二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界—
- 日時: 2010/06/12 21:42
- 名前: ちー☆彡 (ID: Di8TedTz)
はじめまして。ちーと申します。
えっと、大好きな鋼の錬金術師と、学園アリスを混ぜてみました。
話はめちゃくちゃで、超駄文です。
ルール
①駄文だし、話はめちゃくちゃです。無理な方は、即座に戻るを押してください。
②真似、チェンメ、荒らしは受け付けません。
③シリアス気味です。だけど、ギャグもいれていきます。シリアス×ギャグの小説です。
④原作沿いです。懐かしの兄弟が出てきます。
この4つです。
ちなみに、スレ主ちーは、自分の事を、私とは呼びません。ちーと呼びます。まぁ、あまり気にしないでください^^;
それに、ちーは関西弁使用です。一応直しますが、京都住みの小6です。
この小説は、鋼世界に、蜜柑ちゃんが迷い込む小説です。
過去に、同じような小説があったようですが、それとこれとは違います。
これまでの説明を見ても、okだよ、という心の広い方は、よろしくお願いします。
*少しロックさせてもらいます。スイマセン
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- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界— ( No.33 )
- 日時: 2010/05/05 21:27
- 名前: ちー ◆m6M0e7LQrQ (ID: WRnRcXUM)
「で……うちは、そのあの子たちって言う存在の人を探さなあかんのや。守らなあかんからな〜」
「なんで、そのあの子たちって言う存在の奴を、蜜柑が守らなきゃいけねぇんだ?」
「うちが知るかいな」
蜜柑はため息交じりに呟いた。それに、そのため息には、これからどうしようかと言う意味もまじっていた。
エドワードとアルフォンスと離れた後、自分はどのように暮らして行けばいい?
食料不足でご臨終 水分不足で熱中症
「いややぁぁぁっっ!!」
いきなり首を激しく左右に振りながら叫び出した蜜柑に、エドワードとアルフォンスは腰を抜かすほど驚いた。
「どど、どうした蜜柑!」
「エドワードさんとアルと離れた後、うちはどうすればええんやーっっ!!」
蜜柑がおたけびをあげた瞬間、エドワードとアルフォンスは顔を見合わせた。
そして、アルフォンスが優しく言った。
「ねぇ、蜜柑ちゃん。僕達と、行動するって言うのは、どうかな?」
「ほえ?」
蜜柑は、一瞬状況が把握できなかった。
やがてそれが、エドワードとアルフォンスとともにいられる事だとわかると、蜜柑は花の様な笑顔を出した。
「うちも……一緒に居ってええんか?」
「僕は全然大丈夫だよ。さ、兄さんはどう?」
アルフォンスがエドワードに優しく聞くと、エドワードは腕組みをして、目を閉じた。
蜜柑は緊張でバクバクする心臓をおさえながら、エドワードの返事を待った。
「俺も、別にいいぞ。お前の力、結構頼りになりそうだしな」
「! ありがとな、エドワードさん!」
蜜柑が笑って言うと、エドワードは閉じていた目を開け、頬を赤らめながら言った。
「その……別に俺も、エド、でいいぞ? そう言う感じで言われるの、慣れていないんでね」
「分かった! よろしくな、エド、アル!!」
蜜柑はニコニコ笑って言った。
その後は、エドワードが眠り、静かな3人だった。
同時刻。蜜柑達が乗っている列車に、軍人の、ハクロ将軍が個室を取り、家族と共に乗っていた。
「わぁーっ!! お父さん! 速いね! すごいね!」
「ははは。あんまりはしゃぎすぎると、疲れてしまうぞ?」
列車の速さに興奮する少女を、笑いながらたしなめる。少女の隣には、少年も座っている。
「でも、仕事のほうは本当にいいんですか?」
ハクロ将軍の妻らしい女性が心配そうに尋ねる。
「なに、やっと取れた休みだ。仕事を忘れて家族サービスをしたって、バチは当たらんだろ」
だがその時、けたたましい音が響く。軍に所属している人間なら、それが銃声であると言うことはすぐにわかった。
直後、個室の扉が乱暴に開かれる。数人の男が手に銃を持って、ハクロ将軍とその家族に向けて構える。
「ハクロ将軍だな?」
確かめるように男の一人が言う。
「何だ、君達は! いきなり……!」
ハクロ将軍の鼻先に銃口が向く。それにはさすがの将軍も息をのむ。
「せっかくの家族団らんを、ぶち壊しちまってすまねえな、将軍」
扉の向こうで一人の男が形だけの、感情のこもっていない言葉を口にする。テロリストと言うのが最も当てはまる。死を撒き散らす瞳で将軍をにらむ男。
「楽しい家族旅行は終わりだ。ここからは、スリルと絶望の家族旅行と行こうじゃないか」
列車はテロリストに占拠されたらしい。
彼らは目的のために手段を選ばない。誰であろうとも、邪魔するものは容赦しない。
そして——。
勢いよく、蜜柑達が乗っている車両の扉が開き、銃を持ったテロリストが入ってきた。
「動くな! この列車は、我々“青の団”が乗っ取った! 抵抗すれば貴様らを撃ち殺す!」
「なっ……」
蜜柑は、息をのんだ。アルフォンスは、テロリストたちを見ている。エドワードは静かに眠っている。
ほかの乗客たちも、誰1人として抵抗しない。
「……アル……」
「どうしたの、蜜柑ちゃん」
蜜柑は、青ざめた顔をしながら言った。
「何か……やばい状態になってますか?」
この状況に、鈍感な少女がはっきりと気づくのは、もう少し後になるのかもしれない。
〜つづく〜
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界— ( No.34 )
- 日時: 2010/05/05 20:36
- 名前: 花桜 (ID: WRnRcXUM)
うぉぉぉぉ!?
蜜柑・エド・アル大丈夫かぁ!?
ハハハッ、蜜柑鈍感かぁ〜^^*
頑張れ、蜜柑!頑張れ、エド、アル!
そして頑張れ、ちー!
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界— ( No.35 )
- 日時: 2010/05/05 20:58
- 名前: 雪白 ◆2bmoujqRHk (ID: WRnRcXUM)
おぉっ!この物語はバルド!
と、言う事は……この後はやはり……;
更新お疲れ様です!!
GW終わっちゃいましたね……;
ショックです……。
それでは!頑張ってくださいね!
いつでも応援している、雪白でしたw
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界— ( No.36 )
- 日時: 2010/05/05 21:08
- 名前: ちー ◆m6M0e7LQrQ (ID: WRnRcXUM)
■花桜■
さぁw大丈夫なのでしょうかねぇw^^;
うん。蜜柑は鈍感な性格だからね……。
まぁ、皆で合わせ……!!
そしてちーも頑張るね!ありがとう、花桜!!
●雪白様●
そうです、バルドです!
はい……そのやはりかもです……。。。
終わっちゃいましたね……また面倒くさい学校です><
ありがとうございます!頑張ります!
読んでくれる人に感謝している、ちーでした^^*
- Re: 鋼の錬金術師×学園アリス —光と闇の世界— ( No.37 )
- 日時: 2010/05/06 19:03
- 名前: ちー ◆m6M0e7LQrQ (ID: ocKOq3Od)
「うん。一気に、騒がしくなっちゃった」
「ア、アル……。なんでそんな冷静なんや!?」
蜜柑が言った瞬間、蜜柑の頭に銃が突き付けられた。
蜜柑がおそるおそる後ろを向くと、テロリストの1人が、蜜柑の頭に銃口を突き付けていた。
「ゴチャゴチャうるせぇんだよ。子供<ガキ>」
「ひ、ひぎゃぁぁっっ!! ス、スイマセン……」
蜜柑が慌てて謝ると、テロリストは蜜柑の頭から銃を離し、眠っているエドワードを見た。
「……この状況でよく眠ってられんな、子供<ガキ>」
テロリストの1人が、エドワードの頭に銃を突きつけても、エドワードは起きる気配なし。
蜜柑は、よりいっそう慌てた。
「ア、アル! エド、撃たれてまうで!?」
「大丈夫だよ。……おじさん、兄さん、そんな事じゃ起きないと思うよ?」
アルフォンスの言葉に腹が立ったのか、テロリストは更に強くエドワードの頭に銃をつきつけた。
そして、運命の一言。
「ちっとは人質らしくしろ! この、“チビ”!」
「……あ」
アルフォンスがやれやれというように、顔に手を当てた。
蜜柑が不思議に思い、アルフォンスに尋ねる。
「どないしたんや、アル」
「いや。でも、禁句発言しちゃったなって思ってさ」
アルフォンスが言ったと同時に、すごい目つきでエドワードが目を開けた。
そして思いっきり足でテロリストを蹴りあげた。
「!? アル、禁句の一言とは!?」
「兄さん、身長の事言われるとすっごく怒っちゃんだよ! 兄さんが寝ていて、なかなか起きない時でも、それを言うと必ず起きるんだ」
蜜柑は苦笑いしながらアルフォンスの話を聞いていた。
だが、もう1人のテロリストが、エドワードの頭に銃を突きつけた。
「逆らう者がいれば、容赦するなと言われて——ゴフッ」
テロリストの発言も終わっていない間に、エドワードはテロリストをひざ蹴りした。
そのまま何度もぼこる。それが終わると、お約束の一言。
「だぁれぇが豆粒ドチビかーっっ!!」
「……アル。うち、身長の事だけは言わんようにするわ」
蜜柑は苦笑いしながら、アルフォンスに告げた。
アルフォンスも、そうした方がいい、と言って、深いため息をついた。
周りの人々が、茫然としてエドワードを見つめているのを、蜜柑は気づいていた。
「……つか、こいつら誰?」
「なんじゃそりゃっ!」
蜜柑はこけそうになった。(というかこけた)
蜜柑はこけてうったあごをさすりながら、エドワードに説明した。
「テロリストさんや。青の団……とかなんとか」
「へぇ〜」
エドワードは腕を組みながら聞くと、いきなりニヤッと笑った。
「黒笑みっ!」
蜜柑とアルフォンスは、同時に叫んだ。
エドワードは怪しげな笑いをしながら、テロリストに近づいた。
「俺にまた殴られたくなきゃ、仲間の人数はけ」
「…………」
黙っているテロリストを、エドワードが鋼の右手で殴ると、あっさりとはきました。
「へぇ〜了解。んじゃ、気絶してもらうぞ」
エドワードはそう言うと、首をたたき、テロリスト2人を気絶させた。
手をパンパンとはらいながら、エドワードは蜜柑とアルフォンスを見た。
「さてと、アル。俺は上から行くから、お前は下から、でどうだ?」
「オッケー」
アルフォンスは、蜜柑を見た。蜜柑も、アルフォンスを見つめ返す。
そして、蜜柑は力強く言った。
「うちも行く!!」
「そう言うと思ったよ」
こうして3人は別れ、一番前の車両を目指す事になった。
〜つづく〜
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