二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ボンゴレ一世と亡国の王女
- 日時: 2010/03/08 16:19
- 名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)
はじめまして!!蒼井瑞希・14歳女子です。
新人ですが、頑張ります!よろしくお願いします♪
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- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.8 )
- 日時: 2010/03/09 16:50
- 名前: 蒼井瑞希 (ID: 8TaBVFdu)
あかりさん、初めまして(?)
アドバイスありがとう! 次回から、やってみます。じゃあ、また明日♪
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/09 18:43
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
第四話
イタリア とある屋敷にて
「リサ様。レイアという女、ボンゴレの医療技術にて 死んでいないようです」
「何ですって!」
金色とピンクに統一された部屋。派手ではあるが、美しいという感じはしない。その部屋のソファに腰掛けている一人の女は憎々しげに怒鳴った。
「次の作戦を練ってすぐによ」
「はっ」
駆け出ていく家来たち。
「まったく…忌々しい女だわ、レイア」
女は、ギリギリと爪を噛んだ。誰が見ても美しいと感嘆するであろうその体が、怒りでブルブル震える。
「あの女のせいで、ジョット様は私を見てくれない! 愛してくれない!あいつのせいよ」
そこまで叫ぶと、
「うっ…」
女は、うずくまった。
「リサ様!」
使用人の一人があわてて、女を抱きあげる。
「ベッドにお運びいたします」
「おい、薬を用意しろ」
「医者を呼べ!」
とたん、騒がしくなる屋敷の中。
女は、口から血を吐きながら、口元ににたりと笑みを浮かべた。
「フフ…ジョット様…あの女を殺せば、あなたは私の ものになる…。待っててね…私だけの王子様…。も うすぐそれが…叶うのよ…ウフフ…ハハ…アハハハ ハハ」
笑い声が屋敷に響いて行った。
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.10 )
- 日時: 2010/03/09 18:51
- 名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode
初めまして!ウチも、小説書いてます!
「REBORN!“バトルフィールド”」です!
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.11 )
- 日時: 2010/03/09 19:08
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
夜琉さん、初めまして!コメ、ありがとうございます♪
夜琉さんの小説、見に行きます!!
- Re: ボンゴレ一世と亡国の王女 ( No.12 )
- 日時: 2010/03/11 16:17
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
おいしいケーキを食べて、ハッピーな今日この頃です!さて、すっかり忘れられていた『あの人』がようやくでてきます!乞うご期待(?)
第五話
ふう。
レイアの部屋を出ると、ジョットは息をついた。とりあえず、この屋敷についての簡易的な間取りの説明だけはしておいた。狙われた上、記憶も失ってしまった以上、しばらくはここに住まわせる必要がある。
「シェルラ王国の話は…しないほうがよさそうだ」
彼女につらい過去を教えるのは、あまりに酷だ。
「おい」
ふと、声がする。ジョットは振り向いた。
「ああ、Gか」
Gが壁に寄りかかっていた。
「話はすんだか?」
「ああ」
「じゃあ」
Gが小さな笑みを浮かべる。
「行こうぜ。4人とも待ってる」
うなずいたジョットだったが、ふと首をかしげる。
「4人…G、お前を合わせて5人か…」
「どうした」
「いや…何か足りない気がしただけだ。行こう」
二人は、会議室に向かって、歩き出した。
「今日話し合うのは、リサについてだ。皆、知ってい ると思うが、リサの一族…フィーネ家は、政府への 権力も大きい。慎重に進めることが求められる」
ジョットは、机の上の手を組んだ。
「というか、なんで今回レイアさんが狙われたの?
いくらボンゴレと関係を持っていても、命まで狙わ れるなんて」
ランポウが隣のGを気にしながら言う。
ジョットの顔が一瞬曇った。
「あれ…ボス……?」
「あの女と婚約してたんだよ。彼」
アラウデイがジョットを視線で示す。
「そうなんですか!?」
「昔の話だ」
低い声のジョット。それを見て、スペードは首をかしげた。
「しかし、あれほどまでの執着心……普通とは思えま せん。いくら以前婚約者だったとしても、今でもそ の相手に近づく女性を狙うとは…」
「!…それは」
「そいつの心の中に何かあるんでしょう。まあまあ、 いいではござらぬか。我々はとにかく、レイア殿を どうやって守るかを考えねば」
雨月が助け舟を出した。
「相手側…つーかリサはレイアの今の状況をどんくら い知ってんだ?」
「生きているということは知っているが、記憶喪失ま では知らないらしい。…フィーネ家に仕える僕の部 下によると、だけどね」
さすがというところか、秘密諜報部トップのアラウデイ。情報はぬかりなく得ているらしい。
「我々がリサからレイアを守っても、リサを納得させ ない限り、終わりはないでしょう。どうしますか、 プリーモ?」
スペードの問いに、ジョットは答える。
「車を手配しろ。リサと会ってくる」
「何だとぉ!」
急に聞こえた耳をつんざくほどの大声。
「?」
守護者たちは、皆、きょとんとしている。
「究極に危険ではないか!」
「ナックル!」
晴れの守護者、ナックルだった。
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