が覚めたのか」
 レイア…?誰?私のこと? 
 少女は、自分のことについて、何もわからないことに、気付いた。
「レイア…?どうした。まだ、気分が悪いのか?」
 不思議そうに顔を近づけてくる男。
「あなた…誰?」
 少女は、問いかけた。
「何だって・・・?」
 少女は、もう一度、尋ねた。男に聞かせるだけでなく、自分の心にも、刻むように。
「あなたは誰…?私は一体…何なの…?」
 ガチャン。男の持っていた紅茶のカップが床に落ちた。
  
  ワタシハワタシガワカラナイ。

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.6 )
日時: 2010/03/09 16:07
名前: あかり ◆X37ogVHOjM (ID: Q3zV8Sch)

うーん、初めまして・・・かな♪カキコでは☆
あかりって・・・言えば・・・分かる・・・はず。
まぁ分からなかったらドンマイっつーことで。

そうそう。トリップをつけたほうがいいかも。

名前の後ろに#ってつけて、その後ろになんでもいいから半角を入れる。
例「あかり#aiueo」みたいな。
aiueoのところは分からない奴のほうがいいと思う。
そうすれば偽者防止になるから。
まぁ分からなければ、また明日♪

小説、頑張ってね!

Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.7 )
日時: 2010/03/09 16:51
名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)

   第三話
 
 パチパチと暖炉の燃える部屋。
「とりあえず、これを飲め。落ち着くから」
 ジョットと名乗った男は、割れたカップを使用人らしき人物に片づけさせ、新しく紅茶をいれたカップを差し出した。その仕草が優しいので少女もホッとして、それを受け取る。
「…おいしい」
 紅茶を一口飲んで、少女はつぶやいた。うつろだった目にかすかな光がともる。
「これ、ここで作ったフレーバーなんですか?」
「いや、取り寄せた」
 そう言ってから、黙るジョット。
「やはり…全て忘れてしまったんだな」
「え?」
 きょとんとする少女を見てジョットが困ったように微笑む。それから、おもむろに口を開いた。
「……お前の名は、レイアという」
「れい……あ?」
「そうだ。この紅茶は、お前が気にいっていたんだ。 ……覚えてないか?」
「うーん…覚えてない…です」
 首をかしげる少女。
「そうか…」
 ジョットは、目をふせた。
「ジョット……さん…?」
 少女は少し不安になり、その瞳を覗き込んだ。何も知らない自分と、そんな自分にも優しく接してくれるジョット。二人の間には、一体どんな関係が…。
「何でもない。気にするな」
 再び微笑むジョット。
 その微笑みも、心からじゃないように見える。申し訳なくて、少女はうつむいた。
「……」
 今度は少女が黙ってしまう。
「聞いてくれ。クレア」
 真面目な瞳のジョット。少女の肩にそっと手を置く。
「お前は…」

『ガッシャーン』

 その時、いきなり窓ガラスが割れ、何かが飛び込んできた。
「きゃあっ」
「くっ」 
 少女をかばうように、上にジョットが覆いかぶさる。
「な…何……?」
 おびえる少女とは逆に、ジョットはあきれ顔だ。
「まったく…。何度目になるんだ」
 舞い上がる砂埃の奥でゆらりと起き上がる人物。
「用ってなんだい?」
 金色の髪、切れ長の目、色白の肌。
「あとでちゃんと説明する。会議室に来てもらえるか
 ?」
 ジョットは笑みを浮かべて、その人物を見た。

「アラウデイ」 



 


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