二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第四章— 《未来編》
日時: 2010/07/22 20:26
名前: 保持者 (ID: NdLDblhC)

がんばりたいと思います!
補習やら部活やらで最近大変ですが、更新がんばります!

:100クリック有難うございます!
実にうれしいです!


—夜空の使命

《全てを見透かしファミリーを在るべき存在へと導きある時はファミリーの敵となり仲間となる気ままな時空》

現在は未来編です。



・現在進行状況
—第一章— もう一つの原作の始まり 《日常編》
—第二章— 夜空と偽る霧 《黒曜編》
—番外編— ×××
—第三章— vsヴァリアー 《ヴァリアー編》 
—×××— 歯車
番外編で、またヴァリアー編に戻ります。
—第四章— 未来の夜空  《未来編》

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Re: 嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第三章— ( No.26 )
日時: 2010/07/21 20:20
名前: 咲嘉 ◆a/Q1v4rtkU (ID: X96rB3AK)

次が楽しみです!!!

どきどき・・わくわく・・

Re: 嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第三章— ( No.27 )
日時: 2010/07/21 20:36
名前: 保持者 (ID: NdLDblhC)

久しぶりに、学校に登校した。

影口が絶えない廊下を歩く。

「・・・——」
「刹那!久しぶりじゃねぇか!」
「師匠!心配したんですよ」
二人が駆け寄ってくる。
俺は、顔を起こして二人を見る。
「(そういえば今日は…雲戦、だったな…)」
「刹那?」
「何?」
「お前、本当のことを言え。何があった?」
「…!」
俺は少しだけ驚く。
山本は何かあったことを、悟っている。
俺は、別に、とだけ答える。

「・・・そうか・・・」
「師匠、俺たち何でもするからな!」
「・・・ん」

俺は、無表情で答えた。





黒曜センター…。

「凪、…いえ、クローム、お願いがあります」
「何ですか、骸様…?」

此処は精神世界だった。
花園が満開に咲き誇り、美しい景色だった。
そこに、少年と少女が立っていた。
「《夜空》の、彼女を頼みます」
「誰・・・ですか?」
「会えば、判ります」

そういって、骸は消えていった。




—物語は一気に進行した。


◆◆◆
コメ、有難うございます!
がんばります!

Re: 嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第三章— ( No.28 )
日時: 2010/07/21 20:40
名前: 咲嘉 ◆a/Q1v4rtkU (ID: X96rB3AK)

はい、がんばってください!!

応援してますwww

Re: 嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第三章— ( No.29 )
日時: 2010/07/22 12:45
名前: 保持者 (ID: NdLDblhC)

雲戦——…嫌な予感がした。

鼓動が早くなるのを抑え、俺は一応護身用に拳銃とナイフを一振り持った。
夜の校舎に向かう途中だった。

「・・・山本?」

「刹那。いい加減、話してくれよ」

思いつめた顔で山本はそこに立っていた。
あんな表情、始めてみる。
俺は唾を飲んだ。
「・・・出来れば、巻き込みたくないんだ」
「・・・」
山本は少し、黙って再度口を開く。
「・・・武が最近剣道を習ってたんだ。それと、関係があることなんだな」

—時雨蒼炎流…。

山本海は、継承されてない。

継承されないほうがいいだろう。


アレは——本来、人殺しの剣なのだから。


「大丈夫だ。俺が、山本武を守る」
「・・・俺が言いてぇのはんな事じゃねぇよ」
山本の殺気が俺に触れる。
怖いとは思わない——只。
見たことの無い、存在に驚いた。
「お前は、誰も信用しねぇのかよ。俺に何でも相談してほしいのに…」

—俺は、確信する。

コレが——友達と言う物なのか。

「・・・俺は、この戦いの全てが終わったら話そうと思う。だが、今はだめだ」
「今は——?」
「そうだ」
すると山本がやっと笑いを漏らす。
俺は?マークになる。
「じゃあ、明日な!」
「ん」
俺は、山本が去っていった後を見つめていた。
そして、夜空を見上げる。


—全てが戦慄をし始める。





「親父、さっき刹那に会ったぜ!」

「刹那君にか。仲良くしてもらってるんだろ?お中元持ってかなきゃな!」

ハハハ、と笑う親父を見て、俺は沈黙する。
俺の周りは、全て隠し事にされている。

だけど、俺は——。



——刹那を、信じる。



◆◆◆
応援有難うございます!
がんばって書きます。

Re: 嫌われ者の大空の兄−REBORN− —第三章— ( No.30 )
日時: 2010/07/22 13:35
名前: 保持者 (ID: NdLDblhC)

「・・・」

俺は夜の校舎に付いた。

初めて観覧する事に成るのだが——。
嫌な予感しか、浮かばない。
俺は、相手側のゴーラモスカを見た。

—ドクッ

知っている…この感覚は…。
「今日の主役の登場だぜ」
向こう側から、雲雀竜弥の弟、雲雀恭弥がスタスタと歩いて来た。

「キミ達…何の群れ?」

—ガクッ

俺は姿勢が崩れそうになった。
「ふぅん…目障りだ、消えないと殺すよ」
咬みが抜けてる…。
すると、向こう側にゴーラモスカが着地した。
フッと、雲雀が不適に笑う。


「そうか…あれを、咬み殺せばいいんだ」


戦闘狂め…。

俺は内心で呟いて、少しだけあきれた。
そして、俺達は戦闘フィールドに連れて行かれた。
「ここが・・・」
絶句した守護者達。
「そう、コレが雲の守護者バトルの戦闘フィールド」
チェルベッロが、命名する。

「クラウドグラウンドです」

雲の・・・運動場。
改造を施されていた。
「原型もクソもねぇじゃねぇか」
「なんということだ…グラウンドが・・・」
「ガ、ガトリング!?」

コレは・・・。

「雲の守護者の使命とは、何者にもとらわれることなく独自の立場からファミリーを守護する孤高の浮雲」

だからこんな構造になっていたのか・・・。
厳しい立場での、戦闘。
孤高を現す戦場。

「円陣を組むぞ刹那!」

笹川が俺にそういってきた。
円陣なんてやってたのか・・・。
俺は首を横に振る。
「俺はいいよ」
「何ぃー!?強制参加だ刹那!」
ガッと、首をつかまれ、無理やり円陣を組まされる。
雲雀は参加しない、のは当たり前だろう。

「ヒバリー!ファイッオー!」

凄く、恥ずかしいんだけどコレ。
俺は顔を抑えて、重い息を吐いた。


「それでは始めます、雲のリング。ゴーラ・モスカvs雲雀恭弥。バトル開始!」


—ドウッ

ジェットエンジンか。

「飛んだ!?」

俺は、バトルが始まると同時に近くに居た霧の守護者のクロームに近づく。
「あ、あの・・・」
「あぁ、多分骸から言われてるんだろ?それとも、幻華?」
「・・・骸様、から・・・」
クロームは、おどおどしながら、俺を見ていた。
「伝言・・・幻華を、よろしくって・・・」
俺はフッと笑った。


「判ったよ。《骸》」


俺は漆黒に染まった空を見上げる。



—さぁ、大空と対なる空は何を思い、何を感じるのだろうか。


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